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キャラメル浪漫の夢【お菓子缶】

お菓子缶の話。
メリーチョコレートのバレンタイン商品です。


キャラメル浪漫  カカオキャラメル


すてきですね!
蓋はエンボス加工。裏側から見ると、その緻密さが見て取れます。

マットな質感。ノスタルジックな世界観ともマッチしています。

商品写真で見るよりずっと良く、
届いた時は感動しました!



リーフレットには
こう書かれています。


大正令嬢の撫子は、お父さんが巴里で買ってきてくれた
キャラメルのとりこになってしまいました。

撫子はキャラメルへの想いを募らせて
アールヌーヴォー調の洋館をキャラメル尽くしにしてしまいます。
キャラメル風のステンドグラス、ランプ、アクセサリー…

撫子は今日もお父さんからの手紙を待ち侘びながら
キャラメルの夢を見るのです。

メリーチョコレート キャラメル浪漫
リーフレットより


豊かな感性を持つ
活動的なお嬢さんですね!


でも、このストーリー

アールヌーヴォー調の洋館をキャラメル尽くしにしてしまいます。

同上

この一文に、私はなにか引っかかりを感じました。

『洋館を』ではなく『私室を』なら、よく分かりますが

洋館中に甘いものが及んでいる感じ…

どこか、非現実的というか
空想的というか…



最後の

キャラメルの夢を見るのです。

同上

も、現実離れした感じを助けます。


もしかしたら、撫子さんは必ずしも『現実の洋館を改造』したわけではなく
頭の中にある、もうひとつの洋館を
自分の思い通りにしていたのかな、なんて考えます。



あるいは、うん十年後。
撫子さんが、すてきなマダムになった未来で

すっかり朽ち果ててしまった洋館(実家)を、
あの時の感性のまま『改装』して、新たによみがえらせたのかもしれません。

かつての所有者だった、お父さんに思いを馳せるように。
あるいは、あの時代に思いを馳せるように。

 

なんて!
妄想がはかどってしまいました。
あくまで私個人の妄想です〜

撫子さんの洋館、行ってみたいですね。


改めて、メリーチョコレートのバレンタイン商品、
世界観がとっても豊かで
すてきですよね。





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