【基礎知識】Adobeの画像生成AI「Firefly」をゼロから一緒に学ぼう!
こんにちは!AI研究員見習いです。
皆さんはAdobe Firefly(ファイアフライ)を使ったことはありますか?このブログでは「まだ使ったことがない」という皆さんとゼロから一緒に学ぼう!というテーマでAdobe Fireflyの基礎理解を深めていくことを目的としたブログです。今回は「Adobe Firefly Web版」についてご紹介します。
■Adobe Firefly Web版とは?
2023年9月13日にリリースされたWEBアプリで利用できる画像生成AI。日本語のプロンプト(イメージを再現する言葉)にも対応しています。またWeb版以外にAdobe FireflyはPhotoshop、illustrator、AdobeExpressにも搭載されています。※Adobe Fireflyは2023年3月21日リリース
Adobe Firefly Web版の特徴
1)Webアプリのサービス
2)日本語入力にも対応
3)著作権フリーで商用利用ができる設計
3億点以上あるAdobe Stockなどのライセンスコンテンツで学習トレーニングをしているので、著作権や商標などの知的財産権(IP)を侵害しない著作権フリーで商用利用が可能。※日本語入力後、英語に機械翻訳されて生成されます。プロンプトの言語翻訳は Microsoft Translator 。
主な機能
・テキストからの画像生成
・生成塗りつぶし
・新機能 生成拡張
こちらは現在公開されている主な機能ですが、今後も新機能が追加される予定です。詳しい最新情報は公式サイトをご確認ください。
■生成クレジットについて
画像を生成するには生成クレジットが必要です。生成クレジットの消費は、プロンプトを入力して「生成」をクリックすると1クレジットが消費されます。その他「拡張」などを使用しても1クレジットが消費されます。利用可能な生成クレジット数は、無料プランやプレミアムプランの他、CreativeCloudコンプリートプランなど各プランごとに異なります。
■無料プラン登録で毎月貰える25クレジット
Adobeアカウントに登録すると「無料プランの毎月25クレジット」が付与されます。25クレジットは25回使えるお試しクレジットなので、色んな機能を試してみたい方は登録した日に使い切ってしまうくらいの回数かもしれません。
■生成クレジットを使い切った場合
生成クレジットはCreative CloudやAdobe Stockの有料プランに登録している場合、保有する生成クレジットを使い切っても、速度は遅くなるけど画像生成を行うことができます。またAdobe Express やAdobe Firefly の有料プランは、保有する生成クレジットを使い切ると画像生成は1日2回までの制限があるようです。
無料プランは翌月更新で25クレジットが付与されます。生成クレジットが更新されるタイミングは最初の請求日に基づいて毎月更新されます(例えば、20日にプラン登録をした場合、生成クレジットは毎月20 日に更新されます)※詳しくはこちら「生成クレジットに関するよくある質問」
■近日公開予定の機能
公式サイト内で告知されている新機能です。今はまだアクセスできない状態ですが、公開されたら機能や使い方をご紹介します。
■機能の進化「Adobe Firefly Image 3 Foundation モデル(ベータ版)」
4月23日(火)発表の「Adobe Firefly Image 3 Foundation モデル(ベータ版)」。フォトリアリスティックな画像品質、スタイリング機能などの出力と速度が向上しているようです。Adobe Photoshop(ベータ版)とAdobe Firefly web版で利用できます。
■最後に
私自身、普段の画像生成はMidjourney(ミッドジャーニー)を使っていますが、Adobe Fireflyを使い始める理由として、デザインの現場でよく使われているAdobeのサービスということ、また編集機能が充実しているので、例えば今後何かの制作物を納品するなどのシーンにも役立つ可能性が高いと感じています。
仕事でもPhotoshopのFirefly「生成塗りつぶし機能」を使ってSNS広告のバナー素材になる元データを修正したりと活用していますが、改めてAdobe Firefly Web版をゼロから学び、このブログを読んでくださっている皆さんにも、Adobe Fireflyをはじめるひとつのきっかけに繋がるようなブログを書けたらと思っています。
次回は早速Adobe Firefly Web版の機能「画像生成の方法」と「画像保存」についてのブログを書きます。以上、最後までお読みいただきありがとうございます!参考になった方は是非「♡」ポチッと、押してくれたらとっても励みになります。
■Adobe Firefly「FAQ」
■Adobe生成AIユーザーガイドライン
AI研究員見習いについて
普段はマーケティングの仕事をしています。数字情報を見て広告物のデザインディレクションをしたりコピーライティング、MAツールを使った顧客育成やアクセス解析ツールを使って「会える」を作るような仕事をしています。現在の仕事にAIを加えて「デザイン×AI×マーケティング」を楽しみたいと思っています。皆さんどうぞよろしくお願いします。
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