「ピックルボールの世界へ」
執筆時期:2024年 5月
1. ピックルボールとは
日本ではまだ知る人ぞ知るスポーツとなっているが、アメリカでは3,650万人以上の競技人口までに成長し、今や爆発的大人気のスポーツであるピックルボール。テニスとバドミントンと卓球の合いの子のようなスポーツで、コートの大きさはバドミントンコートと同じである。コートには非ボレーゾーン(“キッチン”と呼ばれる)を備えており、ピックルボール専用のパドル(テニスでいうラケットのようなもの)を使用し、穴の開いたプラスチック製のボールを打ち合う。コートにキッチンを備えていることが、テニスとの大きく違う特徴となる。
また、コートが小さく、パドルも軽く、ボールも弾みすぎないため、初めてプレーする人でもすぐに打ち合いができるようになり非常にハードルの低いスポーツでありながら、プロレベルでは非常に高度な技術を要し、スローペースからスピードアップする展開が非常にエキサイティングで見応えのあるものになっている。
2. なぜピックルボールの世界へ
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