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【ポケモンSVゼロの秘宝】『例のモチ』を実際に作ろうとしたら原作並に大変なことになった の巻
⚠️注意!!⚠️
本記事には『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット 有料追加コンテンツ ゼロの秘宝』のストーリーの一部ネタバレが含まれています。
あまりにも核心的なモノはなるべく入れないよう執筆していますが、ネタバレを完全に避けたい場合はブラウザバック、ゼロの秘宝クリア後の閲覧を強くお勧めします…!!(でも既に公式も色々と情報公開してるけどね)
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どうも、猫ミームはAvicii catが一番好きなのに全然世間で使われてなくて「huh?」ってなってるあいまいうさにゃん.JPEGです。
さていきなりですが2月のポピュラーな行事といえば、
節分、バレンタインデーがありますね。(明日から3月だけど)
今回はその2つを織り交ぜつつ、先月の配信から大きな盛り上がりを見せている『ポケモンSV ゼロの秘宝 番外編』要素も混ぜ込んだ企画を考えて来ました…!
それは…こちら!!
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ハイ、というわけで作中であんなことやこんなことを引き起こした例のヤバいモチを、あろうことか現実に呼び起こしてみようと思います…!!
…気でも狂ったんじゃないのか?
ゼロの秘宝番外編をプレイして、モチ(もといアイツ)が起こした一連の事象を見ていたJPEGは思ったのです…
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このモチうまそー…と。
どう考えても食すべきではないヤバさ満点のモチですが、食欲と好奇心で出来ているJPEGにはアレが無性に美味しそうに見えてしょうがなかったのです。
しかもゼロの秘宝およびこのモチには鬼がらみのエピソードがあるので節分要素、チョコはないけどお菓子作りをするのでバレンタイン要素が確保できます。
(2月にコレをやれば季節感があってちょうどいい記事が書ける…!!)
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布団の中でそんな事を思いついたJPEGは、翌日さっそく制作してみることにしました。
👺<判断が早い!
…ちなみに今回は本当に唐突に即興で作ったため、買い出しはせずに家にあった材料だけでなんとかしています。…べ、別に手間と出費を惜しんだ訳じゃないんだからね!?
それでは、クッキング・スタート!!
挑戦1回目
さあ、いよいよモチづくり開始。
まずは試作品第1号の材料を紹介します。
・切り餅 2個
・きな粉 小分けパック1袋
・砂糖 適量
・片栗粉 適量
・ゆかり 適量
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今回あのモチを作るにあたって重要なポイントは、
・ドーナツ型の丸い形状
・ヤバさ漂う紫色
・作中で食べた人物いわく『ほのかな甘み』の3点。
そこでJPEGは、
・きな粉と砂糖でほのかな甘みを出しつつ成型
・ゆかりを混ぜ込むことで紫色を出す
この作戦でいってみることにしました…!
さあ、やるぞー!!
手順①
耐熱容器に餅を入れて水に浸け、柔らかくなるまで電子レンジで加熱する。
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ベースとなる餅の準備はこれでOK。超簡単!!
② 木べらで餅をほぐしながらきな粉と砂糖を練り込む。
この時点ではまだ普通のきびだんご風のおモチ。
ぶっちゃけもうコレで食べたいですが、肝心な色付けの工程に移りましょう。
③ いい感じの紫色になるまでゆかりを混ぜ込む。
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ゆかりの採用理由は紫色の食材がこれぐらいしかなかったから。
とりあえずイイ感じの紫色を目指して混ぜ混ぜしていきます。
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(…思いのほか紫にならないな…もっと入れてみるか)
…とまあ、振りかけては混ぜてを繰り返し、納得のいく色合いになったところでいよいよ総仕上げ。
④ 片栗粉を軽くまぶして1口大に分け、ドーナツ状の形にしてできあがり。
ベタつくおモチの表面に片栗粉をまぶしてどうにかこうにか形を整えていけば…
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じゃじゃーん、できあがり!!
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どうでしょうか…?
即興一発目で作ったにしては、なかなかの再現度だと思いませんか…!?
イマイチゆかりが混ざりきらずまだら模様になってしまいましたが、パッと見しっかり紫色になっているでしょう…?
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ひとまずそれなりの見た目のものができて喜ぶJPEG。
それでは気になるお味の方も、早速確かめてみましょう!!
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いただきます…!!
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………
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!?!?!?
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ぎえああああああああああああしょっぺえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええああえええええおとえええええええええああえええああたあええええええ!!!?!?!!!!!?!!?!!!!!!!??
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冷静に考えてみればそうだ、
ゆかりって、めちゃくちゃ塩入ってるよな…
思いつきと勢いで作った最初のモチは、ひでん・しおスパイスそのものかのような塩味の塊と化していたのでした。
1口齧るごとに生理的拒絶反応がほとばしるその様は、まるでしおづけでHPを削られるかのよう。
こ、こういうのよくないとおもいます…!!
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試作品第1号から早々に原作とは別ベクトルな毒物を作ってしまったJPEG。
…が、せっかく作ったものを食べずに捨ててしまうのがどうにも許せないJPEGは、なんとかこれを平らげようと奮戦します。
(お湯に、お湯にくぐらせれば、塩分が落ちるかも…!)
そう思い、軽く茹でることに。
───数分後、
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…ベトベターのどくそ?
すっかりふやけて形を失ったソレは、毒々しいモチから毒そのものに変貌していました。あと全然しょっぱい。
わやじゃ………
ますます食べづらくなったものの、ここで自分の信念を曲げるわけにもいかないので…
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最終的にグリルで焼いて、半生のおかきみたいにして完食しました。
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大量の塩分と屈辱を味わい、途方に暮れるJPEG…
(はぁ、今回は大失敗オチか…)
…と挑戦を終わりかけたとき、『あるモノ』が目についたのでした。
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(こ、これは…!!これなら、あるいは………!!)
挑戦2回目
そしてすぐさま始まった再挑戦。
大して色付きが良くなかった上に塩分過多な、あとそもそもあまり好きじゃないゆかりに代わって使ってみることにした材料は…こちら!
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ブルーベリー&プルーンのジュース…!!
突如現れたこのジュースは、JPEGが試作品第1号を作っている間に家に帰ってきた父親が買ってきたモノでした。
コップに注いだところ、鮮やかな赤紫であることを確認。
自然な甘さで全然しょっぱくない…(あたりまえ)
コレならいけるかもしれない…!!
試作品第2号の材料
・切り餅 1個
・砂糖 適量
・ジュース 適量
・片栗粉 適量
色がおかしくなることを危惧し、今回きな粉はパス。
手順
① 前回同様餅を加熱(今回は1個だけ)。
② 小さめの鍋にジュースを少量注ぎ、砂糖を加えて煮詰める。
③ 十分煮詰めた②を①に練り込む。
今回はジュースを使って、色付きのシロップを作る作戦に出たJPEG。
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濃縮されたジュースはピンク寄りの赤紫色になりつつ果実の良い香りも漂い、モチとの混ざり具合も良好。
これは結構いい感じなのでは…!?
④ 片栗粉を軽くまぶして1口大に分け、ドーナツ状の形にしてできあがり。
そうこうしてる間に最後の工程。
いい感じに色付いたモチを成型して…
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成型して…成型…成k………あっ………
…っ、このっ………んっ………ふっ…ん゙っ………!!
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ぎゃあああああああああべちゃべちゃでまとまんねえええぇぇええええぇぇええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!(憤怒)
思わぬ誤算。
前回に比べて水分量が増えたせいか、モチが全然いうことをきいてくれなくなりました。
手にみずあめボムのようにくっつくばかりで、一向にまとまる気配のないモチのような何か。
…やむなく成型を断念して、ひと塊の状態で完成としました。
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出来上がったものがこちら。
ひとまず色味はいい感じになりましたね…
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さて、肝心の味は…
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…おお、普通にイケる…美味しいぞコレ!!
ブルーベリーとプルーンの甘みが普通にいい感じ…!!あと全然しょっぱくない!!
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…だけどめちゃくちゃべちゃべちゃで、モチというよりはあまいミツ………ってのが率直な感想!
モチではないなコレ…!!
こうして食べられるだけまだ全然マシな試作品第2号を作って、この日はとりあえず切り上げることにしたJPEG。
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しかし1号、2号いずれもゲームに出てくる本物とはかけ離れており、消化不良感が否めないのは確か。胃腸のほうの消化不良は起こさなかったけどね
(完成形、作るっきゃないな…)
挑戦3回目(ラスト!)
色味と味に慎重になった結果、全くもってまとまらなかった試作品第2号。
その反省を踏まえJPEGが編み出した結論…
『例のモチ・完成形』を作る日がやってきました。
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(ジュースの残量的※にも次がラストチャンス…何がなんでも最高の一品を作ってみせるぞ…!!)
※ジュースはそこそこ残ってはいたものの、別にこの企画のために買われたものではないし自身は1円も払っていないので、企画のために独り占めすることに罪悪感を感じて今回でやめにしようと決めたJPEGなのであった
最終的に決めた完成形の材料はこちら。
・切り餅 1個
・砂糖 適量
・ジュース 適量
・きな粉 小分けパック1袋
・片栗粉 適量
第2号で材料から外れていたきな粉がスタメン復帰。
果たしてこれが吉と出るか、凶と出るか…!?
手順
① 餅を加熱。
② 小さめの鍋にジュースを少量注ぎ、砂糖を加えて煮詰める。
③ 十分煮詰めた②を①に練り込む。
④ ③にきな粉を少しずつ練り込み、形をまとめる。
⑤ 片栗粉を軽くまぶして1口大に分け、ドーナツ状の形にしてできあがり。
これを…こうして………こうだ!!!
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…う〜ん、やっぱりか。
多少危惧していたことでしたが、きな粉をモチがまとまるまで加えたところ、ジュースシロップの色を完全に上塗りしてしまいました…。
シロップをさらに上からかけてみたりもしましたが、特に変化なし…
せっかく形づくりは上手くいったのに…
もう、ダメなのか………?
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いや、そんなはずはない!!!
ここから更に奥の手を加えるッ………!!!
⑥ モチの画像をペイントアプリで読み込む。
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⑦ モチを選択ツールで丁寧に切り抜きレイヤーを複製。
⑧ 切り抜いたモチのレイヤーの上にクリッピングレイヤーを作成し『不透明度50%・オーバーレイ』に設定。
⑨ クリッピングレイヤーを紫色に塗りたくる。
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⑩ 出来上がった画像を保存して、アップロードすれば…
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『あのモチ』の 完成だぁーーーーーーーーーーーッ!!!
できた…!!色良し、形良しの完璧なモチが…!!(かがくのちからってすげー!)
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過去2回(特に初回)の失敗を乗り越え、三度目の正直で作り上げたあのヤバいモチ…!!
果たしてそのお味は…??
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うめえええええええええええ!!!!!!
うまい!普通にうまい!!
ジュースシロップときな粉が、それこそ原作そのままの『ほのかな甘み』を出していて、めっちゃイケる…!!!もはやイケ過ぎて撮影前に1個食べちゃったくらいうまい…!!
ついに念願の『あのモチを実食すること』が叶い、勝利の美餅(びべい)に酔いしれるJPEG。けっきょく アイビスが いちばん つよくて すごいんだよね
まとめ
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ということで完成形第3号が無事(?)大成功!!
完全にとっさの思いつきで始めた創作お菓子作りですが、失敗しながらも最後に納得のいく感じになって良かったです!
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皆さんはゲームやマンガ、アニメなどで出てきて、食べてみたい…!と思った食べ物はありますか?
再現の難しそうな食べ物も、やる気と根気、そしてほんの少しの画像加工スキルがあれば案外どうにかなるかもしれませんよ…!?
(お菓子作りはもっと繊細にやるのがいいと思うけどね…)
以上、『例のモチ』を実際に作ろうとしたら原作並に大変なことになった の巻 でした!!
皆さんも調理中のケガやヤケド、塩分の大量摂取にはくれぐれも気をつけて、良きクッキングライフをお送り下さい!!
(JPEG&サワロ先生との約束だ!)
それでは皆さん、また次の記………
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キ………
キ………………
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キビキビーーーーーーー!!
(今月も投稿がギリギリになってしまったのはモチのせいではなく、サイドオーダーとウマ娘が楽し過ぎるせいでしたとさ………)
〜キビキビおわり〜