ほんとにお肌にやさしい保湿剤&化粧品
ネットを中心に情報が爆発している今。
特にお肌の調子が良くない人ほど、化粧品ジプシーのごとく、あっちふらふら、こっちふらふら、時間とお金が過ぎていくのにお肌の調子はどんどん悪くなる一方。。
一時よりはマシになったけど、なりたいお肌には程遠い。。
またネットで化粧品を検索する日々。。
敏感肌用化粧品
お肌にやさしい化粧品
敏感肌用化粧品 おすすめ
赤ちゃんでも使える化粧品
低刺激化粧品 おすすめ
などなど、こういうワードで検索すると、SEO対策している企業の思うツボです。
化粧品会社がスポンサーになっているサイトを信じるから、いつまでたっても化粧品ジプシーになるわけです。
こういう人、企業は大好き、大好物。いいカモなわけです。
サイト運営者とメーカーだけがウィンウィンってね。
ピックアップするためにこういう検索が絶対にNG!というわけじゃないけど、おそらく検索結果の1ページ目、下手をすると2ページまではすべてSEO対策している商品で埋まるでしょう。
SEO対策とかどういうものかわかっていない人のためにお伝えしておくと、
お金をかければ、検索結果の1位や2位、その下も買うことができるってこと。
こんなのずっと当たり前。
それを知らずに検索かけるから、カモにされるわけです。
あくまでも参考に。
そういうのは差し引くなりして参考にしないと。
で、必ず確認を。
1位をとろうと思ったら、もんのすごいお金かかりますけどね。
しかも皆さんがよく調べるワードだったりすると。
ワードちょっと変えてもまたSEOするならお金いるし。
これも広告宣伝費と同じです。
1位や2位のものをクリックして購入して、思ったほどじゃなかった、というのは、そりゃそうでしょう、って感じ。
それでうまくいったら、ラッキーでしたねって感じです。
グーグルからもよく営業ありますよ。
例えば、「京都 皮膚科」でトップ10入りにしてあげますとか。
付近の皮膚科で検索したら最初に名前が上がるクリニックのグループにしてあげるとか。
一切うちではそういうお金はかけてないけど。
多分、そういうのは、横とか上に、「PR」って書いてあるから、そこも差し引いて確認しましょうね。
情報化社会ということは、情報はお金で左右されるし、無料のものほど高いものはない。
特に無料の情報って、どこかの販売サイトに誘導されるだけだから。。
(情報取られていることも)
中にはありますよ、ほんとに有益な情報が。
私のSNSみたいに(自画自賛をいれておきます)。
でも本当に知りたいことは無料では無理。
また無料って、情報でも商品でもなんでも、無料だからみんな扱いが雑になる。
これは人間の心理でしょう。
うまく使える人もいるけど、そういう人は使うべきところでちゃんと情報にお金をはらっておられます。
本とかセミナーとか有料記事とかね。
だから無料の記事の価値がよくわかるわけです。
一般的には高い(高くなくても)お金を払えば、対価を払えば、対価分だけ大事にするのが人間ってものです。
そこで今回のテーマは、
ほんとにお肌にやさしい化粧品&保湿剤
もちろんステマなし!いつもだけど。
ステマというか、PRの時はPRって言いますね、ていうか、今ステマ、法律で禁止されているの、ご存知ですか?
企業との契約しての商品紹介は宣伝PRですから、その表示が必ず必要。
PRという表示も目立っていないことも多い。
(インスタとかこれ大丈夫なのか?!と思うこともいまだにしばしば。
先日も摘発されたでしょ)
今回紹介するのは、私の独断と偏見と経験からの現時点でのおすすめです。
現時点で、というのはその時によっておすすめは変わるから。
メーカーが中身を変えた、リニューアルした、製造中止になった、私の考え方が変わった、新しいエビデンス(科学的証拠など)が出た、
特に使っている患者さんの反応を診てて止めようと思った、
などなど、情報というのは流動的です。
日々アップデートだから。
とは言え、私が勧めるものって、ロングセラー、ベストセラーのずっとあまり変わっていないものが多いと思います。
信用している企業の新商品だったり。満を持して、とか。
もうけっこうな完成形だから、あんまり変化しないって感じ?
開業当初、日本で買える化粧品がここまで荒れまくるとは思わなかった。
なので開業当初は、今ほど、その化粧品止めてください!!とかよほどのことじゃないと言ってなかった。
品質の悪いものがこんなに当たり前に出回るとも思わなかった。
しかもそれが、あたかもお肌に優しい化粧品のように扱われていたりする(広告宣伝、ステマの結果)。
そういうのがキリがないくらい出てきたし、もうあれもこれもとえげつない。
昔は、品質が悪そうなものってとてもわかりやすかったし、それでかぶれたら、ああ、やっぱり。。と本人もすぐに気づいて止めた。
気づかずに使っている人ってごくわずかで、そんな呑気すぎる被害者がそこまでいなかった印象です。
すごく少人数だったから、外来診療しているとむちゃくちゃ目立ちましたよ。
ここまで悪化させますか。。気づきませんでしたか。。という感じです。
でもこの10年、15年、ひどくなるばかり。
企業も巧妙で、イメージ戦略と時間とお金をかけたステマ。
雑誌とかひどいもんね。
雑誌はすべて広告、とわかっている人はいいんだけど、雑誌の内容がまるで学会の教科書レベルのもの、くらいに思っている人もいて。。。
そういえば昔は外資(欧米の。デパートで売っているもの)の化粧品使っている人、多かったな。
欧米人には良くても(トラブルなくても)、日本人にはありあり。
しかもすんごい高い。
効果はもちろん約束はされていない(ただの化粧品だから)。
まあそれでも高い保湿化粧品ってくらいで(アンチエイジングとかいろいろ言っていても)、大きな害はあまりなかった。
(ものによったらありましたよ)
そのうち、規制緩和か外資もあやしくなってきて。。
オーガニック化粧品、自然派化粧品、韓国コスメが台頭してきてデパートでも専用コスメ売り場でも必ず売っている。
業界全体、かなりおかしいと思っています。
皮膚科学は全く無視。
オーガニック化粧品や自然派化粧品とうたっておいて、アンチエジング化粧品シリーズって何?!
といつも思いますよ。
そこだけ科学持ってくるんだー。
食物アレルギーや接触性皮膚炎は無視しておいて?
皮膚科学の研究のもと、みたいな広告あるでしょ?
どの辺が科学なんでしょう。。?と思うこともしばしば。
証明された?有効成分混ぜていても、他の添加物がひどいとかね。
デパートで売っているから安心という神話は完全になくなりましたね。
昭和や平成の初めの話なんだわ。
それでなにか起こっても、その化粧品が問題と思っていない人が多すぎることにびっくり。
私の意見(今回紹介するもの)が絶対に正しい!!とは言いませんが(正しいと思ってもちろん言っていますが)、まあ困っている方は一度試してみて。
ただし、いつも言っていますが、今、お肌に赤み(=炎症と言います。皮膚炎ってやつです。本人が皮膚炎と思っていないことが一番の問題)、かゆみ、皮めくれ、ひどい乾燥、痛み、ヒリヒリなどなにかあれば、どんなに安全性が確認されている化粧品であっても塗るのはNG。
そんな塗ってはいけないところに、医薬品でもない化粧品を塗ること自体が一番だめ。
塗るな、って化粧品自体に書いてあるんだから。
うちにも、肌荒れ、アトピーなどの自覚があるにも関わらず化粧品を当たり前のように塗り続けている方来られますが(ほぼ全員か?!というくらい多い)、全員しばらくお肌を休ませて薬だけ塗ってもらいます。
お肌に優しい石けん・洗浄剤(前の記事ですすめたもの)くらいなら使ってもらうこともありますが、塗り薬が酸化したのを落とすためであって、お湯や水では落ちないから仕方なく、です。
(もちろん診察で確認の上、です)
勧めた洗顔料以外は一切ダメ!
(今回勧めた保湿化粧品に全部切り替えても、クレンジング・洗顔料が私の勧めているものでなければ意味はないですよ。
クレンジング・洗顔料が一番皮膚バリアを破壊するものがたくさん入っていますから。
破壊しないものを選ばないと。
またそういう宣伝に騙されないようにね)
化粧水でも、薬用なんたらでもダメ!
どっかの女医が言っていた、どっかの皮膚科医が言っていたから、というのもダメ!
(皮膚炎あるのに化粧品塗らせる皮膚科医がおかしい。
ほんとにちゃんと診察して、使っても良いと本気で言っているのであれば、それはありですが。
その先生の診断と考え方なのでね。
(実は強いステロイド漬けにしてるだけだったり。
私はステロイド漬けじゃなくて、元から絶対負けない肌を作りたいし、絶対負けないと言ってもミサイル攻撃みたいな化粧品ではそりゃ負けますから、化粧品の質はとても大事)
話題の化粧品だったから、とかもう一切関係ないです。
その陰で莫大な宣伝費が使わています。。
話題だから安心安全?
どういう理屈で?
服やバッグや靴とかのファッションじゃないんだから、皮膚の健康と安全は科学でしょう?
雰囲気やイメージとは全く関係ないです。タレントさんもインフルエンサーもユーチューバーも関係ない。
有名だから、そういう人に企業はお金払ってお願いするんですよ。
安全で、雰囲気もイメージも良いもの、
なんてものがあればいいけど、世の中、そうないですよ。
研究開発にお金をかけているから、雰囲気やイメージ戦略にまで予算はそう回せません。
そんなことしたら、販売価格もっと高くなる。
良いものをなるべく良心的価格で売って、多くの人に使って喜んでほしい、と思って作っておられるのがそういうメーカー・ブランドの1つの特徴です。
安心安全ということは科学的に実証されるなりしての結果の化粧品ですから、パッケージはシンプルなことが多い。
宣伝文句にしても、所詮ただの化粧品で医薬品とは違うと区別しておられるから、消費者に過剰な期待をさせるような宣伝文句はうたいません。
そういう企業はコンプライアンスがしっかりしてる。
イメージだけで中身空っぽの商品とはわざと差別化でもあるのかもしれません。
いつも言っていますが、つい買ってしまいたくなるキャッチコピーだったら、あやしいと思いましょう。
化粧品に過剰な期待はしないことです。
目的はただの保湿なんだから。
そろそろ話を戻しましょう。
お肌にトラブルがあったら、まずは化粧品は一切止めること。
薬で落ち着かせましょう。
薬って、ヒルドイドやヘパリン類似物質じゃないですよ(笑)。
うちではほとんど出しません。
私にとって、あまり意味のある化粧品じゃないから。
ステロイドは仕方なく使うこともありますが(患者さんが困るから)、ステロイド漬けになれ、ずっと使え、と言っているんじゃないですよ。
今回の1回のリセットするためにです。
(うちには1週間も使いません。リセットした後はまずほぼ使わない。だってリセットだから。リセットされた肌から強い肌へ育てていくことがスタートしていきます。
二度とひどい刺激がない限り、ステロイドなんて使いませんよ)
さあ、裏話も含めてご紹介していきます。
まずは市販で買えるものから。
くどいようですが、赤み・かゆみなどの炎症がない状態で、化粧品を使う場ことです。
紹介している順番に意味はありません。ランキングじゃないです。
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