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夫の辛い気持ち
前回の記事でダイエットの話をしたけど、今朝体重を測ったら1キロ痩せていた。
うーん、よくわからないな。
ただ単に前日に外食したからそれが影響していたのかも。
ちなみに体脂肪率も下がって元通りになっていた。
昨晩夫にダイエットをすると意気込んで話をしていたら心配された。
すごくすごく辛そうな顔をした。
いつも明るくて元気な人だから、夫の悲しそうな顔が余計に印象に残った。
きっと、私が以前無理なダイエットをして、摂食障害予備軍になったからだと思う。
食べる事が大好きだから、食べると太るという恐怖心で、食べられなくなった時にメンタルがやられて、心が壊れてしまった。
夫のお姉さんは10代の頃からずっと摂食障害で苦しんでいる。
夫もそれを見て若い時からずっと苦しかったんだと思う。
「始めはいつも、ダイエットからだから。」
夫はそう言った。
夫は多分怖い。
私が壊れるのが怖い。
誰よりも優しい人だから。
私が異常に痩せるのを心配している。
ダイエットの話をするといつも顔が曇るのは、きっと辛い過去があったからなんだね。
心配かけてごめんね。
夫が辛そうな顔をすると私も辛い。
そして、なんとなく夫の弱い部分が垣間見えてしまう。
結局昨日はスイーツやお菓子の量を減らして、食事制限なしで食べて欲しいと言われた。
私はどうしたらいいのだろう。
夫を傷つけたくない。
太りたくもない。
食べたい。
食べたくない。
そんな気持ちが交差する。
もちろん今でも食べることは好き。
でも好きだから怖くなるんだ。
好きと嫌いは紙一重だから。
今の私は体調も心も安定してきているし、うつも回復してきているから、だからきっと夫はもっと慎重になっているんだろうな。
おいしいおいしいって食べて幸せそうな私を見ていたいんだろうな。
半日断食の話をした時も、顔が曇った。
この複雑な気持ちをどう消化したらいいのだろう。
夫はただ私に幸せになって欲しいだけで、今安定しているからそれをできるだけ継続して欲しいと思っている。
そう思ってくれる人がいるのは、すごく恵まれている。
だから私はそれに応えたい。
そして今私にできることは健康的な生活を送ること。
夫を悲しませることではない。
結婚する前のある日、夫から夫婦はチームワークだよと言われた。
これからは一人単位でなく、二人単位で考えてみない?頼っていいんだよって。
ずっと日本で、アメリカで、一人で戦ってきた私をその言葉が救ってくれたんだ。
こんな不甲斐ない私でごめんね。
もう私の問題は、私だけのものではないんだよね。
一人で突っ走ってはダメだ。
一人でがむしゃらになってはダメなんだ。
悲しむ人がいるから。
私は、私と向き合う必要がある。
私のルックスと、心と、体と。
そして、何が私を幸せにするか。
何が私を満たしてくれるのか。
ちゃんと向き合いたい。
目を逸らさずに。
耳を塞がずに。