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廃れることのない資産って?
私は、11年間、ヒールを履いて踊る
バーレスクダンスをしてきました。
セクシーにカッコよく
女性の魅力を表現する踊りです。
その期間に、ダンス発表で15回ほど
ステージに立ってきました。
私がダンスチームの一員として
クオリティーを落としてはいけないと強く感じて
毎日の練習は欠かしませんでした。
とはいえ、踊るセンスがなくて
思うように踊れなかったことも多々ありました。
先日、あるダンスイベントに出るために
チームでブラッシュアップしていたころのこと。
仲間から
「あけみさん、プロ意識ゼロよ!」
という言葉が投げかけられたんです。
なぜか
心にグサっと刺さったり
自己嫌悪に堕ちいったり
相手に悔しい気持ちが湧いたり
しなかったんです。
この自分の心の反応に驚きました。
まるで私は、心をもたないAIになったようでした。
これまでだったら
大きな衝撃を心に受けたはずなのに
それがほとんどなかった。
何が起こったかというと
私の心は、相手の想いだけにフォーカスされた。
本番まで残された日数は少ない。
私の練習が不十分なんじゃないかと
相手は不安に思っている。
そんな状態で、クオリティーの高い
パフォーマンスを魅せることは
到底ムリなはず!という
焦りや責任感から悲痛な想いが
膨らんでいる。
そんな妄想が
私の頭のなかにいっぱいに描かれた。
私は相手のアイデンティティーの中にある
深い価値観までを見ることができたようでした。
これはすごいことだった!
私の頭は、自分のコトなんて
考える暇がありませんでした。
こんなことができたのは
「アイデンティティーエキスパート養成」
という講座を受けきた成果です。
この講座は、相手がもつアイデンティティを
徹底的に見抜いていくものです。
そして、その先に価値観を見出せるようになる。
これは、ほんとうにすごい成果でした。
なにしろ、サド的だけれど天才的な講師は
何千という課題を私たちに
ニコッと笑って差し出すのだから。
それを楽しい~♪と思って
こなした私はマゾなのかもしれない・・・。
こんな、「爆量」アウトプットをしてきたからこそ
自分も相手も傷つかない状況をつくれた。
こうして、一生モノの資産を得ることができました。
決して無くなることも
廃れることもないもの。
それは、学びというもの。