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私の心を大事にしてくれる恋人が愛おしい

10月になった。春に恋人ができて数か月が経ち、私たちは最近またお互いのことを話している。

この数か月でお互いのことは知ってきたけれど、それはまだ互いの人生の数分の1なわけで。知らないことがあることを私は時おり不安に感じたりする。

恋人のいいところは、そんな私の気持ちをむげにしないこと。「じゃあもっと話をしよう」と時間を作ってくれる。

そんな恋人の姿勢が、私は涙が出るほど嬉しい。過去には、教えてもらった家族構成すら嘘なんじゃないかと疑うような恋人がいたことがあった。

まあ、そういう恋愛をしていたのは、私の内面に問題があったのだけど。そんな話はいまはどうでもよくて、いまここの愛おしさを大事にしたい。

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人生の話をする


私たちはよくお互いの話をする。思考や思想のことを話したりもするし、最近は未来のために過去の話をしたりもする。

私たちはまだ出会って1年も経っていなくて、過去のことは知らないことだらけだから、互いの話をしてはギャップを埋めている。

「aimiのことを教えて」と聞かれる時、私は何を話せばいいのかわからなくて、にごしてしまうことが多かった。

でも最近は、好きだから、一緒にいたいから過去のことを知りたいという気持ちがわかってきて、私も彼に「聞かせて」と言うようになった。

恋人から投げられた言葉や関わりを、私は一歩遅れて理解することが多い。それは愛情の差とかではなくて、単に生きてきた文化の違いだと思う。

日本で生きてきた私と、違う国で生きてきた恋人は、やっぱり当たり前のようにコミュニケーションが違う。

日本にはないコミュニケーションを、私は恋人から体験する。その後少し時間をかけて、そのコミュニケーションに至る感情を自分の中から見つけている。


恋人が愛おしい

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