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自宅療養と僕

先日、PCR検査が陽性となりました。

陽性が発覚したその日の晩に38℃まで熱が上がり、
3日目までなかなか解熱しませんでした。

とにかく寒くて、寒くて
寝てても、辛くて、辛くて...

喉が痛く、唾液を飲み込むのにも、水分を取るのにも、
覚悟を決めて飲み込むような状態でした。

これで『軽症』なのです、コロナは怖いです。

分かってはいたつもりでしたが、
想像していたよりも遥かにしんどい。

家で1人で寝ていても
明日息苦しくなってたらどうしようなどと
悪いことばっかり浮かんできました。

身体のためと思って
頑張って食べるようにしていましたが、
なかなか食事も喉を通らず、
ゼリーやプリン、フルーツだけ食べるような状態でした。

そんな食料は自分で買いに行けるわけもなく、
ましてやそんなゼリーなどを都合良く備蓄しているはずもありませんでした


しかし、療養期間中は
食べるものに困ることはありませんでした。

なぜなら、家族や彼女が食べれそうな物や必要なものを
たんまりと持ってきてくれたからです。

仕事終わや、休みの日に
わざわざ家まで来てくれて、
ドアの前に買ってきてくれたものを置いて帰る。

スーパーや薬局に買いに行く手間、
わざわざ時間を割いて来てくれて、
会えずに荷物だけおいて帰るような生活でも
文句言わずに対応してくれました。

いてました!僕にとっての神様が!ここに!

その他にも
郵送でお見舞いの救援物資を送ってくれた先輩や
メッセージや電話をくれた方々
皆さんには本当に感謝してもしきれません。

自宅療養になってしまったら
職場で役に立つように勉強しようとか思ってましたけど、
もともと勉強する習慣ないからできませんでしたね(笑)

実際は寝て起きて食べての繰り返しで、
解熱してからもTV見て、寝て、食べて
また寝ての繰り返しでした。
おかげで名探偵コナンの映画はほぼ全部見終わりました。笑

感染対策は普段からしていたつもりでしたが、
結果的に陽性となってしまいました。

これまで目に見えないものに怯える日々でしたが、
最後は目に見えないものに救われました。

人の優しさ、温もり、思いやり
そんな目に見えないものを大切にしていこうと
改めて思った10日間でした。

今まで以上に人に優しくなろうと思います

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