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恋人には私を幸せにすることに責任を感じないでほしい

つい2年半前まで、私は自分を愛せなくて苦しかった、ということにも気づかずに暮らしていた。

苦しくて二進にっち三進さっちもいかないと思っていた頃、私は「自分を愛する」という概念に出会った。

そこからゆっくり時間をかけて、いまの状態まできた。

つい数か月前には、「私は何があってもなくても、もう十分に自分で自分を幸せにできる」とついに思えたから、恋人と交際を始めることにした。

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私は私を幸せにできる


昔の私は、恋人や誰かに私の幸せを委ねていた。

私のことを幸せにしてほしくて、期待通りでないたびに「私は大事にされていない」と落ち込む。どうしてほしいか、対話もしないくせに。

それは私が私を大事にしていないという状態なのだと知ったのが2年半前。それから自分を愛する、大切にするとはどういうことなのかを学び始めた。

いまの私は、十分に自分を大事にできると言える。途中にコーチングに出会ったことはほんとうに大きかったし、ひとりでも十分に幸せ。

私は幸せになるために、私をドイツに連れてきた。

そのドイツで素敵な家に出会えて住めて、家にひとりで居ながら「幸せだ……」と感情を味わう時間が好きになった。

それくらい、何があってもなくても、私は私を幸せにできるようになった。

だから次は「誰かと居る」ことを学ぶのだろうと思っていたら、急展開で恋人ができた。そんなことを書きためているのがこのマガジン。


恋人には自分を一番に愛してほしい


むかしTwitterか何かでみて、心に残っている言葉がある。

「私は勝手に幸せになるから、あなたは私を幸せにすることに責任を感じないで」、という感じの言葉だったと思う。(記憶があいまい)

もうたぶん、5年以上前に出会った言葉だと思う。

当時の私は「自分を幸せにする」を本来の意味では理解も実践もできていなかったけれど、この言葉は心に残った。

この言葉を、私も恋人に伝えたい。

私は十分に自分を愛して幸せにできるから、あなたも自分を幸せにしてと。あなたを一番に愛して幸せにできるのは、他でもないあなたなのだからと。

私を幸せにすることに責任を感じないでほしいし、幸せになることの許可を十分に自分に出してほしい。

何があってもなくても、人はみな価値があって尊くて愛される存在だと心から思っている。

もはやこれは私の信念の1つになった。恋人や私の大事なひとたちに、くり返し伝えていきたいこと。

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