見出し画像

【プロンプト実験室 vol.10】Luma AI 「Dream Machine」Midjourneyから動画生成してみた!

プロンプト実験室へようこそ!

おもしろ画像やおしゃれな画像、魅力的な画像を生成するプロンプトと、生成画像をご紹介しています。

Luma AIからリリースされた「Dream Machine」使ってまよね?

ただ、プロンプトに何を入力するか迷ってる人も多いのではないでしょうか?

本記事では、Luma AI 「Dream Machine」で実用的なプロンプトを検証。実際の生成動画も載せているので、プロンプトで悩んでる人はぜひご参考ください。

Luma AI「Dream Machine」を使えば誰でもこんな動画が生成できます。



Luma AI 「Dream Machine」の基本

Luma AI 「Dream Machine」で動画生成する方法は非常にシンプル。

  1. プロンプトのみで生成

  2. 画像+プロンプトで生成

のどちらかです。

プロンプトから生成する場合は、画像生成と同様にプロンプトの7大要素が基本になります。7大要素について詳しく知りたい人は下記記事をご覧ください。


動画生成おすすめは「画像から」+「Enhance prompt」あり

「Dream Machine」は画像からの動画生成の評判がいいようなので、Midjourneyで生成した画像から動画を作成してみます。

また、「Enhance prompt」は、チェックしておくと簡単なプロンプトでもいい感じの動画を生成してくれます。

なので、初めての人はとりあえず、

「もと画像」 +「Enhance prompt:チェックあり」で生成してみるのがおすすめです。

もと画像ありの場合、すでに主題や背景、画風などが画像に含まれるため、これらに関するプロンプトは不要なようです。(LUMA AIのFAQ参照)

テキストから画像を生成する場合に、詳細なプロンプトを入力する場合は、チェックを外すといいようです。


画像から動画生成!カメラアングルがポイント!?

画像から動画生成する場合、プロンプト効果が反映されやすいのが、カメラアングルに関するプロンプトです。(たぶん…)

動的なカメラアングルのプロンプトを記述することで、生成動画をある程度コントロールすることが可能です。

動画生成で使えるカメラプロンプト

カメラ撮影で代表的な下記の手法でどんな動画が生成されるか検証してみます!

1.パン (Pan)
2.チルト (Tilt)
3.ズーム (Zoom)
4.トラッキングショット (Tracking Shot)
5.ドローンショット (Drone Shot)
6.ハンドヘルドショット (Handheld Shot)


1.パン (Pan)

一応、カメラは動いてくれてました。なお最後の振り向きはAIのアドリブ。

  • 説明: カメラを水平に左右に動かします。

  • 用途: シーンの全体像を示したり、キャラクターの視点を表現したりするのに使われます。

  • 例: 戦場の全体像を捉えるために、カメラを左右にパンして戦場全体を見せる。

Pan the camera to the left.


2.チルト (Tilt)

見上げるというよりも、見回す感じ。もと画像も重要になりそう。

  • 説明: カメラを上下に動かします。

  • 用途: 高さの異なる被写体を強調したり、キャラクターが上下を見渡す視点を表現したりします。

  • 例: 高層ビルの下から上にチルトして、その高さを強調する。

Tilt the camera to move it from bottom to top


3.ズーム (Zoom)

指示通り、顔にズームしてくれました。一応成功か?

  • 説明: カメラレンズを操作して被写体に近づけたり遠ざけたりします。

  • 用途: 被写体の重要な部分を強調したり、視覚的なインパクトを与えたりします。

  • 例: 重要な手がかりを見つけたときに、カメラがズームインしてその手がかりを強調する。

Zoom the camera in on your face.


4.トラッキングショット (Tracking Shot)

カメラは追跡してる風ですが、腕が動かない..。動画生成あるある。笑

  • 説明: カメラが被写体と共に動きます。

  • 用途: キャラクターやオブジェクトの動きを追跡し、動きの連続性を保つために使われます。

  • 例: キャラクターが走るシーンで、カメラが同じ速度で並走して動きを追跡する。

Tracking shot of running


5,ドローンショット (Drone Shot)

いい感じでカメラが上昇してくれました。背景のクオリティがちょっと低めなのが残念。

  • 説明: ドローンを使用して空中から撮影します。

  • 用途: 広大な景色や建物の外観を上空から捉え、視覚的に壮大なシーンを作り出します。

  • 例: 映画のオープニングで、都市全体を上空から見せるためにドローンショットを使用する。

Spectacular scene with drone shot.


6.ハンドヘルドショット (Handheld Shot)

カメラを持ったまま歩いてくれました。歌っているもプロンプトにいれておいたのですが、これは無視されました..。複数の動きは難しいかも。

  • 説明: 手持ちカメラを使用して、カメラの動きを自然に見せるます。

  • 用途: ドキュメンタリー風のリアリズムや、緊張感を高めるために使われます。

  • 例: アクションシーンで、キャラクターの視点を強調し、緊張感を高めるためにハンドヘルドショットを使用する。

Handheld shot of her walking and singing


まとめ:Luma AI 「Dream Machine」プロンプト検証!生成動画を見てみて!

今回は、Luma AIからリリースされた「Dream Machine」で使えるカメラアングルのプロンプトについてご紹介しました。

  1. パン (Pan)

  2. チルト (Tilt)

  3. ズーム (Zoom)

  4. トラッキングショット (Tracking Shot)

  5. ドローンショット (Drone Shot)

  6. ハンドヘルドショット (Handheld Shot)

プロンプト通りに動いてくれないこともありますが、これまでの動画生成AIのように顔が崩れたり、別人になったりすることはありません。

簡単なプロンプトで、もと画像を維持したまま、動画が出来ちゃうようになったのは大きな進歩です。画像からの生成ならMidjourneyとも相性良さそうです。

まだまだ効果的なプロンプトもありそうなので、試してみる必要がありそうです。

あと、これから「sora」「Gen3」とリリースされるので、ますます動画生成がヤバそうな雰囲気。

今回は以上です。

いいなと思ったら応援しよう!