見出し画像

台風の動きに悩まされながらの遠方送迎でした

社長 河瀬豊の記事です。

数日前のエピソード。

熱海市内の病院から、愛知県西三河地区の病院まで、呼び寄せ介護転院搬送でした。

転院元病院の相談員様から、お問い合わせいただいたのが、10日ほど前。その時点では台風10号の影響は、ほとんど気にかけておらず、全行程陸送の場合と、新幹線連携搬送の場合、概算、それぞれのメリットとデメリットをご提示しました。その後、ご家族の希望で、新幹線連携搬送でお願いしたいとの連絡がありましたが、台風の進路が怪しくなり、また転院の日時が決まった段階では、台風の影響による新幹線の運休などが懸念された為、全行程陸送で対応出来る様にスケジュール調整し、提案しました。

中長距離転院搬送の際に、特に当社で重要視しているのが、次の3点です。1.患者様の安全、より快適に移動時間を過ごせること。2.転院先へ予定通りの時間に到着すること。3.ご家族の介護負担の軽減。

この3点を重要視して、刻々と変わり、予想が難しい台風の進路をもとに、どの方法が最善かを考え、搬送前日までに次の様な方法で提案しました。

1、新幹線の運休リスクを考え、全行程陸送とする。2.新幹線運休のリスクと、ご家族の負担軽減を考え、ご家族は転院先病院で待ち合わせとする。3.東名及び新東名の通行止めや速度制限による、所要時間の増加を考え、出発時間を2時間早め、8時出発とする。4.リクライニング車椅子とのご要望でしたが、搬送時間が長くなることを想定し、ストレッチャーに変更。このうち、出発時間を8時にすることや、ご家族が現地待ち合わせにすることに対して、転院元病院は快くご了承してくださったので、とてもありがたかったです。

最終的に前日に方針を決めて、当日7時30分に出庫。転院元病院では、送り出しがスムーズでお見送りもしてくださいました。その後、出発時点では東名よりも新東名の方が通行止め区間が短かったので、新東名に進みましたが、新静岡から通行止めの為、高速を降りて、静清バイパスに迂回、その後は東名の焼津インターから今度は東名に乗り、そこからは通行止め区間は無く、順調に進みました。とは言え、通常であれば3時間30分の行程が6時間になりましたので、道中では添乗看護師が、可能な限りの体位交換や除圧、バイタル測定などを行うとともに、現地で待つご家族や相談員に途中経過を電話で随時報告。結果として、転院先病院に指定された14時の少し前に到着、病院長自らお出迎えしてくださって、時間通りに到着しましたね。長旅お疲れ様でしたと、患者様だけでなく、私たちにも労いのお言葉をいただき、とても嬉しかったです。現地集合のご家族からも、とても感謝されご丁寧に西三河地区のお土産をいただき、最後は私たちの姿が見えなくなるまで、お見送りしてくださいました。良いお仕事をさせていただきました。

愛知県西三河地区は、かれこれ20年ほど前、ジェットスキーのレースで良く訪れた場所でした。その時の記憶がかすかにあり、初めて訪れた病院でしたが、迷わず到着出来ました。人生において、無駄な経験はないのだなと、改めて実感しました。

#熱海 #夫婦 #移住 #起業 #伊豆おはな #介護タクシー #熱海市消防本部認定第一号患者等搬送事業者 #階段介助 #訪問介護 #介護保険 #自費対応 #介護福祉士 #看護師在籍 #介護ナース #ナースドライバー #通院 #入院 #退院 #転院 #観光 #外出 #三世代観光 #連携 #心のバリアフリーを広げたい #夢を叶えるお手伝い #介護タクシーの魅力を伝えたい #看護介護の魅力を伝えたい #ユニバーサルツーリズム

いいなと思ったら応援しよう!