夢はスケジューリングで叶える~「習慣のチカラ」Asana個人利用のススメ vol.2~
2021/11/14に開催されたイベント「習慣のチカラ - なりたい自分になるためのルーティーン -」。
習慣化のためのアイデアをたくさん学べる、和やかで楽しいイベントでした!ここでは、LTでお話しさせていただいた(とてもめんどくさがりの私が語る)「夢はスケジューリングで叶える」について、深堀りしていきます。
あなたの夢、今、叶っていないのはなぜ?
突然ですが、あなたの夢はなんですか?
(ちょっと恥ずかしいですが)私の夢はこんな感じです。
それ、どうして、今、叶ってないの?
今、やっちゃえば?
そのとき、心の中には「そんなこと言ったって…」とたくさんの声が聞こえてくるはず。自分の内側から聞こえた「できない理由」を並べてみます。否定せずに、できるだけたくさん思いつくままに並べて眺めてみましょう。
不安があることが伝わってきますが、ぼんやりしていて、よくわからないですよね。何ができることで、何ができないことなのか。なんとなく「めんどうなことになりそうだなぁ」と先延ばしにしている雰囲気が漂ってきます。
「ない」の内訳を見える化する
ここから「ない」「できない」を解消するために、状況を掘り下げ、取れそうなアクションをできるだけ具体的に考えていきます。
例えば、お金がない場合。
「お金がない」とはどういう状況でしょうか?その夢を実現するにあたり、具体的にどのぐらい費用が「ない」状態なのでしょうか?不足しているのは何円ですか?
それを知るために現実と夢、それぞれ具体的な数字を出してみます。実現費用の大まかな見積とスケジュールを立ててみることで事実がみえてきます。
不足している金額がわかったら、どのように資金を調達するか、具体的に考えます。ここのポイントは、「やれる」「やれない」/「やりたい」「やりたくない」は横に置いておいて、考えられる解決策をできるだけたくさんあげていきます。
ポイントは「他人事」と思って考えること
自分のこと、と思うと「自分ができる範囲」で考えてしまいますが、「他人事」としてポンポン適当にアイデアを出すと、思わぬ可能性が見えてくることも。
仲の良い友人の相談にのるつもりで、茶化すような気持ちで、気楽に、てきとーにアイデアを出す。「実行するのが自分だ」ということを脇において気軽な気持ちで(ある意味無責任に)「あれやっちゃえば?」「こうしたらいいんじゃない?」とどんどん出していく。
選択肢の数は、実現までのルートのバリエーション。打つ手は多い方が実現の可能性があがります。
もうひとつやっておきたいのは「本当にお金がなければ実現できないことなのか」検討すること。自分の思い込みを「他人事」の視点からしっかり疑ってみてください。改めて調べたり、誰かに相談してみると、助成金/補助金/奨学金/抽選/モニター/期間限定キャンペーンなどなど、なくても実現できるルートが見つかることもあります。
普段から意識してアンテナを張っておくと、ふとしたチャンスを見逃さず、気が付くことができます。そのためにも「夢」と「現実」を改めて整理しておくのがオススメです。
夢の「要件定義」は具体的であればあるほど、現実味が増します。時間があるなら、プレゼン資料をつくってみてもいい。もっと余裕があったら、友人に実際にプレゼンしてもいいですねー。バカバカしいぐらいマジメにやってみると、盛り上がります。妄想プレゼン。
ここで語れるようになっておくと、あなたの周りに「それならこういう情報があるよ!」と言ってくれる人がでてくるかもしれません。「興味ありそうだから」とURLを送ってくれることも。ひとりよりも二人、二人よりもたくさんのリソースが使えたら、実現する可能性も倍増です!
ここでなんだか具体的に思いつかないな・・・と思ったときには、今、取り組む夢じゃないのかもしれません。昔は夢だったけど今はそれほど叶ったときの喜びが想像できない…とか。何か違和感があるときには、時間をおいてみるのもあり。どうしても他人事として考えられないときは、プロ(他人)に相談してみる。コーチングやカウンセリングを利用して、話してみると、スッキリするのはもちろんですが、自分と対話する手法が学べます。未経験なら、ぜひぜひ活用してみてください。
アクションタスクの作成
「できない理由」から、たくさんの解決策を思いついたら、アイデアを行動できるぐらいのタスクにしていきます。こんな感じ。
かなり細かいですよね、ここまでやるのって。『あー、めんどくさくなってきたー』『むりー』と、だるい自分がつぶやきはじめたその時!活躍するのが タスクマネージメントツール Asana✨🦄✨
まず1つの夢を1つのプロジェクトとして作成。プロジェクトの中に、夢を予定にするために思いついたあれこれを、とりあえずタスクにして、思いつくままに入れておきましょう!
私は、タスクを入れるためのセクションとして以下の4つを用意してます。
「課題」に【できない】【不安】と思うことをタスクとして並べます。思いつくままにポンポン入力するほうがいいです。重複や整合性、言葉のつたなさは気にしない。(自分がわかればOK。)
次に「アクションアイテム」の作成。「課題」をみながら、できること/できそうなことをタスクにしていきます。順不同でOK。このタイミングで、重複している課題があれば、削除したり、一つにまとめたりしていきます。
「アクションアイテム」は、ちょっとスキマ時間ができた時に、ひまつぶしがてら実行していきたいので、できるだけ小さな単位で具体的なタスクを作っていきます。30分以内で完了できるのがいいですね。
例えば「調べる」だと、何をしらべるのかが広くて、(未来の私が)めんどくさいと感じそうなので
キーワード検索でリスト作成
(リストの)〇〇というサイトで◎◎について調べる
の2つのタスクに分けておく。何も考えずにただ行動できるような粒度にできたら、いつでも気軽に取り組めます。
やりはじめたら「進行中」へ移動し、タスクを実行し終わったら「完了」へ。(プレミアムプラン以上なら、ルール機能で完了したタスクを「完了」セクションへ移動するように設定できます。簡単。)
タスク作成の際のポイントは、期限を設定しておくこと。期限をつけることでなんとなく抱いていた「夢」が、未来の「予定」に変わります。
「課題」も「アクションアイテム」も、一度に作ってしまうのは大変なので、スキマ時間でちょこちょこ見直しては、増やしたり減らしたりしています。(煮詰まったときの現実逃避に最適。)
「完成してから全てのアクションタスクを実行する」というよりも、アクションして、見直して、また増やして・減らして・・・を小さく繰り返していく。やってみた結果、なんか違うなーと思ったらアクションを大きく作り変えることもあります。(アジャイルですね。)
つくったタスクを、わざわざチェック時間をつくるのはめんどうなので(性格的に続けられないので)、特別なことをしなくても目に入るようにマイタスクを活用。そのために必ずタスクを自分に割り当てておきます。(Tab+Mを使えば、簡単にできますよ。)
仕事のタスクの中にプライベートのタスクをまぎれこませれば、仕事のタスクを確認するタイミングで同時にアクションタスクも見てしまう。わざと一緒に管理することで、気になってしまう仕組みにしています。
マイタスクを使い倒す!
最近新しくなったマイタスク、使いこなす方法は、萩原さんのYouTubeでわかりやすく解説されてます。
タイムラインで長期プランを楽しむ
プレミアムプラン以上をお使いなら、大きな節目となるタスクをマイルストーンにして、タイムラインでみるのがオススメ。タスクの依存関係を設定しておけばタスク同士の関連もわかります。これでゴールが老後になりそうな長期計画も、楽しく全体像が把握できますよ。(個人的にはこれが一番好き✨🦄✨)
計画通りいかなくても大丈夫
日々プロジェクトを見直しながら、小さな「完了」をこつこつ重ねていくことで、思い描いた夢は、確実に現実化しています。
大切なのは、なりたい自分に近づいていくこと。多少の遅れは問題なし!タスクを「完了」しながら、夢を叶える過程を楽しんでいきましょう!
「できない理由」をタスク化できれば、夢は「予定」になります。「できない」は自分のコンフォートゾーンの限界点を教えてくれます。今、なりたい自分とのギャップを感じているなら、居心地のいい環境から少しはみ出たところに、なりたい自分がいる。そこに進むための道しるべが小さなアクションタスクです。
たくさんの楽しい予定を少しずつ「完了」させて、夢みていた日々を当たり前の日常にしちゃいましょう。Asanaと一緒なら、思っているよりもずっと簡単に実現できるかもしれませんよ。
✨🦄✨
そもそもの「夢」がなんだかわからない…という方は、こちらで一緒に夢を100個ひねりだしてみましょう!途中参加OK/入退場自由です。
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この記事は、#AsanaTogetherJP のアドベントカレンダーに参加してます
仕事もプライベートも、楽しく「完了」させちゃうアイデアがつまったカレンダーです。クリスマスまで見逃せない!ぜひチェックしてみてください。
おもしろい記事がありすぎるので、年末年始にもう一回読み直そう~。