ちゃんと声を挙げていこう!
不満がある人の一部は、声を挙げます。
その声は、多くの場合「世の中が悪い」「人が悪い」という他責です。
一方で、幸せな人は声を挙げません。
しかも本当に幸せな人は、自分の努力や実力で上手くいっているとは、
多くの場合、思っていません。
「お陰様で」「皆さんの力で」と感謝の言葉を述べます。
メディアは視聴率を上げないとスポンサーが付きません。
自分たちの報酬を維持するためには、高い視聴率を上げる必要があるわけです。
その時に、感謝の言葉を拾い集めたところで、視聴率は稼げません。
人の不幸は蜜の味。不平や不満の声を拾い集めた方が稼げるわけです。
だから多くの場合、世に溢れる声は、ほんの一握りの人の「不満の声」です。
そのために偏ったイメージが世論として広がってしまいます。
実は多くの黙々と頑張る人たちは、この声と考えが一致していません。
しかし声を挙げないので、あたかも少数派の意見が世論であるかのように、
メディアは伝え続けるわけです。
結果の世の中は、悪い方へ悪い方へと流れてきました。
多くの真面目に頑張っている人にとって、望まない社会へどんどん進んでいき、
結果として、多くの子どもたちや若者が苦しいでいるように感じます。
もうそろそろ声を挙げませんか?
言わなくてもいつかわかって貰えるだろうという考えは、
残念がら通用しないようです。
ちゃんと反論しないと、世界では間違っていることを認めたことになるようです。
「世界は誰かの仕事でできている」
某コマーシャルのキャッチコピーです。
その仕事を支えているのは、頑張る多くの真面目な人たちですよ。
働く意欲が極端に低い人でもなければ、Fireを望む人でもありません。
なぜか両端の人は声が大きいですが、割合で言えば少数だと思います。
本当に平和で安寧な社会を維持したければ、
聞くべき声は多数派の真面目な人の声だと思っています。
確かに退屈かもしれません。視聴率も稼げないと思います。
それでも平和で安寧な社会を望むなら、考え直すべきだと私は思います。