「ライオネラとくまポフ」
ある日、くまポフは森で迷子になってるライオネラを見つけました。
オレンジ色のくまポフは、自分と同じ色のライオネラを見た瞬間に、ライオネラへの思いが溢れ出すのを感じました。
ライオネラもそう感じたのか、オレンジ色のくまポフをじっと見つめていました。
その日から、オレンジ色のくまポフとライオネラは、いつも一緒です。
いつも一緒なんだけど、くまポフがライオネラの気持ちを完璧に分かる、というわけでもなく、ちょっとギクシャクする時もたくさんあります。
でもやっぱり一緒にいると、いい気分になるのです。ライオネラもそうかな、と聞いてみたいのですが、聞かなくてもどちらでもいいか、と思って、いつものようにライオネラを抱っこして出かけます。