伊豆旅行記
3/4(土)〜3/5(日)にかけて伊豆旅行をした。伊豆に行くのは4年半ぶりだ。今回も一緒に行った相手に運転を任せきりで悪い気もしたが、私の運転免許はもはや運転許可証ではなく身分証明書としての価値しかないので仕方がない。
横浜で待ち合わせをしてレンタカーを借りる。レンタカー屋さんは初めてではないのでスムーズに向かえて良かった。レンタカーを借りたあとは大室山に向かった。大室山は、700年以上続く山焼きが毎年早春に行われるため一年生植物で覆われてよく目立ち、伊東市のシンボル的存在らしい。野焼きって山全体でやることもあるのかと思った。リフトで山頂へ行き、山頂の外周(?)を回れるという形だった。土曜日で快晴ということもあり人はそれなりに居た。富士山が見える標高580mの山頂はどの角度を眺めても景色が良かった。事前学習が足りず普通の山を想像していたのでピクニック気分でおにぎりを握ったが、机と椅子に売店というイメージとは違う場所でおにぎりを食べた。
大室山を下山したあとは怪しい少年少女博物館に向かう。此処がめちゃくちゃ良かった。小学校をコンセプトとされた外観の建物に入ると受付がある。受付の周りにはたくさんの本が置いてあるのだが「セックス大百科」等の性に関わる本が多く、他は「大麻大百科」等があった。入口から怪しさ満点で最高だ。「怪しい」と冠している通り、一種カルトやサブカルチャーな雰囲気に浸っていた。怪しい人形が山ほど飾られており、一部の人形には異常な数の御籤が結ばれている。一部の人形が動いているのがかなり気味悪かった。
何故かファミコンが置いてあり「星のカービィ」「スーパーマリオカート」「美少女戦士セーラームーンR」「す〜ぱ〜ぷよぷよ」等色々なカセットが並んでいた。ファミコン触るのは初めての経験だった。カービィはDS等で少しやった事があったし、ルールは殆ど同じだったが、使ったことのないコントローラーの操作に戸惑った。このカービィは1995年に発売されたもののようだった。年上じゃん。
奥に進むとお化け屋敷があった。このお化け屋敷は入場者が接近するとセンサーによってからくりが動くなど、凝った作りになっていて「おお!」「わあ!」と良いながら楽しく進んだ。昔はかなりお化け屋敷が苦手だったが、昨年の夏に私がお化け屋敷で苦手なのはお化けのフリした人間だということを学習していたのでそこまでビビらず進めたと思う。
博物館を出たあとは宿に向かう。宿は事前に知らされていた部屋より大きくて驚いた。予約する部屋を間違えたらしい。女性は浴衣のサイズと色を選べるのも低身長の私には助かった。泊まった宿は富士山が眺められる露天風呂がある。そこまで人も多くなくゆったりと温泉を楽しむことが出来た。
温泉を上がったあとは近くに飲食店が豊富ではないとのことだったので、一緒に旅行している相手の部屋に行き事前にテイクアウトを予約していた海鮮丼を食べる。金粉がかかっていて凄かった。私は前日の3/3もひな祭りなので家でちらし寿司を食べていて二日連続の海鮮とお米の組み合わせだったが、美味しく食べられた。
食事を終えてゲームをすることになった。サイコロの出た色の棒を引き抜きボールを落とした数が少なかった方の勝ちというシンプルなボードゲームがかなり楽しかった。ボードゲームが好きだからかもしれないが。
これを何戦かしたあとSwitchのゲームをした。野菜のキャラクターがブーメランで殺し合うゲームがあり、ブーメランを使うのがめちゃくちゃ下手で最初は殺されてばかりだったが、途中から私はもう一つの武器であるナイフで至近距離に詰めて敵の野菜を切るのは上手いことに気付いてそれで戦った。他にもアソビ大全をして自称オセロが強い私はプライドをかけてオセロをして勝てたので良かった。ボードゲームが好きなのだがボードゲームは基本一人ではできないという難点がある。オセロはその点コンピューター相手でも出来るのでスマホで一生やっていた時期があったので勝てた気がする。
いい時間になったので自分の部屋に戻る。明日の支度をして眠りについた。
目が覚めたら寝坊していた。朝が弱いので気を付けていたのに駄目だった。因みに私はここから三日間連続で寝坊する。誰か殺してくれ。相手の「温泉でも入ってゆっくり支度して!」という言葉に甘えて温泉に入ってゆっくり支度した。これが寝坊した人の態度か?
宿を出て三島スカイウォークへ向かう。この橋は400mもあり絶対に一往復はするので800mも歩いた。安全対策バッチリ! というようなことが書いてあっただけあり、400mよ橋にたくさんの人が乗っているのにビクともしなかった。パノラマパークもありパノラマを眺められたのも良かった。こういった小さなものが大好きなので。
スカイウォークを出て帰り道に箱根のサービスエリアに寄った。謎にエヴァンゲリオンが推されており少し面白かった。私のその日の夕飯は焼肉と決まっていたので比較的夕飯時にキツくならなそうなうどんを啜る。うどんはどこで食べてもあまり外れないのが助かる。うどんを食べ終えて横浜まで戻った。
私は一人では旅行しないので毎回誘ってくれる人々には感謝しかない。伊豆も楽しかったので良かったです。
それでは、また。