マスターとの対話②~こうして私はマスターとの対話が始まりました~Vol 4カルマって?
VOL4 『カルマって・・・?』
この世界の話の理解を進めていくと、「カルマ」という事柄に必ず触れます。
私も前世をリーディングをしてゆくと、その人が繰り返している人生のテーマ(しかし、根底のテーマはいつでも一つくらいです)に行き着きます。
そこで、モーちゃん(※高次に進化した存在「モーセ意識」のこと。その愛称)の世界でカルマとはどう説明できるのか聞いてみたいと思いました。
【カルマとは人生の課題のこと】
わたし>「カルマ」とは、一体何なのでしょうか?
カルマというものがなんだか人を翻弄している気がします。
モーちゃん>>「カルマ」とは例えていうならば、このようなものである。
後から先へと連綿とつながる魂のDNAのようなものだ。
その人間の魂の情報のようなものである。
前の情報が次へと伝えられ、少しずつ進化しながら進んでゆく。
その中には受け継ぎたくないものもあるであろうが情報としては伝えられてゆく・・・。
「カルマ」とはこういうものだ。
人間が火を使うようになり、二足歩行を始めそれに伴う身体機能が発達し、現在のような人の形になったように、魂も少しずつ進化するのだ。
その過程で必要な事をそれぞれの魂が学んでゆき、やがてはもっと高次な魂へと皆が進もうとしている。
そして、その方向性は一つである。(それがどこへ続くかはまた今度話そう)
そのために魂の学びが必要であり、その学びのためにそれぞれが弱い部分を克服するべく、そして、中間世(※いわゆるあの世のこと)で、その者が自分のした事を反省し振り返り、次はこの部分を学べるようにこういう風にハードルを設けて、こうしますと自分で決める。
そのハードル・課題を人は「カルマ」と呼ぶのだ。
人間界において物質的にカルマを見ようとすればDNAの形のようなものだと言えるだろう。
どういうことかというと、人間界ではどうしようもない運命であったり、偶然が起こったように見えたり、それらは人の力ではどうしようもできない事のように見える。
しかし、それも魂の創造なのだ。
人間の体のガンなどが遺伝を通じてDNAの中に組み込まれ受け継がれていることが最近分かり始めているようだが、それさえも創造なのだ。
カルマとして魂が自分にハードルを設けた時の様に。
異次元の世界でそうしようと決めて、物質世界に降りてくるのだ。
そして、物質世界ではどうしようもできない運命のような気がしてしまうのだ。
カルマと人間の体は全く同じことが言える。
物質世界で人間の体を見ようとすれば細胞やDNAなど「形」として見ることが出来るが、こちらの世界(異次元)で人間の形を見ればそういう形になった事にも創造の後が見える。
それは人間の体でさえも創造できると言うことであり、病気などが想念などで治るというのも、こういう仕組みになっているからなのである。
そのように創造しようとして創り出しているのである。
そして、そこには切っても切り離し得ない共時性があり、細胞を最小分子にすれば+因子に-因子が回っているという超ミクロの世界の中で、宇宙法則(マクロの法則)が流れていることに人々は驚くのであろう。
しかし、魂のいる世界で人間の形が作られているのであるから、そこの世界と同じ法則が流れていることには少しも不思議はないのだ。
人間のDNAでさえも創造の力が働いているのである。
そうなるべくして、そうなっているのだ。
これは、異次元で行われていることであり物質の次元ではその事が分かりにくいであろう。
まぁ、そうであっても、カルマを設ける仕組みは分かりずらいであろう。
では、もっと例えていこう。
【みんな魂の勉強熱心なセンター試験生】
とても勉強熱心な優秀な生徒がいるとしよう。
その生徒は英語も国語も理科も社会も得意であった。
数学もほぼ得意であるが、ただ一つだけ数学の文章問題が不得意だとしよう。
その勉強熱心な生徒はどうすると思うかね?
来る日も来る日も数学の文章問題をやり続けるであろう。
ある日は○○大学の入試にだされた文章問題、またある日は××大学で出された文章問題、そしてまたある日は・・・というように。
たまに、英語や国語も勉強する日もあるだろうが、すぐ解けてしまうためその生徒の学びには至らないのである。
そして、充分に勉強した後はそれが身についているか試してみたくなるものだ。
そして、センター試験のテストを受けに行くのである。そう人間界に・・・!
そして、やはり数学の文章問題が弱いことが分かり、また違った角度から勉強し始める。
今度は有名予備校の問題集かもしれないし他のものかもしれない・・・。という具合にだ。
このようにカルマを自分なりに設定をして、学び、復習し、そしてまた人間世界へと試しに行くのである。
この例えだと辛いことのように感じるが、魂はみな勉強熱心でこの勉強が楽しくて仕方ないのだ。そういうことだ。
全てをリセットして人間界へ旅立ち、まず自分の学びまで到達することができるか?そしてそれを学べるかどうか?までの試みだ。
人間界での自分は「なんでこの問題ばかりが自分に降りかかるんだろう!!」と思っているかもしれないが、こういう創造が異次元では行われているのである。
全ての魂はみな勉強熱心な生徒である。
その問題が困難な程、学びも深くその力が試されているのかもしれない。
しかし、異次元の世界で必ずその問題について学んでいるはずなのだ。
思い出すことが早道だということは、こういうことであるし、ワクワクする事をしなさいというのもこういうことがあるからなのだ。
やっと自分のやりたい学びが現れる!と思えば魂はワクワクするであろう。
また、恋愛に関して照らし合わせればこうだ。
【ビビっときた♪のメカニズム】
「一目惚れ」「ビビっときた!」
などは、魂がワクワクしたからであろう。
「理由は分からないけど、この人とは恋に落ちる予感がする!」と思ったのではないかね。
恋愛に関して学ばなくてはならないことがある魂は、こういうことが多いのだよ。
また、そこに人生の喜びや楽しみが待っているときも、もちろんこのような反応が現れるな。
しかし、そこに学びがあるからこそ人はまず学びなのかどうなのかは伏せられ、導かれていくのだよ。
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「・・・ふっふえ~!!」
なるほど・・・。今回は内容がかなり深かったようで長くなりましたが、そうなんですかぁ。
「一目ぼれ」の仕組みが分かった気がします。
確かに、同じような人にばっかり「ビビッ」ときていた気がして、そしていつも同じような問題ばかりはらんでいた気がします・・・。
でもそれも、その部分を「克服しなさい」という魂からの教えなんですね・・・。
あと、カルマは物質的側面と異次元的側面の両極面があるんですね。
だから、わかりすらいんだ~。
ですので、カルマを考えるときは「これはカルマだからさ~」と物質的に受け止めるのではなく
「何故こんなカルマがあるんだろう・・・」
と異次元の世界での創造のことも視野に入れて考えていかなければ、カルマの本当の意味は分からないのかもしれませんね。
ん~、モーちゃん勉強になります!(^^)/
Vol『自分を許すとは?』は明日アップします!
明日まで、オーヴォア♪(^^)