エピソード#104 結果的にいろんな方が協力してくれたと感じた出来事
2015年のエピソード。
今日は朝から社長である夫と二人で行動してて、ちょうど 利用者様を送迎した帰り、ある道路の横断歩道の真ん中で 前傾姿勢で今にも倒れこみそうな おじいさんがいた。
とりあえず、車を道路の端に寄せてもらい、夫には 待機してもらい、私が様子を見に行ってみた。
歩行者用の信号が赤なので 他の車が徐行しながら おじいさんを避けていく。
私は 歩道から「動けないんですか?」と話しかけてみるけど なにかブツブツ下を見て呟いている。
「なにか探しているんですか?」と声をかけるが、同じくブツブツ。
酔っぱらってるのかな?とも思い、もし暴力を振るわれたらいけないなーとも思って 警察にお電話させていただいた。
ただ、おじいさんはまだ道路の ど真ん中。
歩行者用の信号が青になったので おじいさんに近寄り、「危ないから歩道に行きましょう」と一定の距離を保ち、話しかけてみたけど、動いてくれない。
見かねたのか、あるご婦人が来てくださり、おじいさんと腕を組み、私にも逆の腕を組むように言い、二人でおじいさんを歩道に誘導。
そうしたら おじいさん、歩道に座り込んでしまった。
そこは、駐車場の出入り口。
車が出れず、「早くおじいさんを動かしてくれよ」と怒鳴られた(;_;)
その辺りでは このおじいさんが道路の真ん中にいるのは よくあるようで、「まただよ」という感じらしい。
怒鳴られたけど、めげずに おじいさんに話しかけ「ここは危ないから もう少しこっちに行きましょう」と何度か言ったけど、無理。
そんなやりとりをしていた中、怒鳴ったおじさんが「そんなに優しく言ってもダメだよ!」とさっきよりは口調は柔らかいけど、一言。
なので、「お手伝いするから立ってね」と座っているおじいさんを後ろから抱えて立たせようとしたけど、完全に脱力しているので、脚にも力を入れてくれない。
車で待機していた夫が さすがに走って 助けに来てくれた。
ようやく、駐車場前からおじいさんを移動できた。
そしたらさっき、怒鳴ったおじさんが、
「あんたたちも仕事あるだろ?警察来るだろうから 行っていいよ。」と言ってくれた。
どうしようか迷ったけど、安全な場所には移動したから、大丈夫かなと思い、離れようとしたら お巡りさんが来てくれたので あとはお任せして離れました。
今回のような時、利用者様の送迎中だったら、110番に電話するだけだったかもしれない。
暴力振るわれたらどうしようとも 一瞬思ったけど、やっぱり、道路の真ん中におじいさんがいたら、なんとかしなきゃと思った。
それは 夏に天国に旅立った63歳の叔父が 若年性の認知症もあり、夜中に徘徊したことがあったからかもしれない。
結局、今日は 結果的にいろんな方が協力してくれたと感じた出来事でした。
あとから振り返ると、私、勇気あったな~。
自分で自分を誉めてあげよう\(^-^)/
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