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バスの中から見るルーマニアの暮らし
毎日の通学、通勤(主人)はバス(+地下鉄主人)を利用しています。
ルーマニアの交通事情として、
スピード、安全確認不十分(日本を基準として)が特徴的だと私は感じています。
それに加えて、ルーマニアは首都であるブカレストに向かって道路が集中する構造のため(?)、毎朝夕の渋滞も特徴の1つと言えるでしょう。
この渋滞は、子供たちの登校時間にも反映されていて、彼らは8時から9時の間に登校することになっています。遅刻の扱いは厳しいのもあり?1時間の幅が設けられています(コロナ対策も含まれています)。
バス移動のお陰で、私達の朝はルーマニアの皆さんと一緒に過ごせるわけですが、このバスの中にルーマニア人の暮らしを垣間見ることができ、不便で大変だと想像していた通学路は、楽しみの時間に変わりました。
この楽しい時間を少しご紹介したいと思います。
こちらはアクティブカードと言いまして、関東でいうSuicaみたいなもの。一定料金(3.5LON=約88円)で90分間の間、バス乗り放題です。
安くていいのですが、バスのシステムを知るまではなかなか難しい乗り物です。
なぜならば、バス停は駅名が表記されておらず、時刻表もありません。何番のバスが通っているのか、バス停に着いてもわかりません。そもそもバス停自体が分かりづらくて🚏何度か見落としましたし、これからも気付かないことは普通にあると思います。
では、ルーマニア人はどのようにしてバスを利用していると思いますか?
その答えはアプリ。
乗り換え案内のようなアプリで、行き先を入力すると時間、バス路線、所用時間が出ます。今の時代、スマホで解決!は世界共通なのかな。逆にアプリ(スマホ)がつながっていないと、不明ですが。。。
今日聞いた話によると、ルーマニアのバス会社には、一応時刻表はあるのだそう。ただ、渋滞などで、時刻表通りに走らないのが常のため、バス会社に責任問題が発生するということで、労働組合が時刻表を公にしない、としているそうです。
バスから見えるルーマニア人の暮らしは、まだまだ続きます。
今日(9時半ころ)の空。
絵の世界に入り込んだみたいでした。
ありがとうございます。