見出し画像

家を引き寄せた話

今、住んでいる家を引き寄せた話をしよう。
これぞまさに、「引き寄せた」かな…と思った物件。

今、住んでいる家は、一戸建てでわりと広い。
そして、建築会社から設計から、
すべてを一から選んで、自分好みの家を建てた。

いや~、楽しかったな~。
家作りは本当に楽しかった!!

以前は、おばあちゃんの家に夫婦二人で住んでいた。
おばあちゃんは施設に入ってしまって、あいていたから。

その家も一戸建てで、住みやすくはあったのだけど、
なにせ一人用だから、狭い。
そして子供も産まれ、やはりこれは広い家に
住まないと! ということになり……。

しかし、あてはない。
家を建てるにも、場所もないし、お金も心もとない。

そんな中でも、「いずれ家を建てるんだ!」
という希望でキラキラ輝いていた。
住宅関係の本を読んだり…。
こんな家に住みたいな、という妄想をしたり。

そうしていたら。
急に、義父母の古い家を建て壊す、
という話が出てきた。

なんでも、地震のせいで壁が崩れてしまって、
物置として使用していたけど、
それも限界で…という話だった。

え、まさに!
じゃあ、その古い家を壊した跡地に、
私たちの新築の家を建てられるってこと!?

それから、あれよあれよと話は進んでいき、
新築の家が建ちました。

お金は私たちの貯金をだいぶ取り崩しましたが、
義母から援助ももらえることになり、
それも思ったより大きい額の支援があって
すべてが順調でした。

「家を建てたいな」と思ったら、
その場所も方法もお金もなかったのに、
「はい、どうぞ」といわんばかりに提供された。

これが引き寄せでなくてなんとする?
こういうことをいうのかな。引き寄せって。

で、うまい具合に引き寄せられた家だけど、
なんでかなぁ?と考えてみるに。

まず、わくわくしていたよね。
家を建てることに。
絶対建てるんだーと思っていたし、
あてはないが、家を建てることを「決めていた」。

そして日々、妄想していた。
「こんな家に住めたらどんなに素敵だろう」なんて。

決して、「いやいや、家なんて建てられないよ。
だって場所もないじゃん。どうすんの?」なんて考えなかった。

「あーあ。家を建てたいけど、この今の狭い家、
ほんとやだなぁ、狭いし」とも思っていなかった。

今の家は狭いし、使いづらいけど、
でも日当たりがいいし、それなりに気に入っていた。
それに、未来の希望のことばかり考えていて、
今の欠点は視野に入っていなかった。

うーん…。
引き寄せの極意。
こんなところかなぁ?

惜しむらくは、家はものすごいスピードで引き寄せたけど、
それ以外の仕事とかお金とか、人生全般を、同じようには
引き寄せていないところ…。

同じような考え方をしたらいい、のかな?
それができればいいんだけど。

まずは「こうなると決める」。
そして現状を嘆いたりせずに、今を楽しむ。
今の状況を精一杯生きる。
そして、「こうなったらいいな」という希望を、
頭の中だけで楽しむ。妄想する。イメージする。

それが引き寄せる力になるのかな。


家を建てた後、庭も綺麗にしました。
憧れの赤いポスト。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?