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プロ作家になるために、一番大切なこと

プロ作家になるために必要なのは、実は文才ではありません。
すごく意外に思うかもしれませんが、文才がなくてもプロになれます

では、本当に大切なものは何か
それは………

プロ作家でやっていくという、強い気持ちです。
いやいや、答えになってないよ、と思うかもしれません。

でも、本当の話です。
プロ作家になるのは「プロになる」という強い気持ちが一番大事です。
それさえあれば、なんとかなります。

何十年も編集をやってきて、やはり大事なのは、
本人の気持ち、強い意志だなぁと感じます。

賞獲得にしろ、持ち込みにしろ、WEB投稿にしろ、
プロになるための方法はいろいろあります。

今だと、一番近道ではないかと思うのは、
「小説家になろう」「カクヨム」などのWEB投稿サイトに
小説を掲載
し、ツイッターやnoteなどのSNSやブログも駆使して、
とにかく、できるだけたくさんの人に自分の小説を読んでもらうことです。

その上で、実は出版もすぐにできちゃいます。
kindle出版は、ほとんど誰でも電子書籍が出せるシステムです。

小説を書いて、kindleで自分で出版すればいいのです。
あとは、WEBでできるだけそれを拡散します。

そういうシステムが、ツールが、山ほどあるので、
今はそれを使わない手はありません。

プロでもそんなに文章が上手ではない
そういう作家さんもいます(怒られてしまいそうですけど本当の話です)。

必ずしも文才が必要なわけではないのです。
ですから「作家になるんだ」という強い気持ちがあり、
それに伴った行動をすれば、作家にはなれます

ただ、ベストセラーを出すとか、映画化するとか、
何百万部売れるとか、そういうことになると、
これはもう、運とか才能とか、いろんなものが
必要にはなってきてしまうのですが……。

そしてもっと重要なことですが、
「作家になる」というのと、「作家であり続ける」
というのも、実は違います

作家になるのはできます。
と言いましたが、作家であり続けるのは、
作家になるよりも、もっと難しい
です。

作家であり続ける、というのは、
作品を出し続ける、小説を量産していく
ということだからです。

さて、話は少し逸れましたが、
「プロ作家になる」という強い意志が
ある方は、それに伴う行動をしているでしょうか?

WEB投稿もしているし、賞に応募もしている。
でもちっともうまくいかない……。

そんな方もいるかもしれません。
そういった方は、自分の書き方や、
小説が独りよがりになっていないかどうか

チェックする必要があります。

プロになるためには、
自分の作品を客観的に見ることが必要です。
そのためには、人に読んでもらう、そして感想や意見を聞く
ということが大切になってきます。

そのためにも、WEBに掲載して読者から意見をもらったり、
「ココナラ」などのサービスで、小説を読んで添削してもらったりなど、
何らかのフィードバックシステムを利用したほうがいいでしょう。

プロになるためには、試行錯誤して成長していくことが
本当に大事なんですね。
今はそのためのツールが豊富なので、ある意味、
昔よりもプロの敷居が低いと言ってもいいかもしれません。



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