学びの秋③:女性の活躍推進の現状を見る、M字カーブとL字カーブ
パラレルキャリア専門スクール
Aile Academy(エールアカデミー)朝賀です。
まなびの秋第二弾、ということで先日「女性活躍推進」について
あらためて学んで参りました!
女性活躍までの歴史をたどってみた、前回までの記事はコチラ
前回記事の最後にそもそも『育児と就労の両立』が
女性の活躍推進と代表されるような言葉、状況ですが
それが女性活躍、ということなのか?
という疑問提示で終わりました。
今日はそれについて考えてみたいと思います!!
男性が働き賃金を稼ぎ、女性は妊娠・出産をすると家事育児に専念する
こういった考えを『性別役割分業』と言います。
性別役割分業の年代別意識を調査すると
昭和54年の約40年前は男女ともに性別役割分業の考えが強かった時代ですが、次第にその割合は減り、令和に入った今では男性約40%、女性約30%という数字です。
ただ女性も妊娠・出産を機に家事育児に専念したとしても
その後職場復帰するケースも多く
この流れはよく「M字カーブ」と言われる女性の就労率に表されます
そして最近は「L字カーブ」の傾向も見られます。
L字カーブとは、妊娠・出産を機に退職ではなく、そのまま就労形態をとる、という流れです。ゆるやかなM、とも見えますがLに近い、という見え方ですね。(ピンクの線です)
M字カーブからL字カーブへの変化の大きな理由は
・育児をしながら就労を選択
・未婚
この2つが挙げられます。
ただし、ひとつ着目したいのは、女性の就労率が挙がっても
それは「非正規雇用」が多いということです。
つまり、妊娠出産をしたあとの就労における復帰は
派遣・契約・パート・アルバイト等の
「非正規雇用」となるわけです。
これは就労は継続してもキャリアは継続する、
と言えるのでしょうか??
数字には中々表れにくい部分だと思いますが
これはやはりまだ女性が家事育児介護に専念できる
体制のまま、推移しているとも言えないでしょうか。
正社員として育児休暇を取得し正規のままで働けるのは
まだまだ少なく、『限られた層』と言えるのではないでしょうか。
では私たちはどうしたら良いのか????
家事や育児があったうえで
就労に目が向けられている時代です。
今度はその「働く中身」がポイントになるのではないでしょうか。
派遣・契約・パート・アルバイト等の非正規雇用でも
全然良いとは思います。
考えなければならないのは、そのメリット・デメリットと
そしてその「働く中身」!!
キャリアを積める、につながるのか
自分の人生の幸せに繋がるのか
そしてそれに合わせて、男性側の「働く」について、
会社や社会の在り方について
同時に考えていく必要があります。
まだまだ議論が渦巻くテーマではありますが
その自分なりの答え(豊かな人生)を目指して
ひきつづき模索していきましょう!!
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