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ハッスル餃子を食べてハッスル!

餃子が好きだ。焼き餃子が好きだけど、フライパンに貼り付いてうまく焼けないので水餃子。揚げ餃子も好きなんだけど揚げものしないから水餃子。もともとあっさりした味が好きだから、うちで食べる餃子はいつも茹でてポン酢をかけるだけの水餃子だ。

高崎に引っ越してから、「ハッスル餃子」の存在を知った。知人によると「マツコの知らない世界」で紹介されていたらしい。その話題のハッスル餃子を、週末通っている道の駅「ららん藤岡」で見かけたのは半年前。写真のとおり、餡と皮が包む前の状態で売られている。消費期限は二日。買ったらすぐに食べろという生鮮食品。パッケージもちょっと怪しくて、手を出すのは勇気がいった。

餃子くらい自分で作れる。実家で教わった豚ひき肉と白菜と玉ねぎとニラの餃子。塩で玉ねぎと白菜を揉んで水気を切ってからニラと肉を加えて、味付けは醤油、酒、ごま油、ほんの少し砂糖、味の素パラリと隠し味が我が家の味。他所でわざわざ買わなくてもとも思ったが、群馬のソウルフードと聞いて、エイッと買ってみた。1パック750円。2人分にしてはけっこう高いなぁと思いながら。

食べてみた感想は、大大大満足。もうすでに何度もリピートしている。1パック、餃子30個を包む作業が面倒でも、茹でて旭ポン酢をかけて食べると、少し厚めの皮が口の中でモチモチと踊る。野菜たっぷりの餡のあっさりとしていながら余韻のある旨味。ああ、ビール飲みたい。ああ、お代わり…。

せっかくの年の瀬なのに、自粛自粛でなかなか外に飲みにも行けないから、家族みんなで餃子を包んで、茹でたてをはぐはぐ食べる忘年会なんてどうだろう。ちなみに、うちは2人で1パック30個、軽く平らげてしまう。ホームページをみたら、実は5人分だったのでおどろいた。

2020年、疫病に翻弄された一年だったけど、この餃子を食べるときだけは気苦労をサッパリと拭い去って、新たな年をウキウキと迎えられるようにハッスルしたいものだなぁ。

皆さん、ハッスル餃子を食べてハッスルしましょう♪

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