妊活記録#1|初めての不妊治療専門クリニック
朝晩は冷え込むようになってきて、半年ぶりにヒートテックを引っ張り出しました。家を出ると少し肌寒くて、着てきてよかった〜と思ったのものの、午後になると暑いのなんの……。季節の変わり目の服装選びが何年経っても上達しません。
今回は加藤レディスクリニックの初診を振り返ります。
初診の日に行う内容
初診の日に行う内容は、血液検査・血圧測定・尿検査・問診・内診・先生から検査結果と治療方針の説明・看護師さんとからの説明。ほかの不妊治療専門クリニックを存じ上げませんが、どこもこういうものなのでしょうか。夫は別行動で精子凍結。精液検査は前のクリニックで済ませていましたが、せっかく採精するのでここでも検査することに。所要時間は全体で3時間くらいでした。
とにかくシステム化されていた
こちらのクリニックはビルの複数のフロアにまたがっていて、検査によってフロアを移動します。壁面の大きなモニターに診察券番号が表示されて次の行き先が指示されるシステムです。行き先が指示されたらアプリに通知が届くようにもできるそうなのですが、なぜか私のスマホではうまく受け取れず、見逃さないように目を皿のようにしてモニターを見つめていました。
各検査は短時間でスムーズに終わり、次々に病院内を移動していきます。ベルトコンベアに載った荷物になったような感じで(悪い意味ではなく)、大勢の患者さんを受け入れているだけあって、クリニック全体がシステム化された印象を受けました。
以前通っていたクリニックにも呼び出しモニターがありましたが、大きさが違いましたし、表示されている番号の数を見て、これだけの人が妊活しているんだと思うとなんだか勇気づけられました(あのモニターを見てそんな気持ちになる人はおそらくそんなにいない)。
ちなみに、支払いもアプリで自動処理できます。タスク山積みの現代人の端くれである私にとって、診察後、支払いを待たずに帰宅できるのは助かります。請求書・領収書・明細書もアプリで確認。予約を取るのも、追々やることになる培養状況の確認もすべてアプリで。時代ですね〜。
Free Wi-Fiがあって待ち時間も快適
待ち時間は基本的に各フロアの診察室前に座って待ちますが、クリニック内は Free Wi-Fi が飛んでいます。数に限りがありますが、9階のラウンジには電源付きの席や無料の充電器もありました。通信量を気にしなくてよいので、ここぞとばかりにYouTubeを観たり……スマホ中毒の私は待ち時間も苦になりませんでした。(スマホに集中すぎてモニターを見落とさないように注意が必要です)。
肝心の検査結果は……
検査の結果は、無事に治療を始められることになりひと安心。次回の通院から採卵周期に入ります。しかし良いことばかりではなく。AMHというホルモン値が同年代の平均よりかなり高く、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)という指摘を受けてしまいました。
PCOSとは、ざっくりと言うと、排卵障害があるため卵巣内に排卵されていない卵子が多く残っている状態を言うようです。卵子がたくさんあると聞くと良いことのようですが、数が多いこととその質が良いことはまったくの無関係。「たくさんの中から宝物を見つけ出さなくてはいけない大変さがある」という先生の言葉に、この先、簡単な道ではないぞと気を引き締め直しました。
はじめての不妊治療専門クリニックで緊張していましたが、スタッフの方々も感じが良く、通い続けられそうだという手応えをえることができました。採卵周期の過ごし方や採卵レポも今後書けたらなと思います。
お付き合いいただき、ありがとうございました!