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あなたと読みたい

読書を嫌いにさせる方法は
「宿題のように読むことを強制させて、しかも読む本の選択肢を勝手に狭めて、あまつさえ読んだ感想を書かせることだ」
みたいな話をtwitterとかで見たんだけど、まあ確かにそうだよね。

ゲームなんかも推奨ゲームなんかを学校が勝手に用意して、毎日1時間必ずそれをプレイして感想文書きなさいとか言われたら嫌いになりそう。

その一方で、読んだ本の感想を書いてるサイトっていうのもけっこう多くて、書くのがすごくうまい人っていうのはやっぱりいて、私なんかは、それがきっかけで今まで読まなかったジャンルの本を読むことが増えたりっていうのもあったのです。

私はもともと読書感想文は嫌いじゃなかったし、読んだ本を誰かに勧めたりするのがすごく好きでした。

読んだ本の面白さを誰かに伝えて、それを面白いって言ってもらえるのってすごく楽しくてさ、一時期、わざわざ学校が推奨している本を読んで、その読書感想文を書いてサイトにアップとかもしてたもん。

読書って、なんとなく知識や経験を自分だけの中に貯めこむようなイメージがあるけど、デートで恋人と一緒に映画を見たりするのと同じくらい、他人となにかを共有できる面白いツールなんだよなあって思うんだよね。

だから学校の読書感想文って、自分がどう思ったかを書かせるんじゃなくて、この本を読んで欲しい人にどう紹介するのかってしたらもっと面白いんじゃないかなあなんて思ったりしました。

さいきん本読んでないなあ…なんて思いながら。


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