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猫と新生児

私は猫がとっても好きである。あの猫の気ままな感じがとても良い。
こっちが構っても絶対に来ないくせに、こっちが諦めて静かにしてたり、帰ろうとすると擦り寄ってくるあの感じがもうたまらん。めちゃ可愛い。好き。

猫カフェに行ったらまず私はとにかく座る。座り方は絶対にお姉さん座り。足と足の間の隙間は猫にとって座ったり寝やすいスポットになると私は長年の研究の末、悟った。
座ってぼーっとしたり、携帯を触る。そうすると、そのうち猫様の方から私の様子を伺いに来る。そしたら勝ちだ。まず鼻先に指をそろーっと近づけて挨拶。顎先からマッサージをさせて頂く。お客様に気に入ったサービスを提供できれば、あとはお客様が私の足をベッドとして使用して下さると言うわけだ。光栄です。

猫様が足の間に収まって寝ている時の空気感は、新生児が落ち着いて腕の中で寝始める空気感と少し似ている。

猫も新生児も、落ち着かないとこちらにざわざわとした空気が伝わってくる。猫も新生児も眉間に皺が寄る(と私は思う。)
段々と落ち着いてくると、空気感が穏やかになる。この空気感を感じると私も穏やかな気持ちになったりする。

猫も新生児も、穏やかな空気感になるとあまりそこから動きたがらない。新生児は、ベッド(コット)に降ろそうと私が動いた瞬間、一気に空気がざわざわする。
猫は決して動こうとしない。私が腰をあげようとしても凄いバランス能力で永遠に足の隙間に収まろうとする。

この空気感を感じている人、他にもいないだろうか。

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