ジュエリーは「リフォーム」であなただけの輝きを取り戻します
お客様の大切なジュエリーを安心してお任せして頂けるよう、米国宝石鑑定士GIA・ジュエリーデザイナーの私が手がけるリフォームの流れを簡単に説明いたします。
専門性が高いものほど、どんな部分にどれだけの金額がかかっているのか...分からない事がたくさんありますよね?
私事ですが、最近娘が半自立したのをきっかけに家のリフォームをする一大決心をしました。建築のことは全く無知なため、専門業者に「こちらがプランで、こちらが料金です」と言われると、気に入っても入らなくても、とりあえず「まぁ、そんなものか…」と納得するしかありませんでした。専門家が言うのだから、それしか方法はないのかもしれないと思ってしまいました。
次もまた専門性の高いワインのお話です。
昔、仕事でパリに行ったとき、せっかくだからワインでも買おうと思いましたが、ボトルの容量はみんな750mlなのに、値段が何倍も違うものが並んでいて困惑しました。しかもラベルが賑やかで華やかなものに限ってお安く、逆に素っ気ないラベルのものに限って一本、何万円もして益々ワインの世界は意地悪だ!と思ったのを今でも鮮明に憶えています。
ワインの世界の謎を解き明かすために、その後ワインスクールへ暫く通う羽目になったほどです...
前置きがすっかり長くなってしまいましたが、専門性の高いジュエリーリフォームの流れを知っていただき、お客様に少しでも安心して頂きたいと思います。
• まずはお客様のご要望を丁寧にお伺いする。
ここが一番大事です。お客様がどうしてリフォームしたいのか?
それはリングサイズが合わないだけではなく、その多くはデザインの変更です。あるいはリングの石を留める爪がカシミアセーターに引っかかって困っているとか、あるいはもうリングはしないからペンダントトップにリフォームしたいとか。
ここで細かいところまでお客様と擦り合わせをして、お客様のイメージに限りなく近いものを作ろうと努力します。
ですからイメージとなるお写真や雑誌の切り抜きは大変有難いです。お客様と同じイメージを共有することが何より大事だからです。
それから予算を出します。予算を最初にだしてそれがお客様にご納得頂けたら、ようやく本格的なリフォームを始めます。
• お客様と私が共有したイメージを職人とも共有する。
私はお客様のご要望を伺ったら、なるべく細かく職人にご要望の内容をお伝えするようにしています。
例えばリフォームするものがお母さまの一文字のダイアリングでティファニーのエレサペレッティ風ダイアモンドステーションネックレスへリフォームするケースだとしましょう。
1,まず一文字のリングから熟練職人が石枠から石を綺麗に外します。
2,石枠の地金であるプラチナ、18金を換金するか、あるいはそのまま溶かしてリサイクルして、ダイアモンドステーションネックレス枠を作ります。
その枠に一文字ダイアモンドリングに留まっていたダイモンドと留めていきます。
3,もともとお客様のお手元にある地金と石を使いますので、リフォームに必要なのは職人への工賃とネックレスの代金になります。
ネックレスをお持ち込み頂いても構いません!使えるものはなんでも使いましょう。
ミニマムなコストで最大限の美しさと満足感を引き出すのが私の仕事です。
ダイアモンド、18金やプラチナは高価な自動車や洋服やバッグと違って経年劣化しません。目減りもしません。次のジェネレーションへ引き継ぐことのできる大切な資産になります。
ユダヤ人は有事の時は持ち運び便利なダイモンドを持って逃げたそうです。それも頷けます。1キャラットはたったの0.2グラムですから!18金の値段はここ数年、上昇傾向にあります。ですから新しい18金を高値で今買うより、お手元にあるものをリフォームする方が圧倒的に理にかなっていると思います。
住宅リフォームもハードルが高いですけれども、ジュエリーのリフォームもなかなかハードルが高いと心得ております。
ですからまずはネットでも無料相談をお気軽にお申しつけくださいませ。
皆さまに心から喜んでいただけるものに作り替えたいと願っています。皆様の笑顔が何より私の喜びです!