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なぜ子どもを0歳からインターナショナルスクールに入れようと思ったのか?
さて、我が家の娘は現在3歳。7月生まれのサマーガールなので、日本の幼稚園ではこの春から年少さんの年です。
そんな娘は0歳からプリスクールに通っています。
私の生い立ちはこちらで紹介しているのでご興味あればぜひご一読ください。
そして旦那も北海道で生まれ育ち、就職で上京。
仕事で海外に短期で行く機会は多かったものの、英語は全く話せず。
私より更にひと世代上なこともあり、「インターナショナルスクール?何それ?」という感じ。
そんな私たち夫婦が、なぜ子どもを0歳からインターナショナルスクールに入れようと思ったのか?
きっかけは妊娠時でした。
元来、検索魔な私は初めての妊娠、出産ということで起きてる時間は何かしら調べてるんじゃないか?というそれはそれは拍車のかかった状態でした。
読み漁った育児本やweb記事、SNSの中で、私の脳裏に深く焼き付いたもの、それは「人間の脳は3歳までに80%完成する」というキーワード。
3歳まで…だと?
ということは私の脳も3歳までに8割決まっていたのか?そうと知ってれば、3歳までに英語や数字をインプットしておけば、語学も理系脳も手に入ったものを…と親を恨みはしませんでしたが、3歳までの子育て環境の重要さに衝撃を受けました。
ちなみに、PRでも何でもないですが、私が読んだ本で一番分かりやすかったもの。今も時間がある時に読み返しています。
そして更に印象に残ったキーワードが"自己肯定感と非認知能力"
妊娠中はまだ外資系転職前でしたが、日系企業でもロジカルで話の組み立てが上手く、どんどん新規プロジェクトで成功し、リーダーシップを発揮してキャリアを切り拓いていく人の共通点は確かにどちらも高いように感じる。
参考までに、自己肯定感は何となく理解出来ますが、非認知能力とはこういう理解だそうです。私もこのタイミングで初めて知りました。
そして非認知能力を伸ばすには子どもの自立を促すモンテッソーリ教育が効果的ということも知りました。
それでもまだこの時はインターナショナルスクールという選択肢はなく、仕事の繁忙期もありとにかく生まれたらすぐ預け先を探さねばと認可保育園をリサーチしていました。
そしていくつかの認可保育園に見学に行くも、タイミング的に良さそうなところは空きがあく、認証と認可外も候補に探していました。
そんな中で見つけたのが認可外のバイリンガルプリスクール。しかも6ヶ月から預かってもらえるということで、早速見学に。
その園は母体が英会話スクールや留学エージェントをメインの事業とする企業が運営しており、先生は半分が海外の方で、日本人の先生も基本バイリンガル。
しかもモンテッソーリを取り入れている。
0歳から英語やモンテッソーリが必要か?と聞かれると意味があるとは言い切れませんでしたが、とにかく早く入園出来るところを決めたかったのと、同じ時間保育園に預けるなら英語が身近な環境な方が良いでしょということで選びました。
初任給より高い保育料に若干躊躇してましたが…園内調理の栄養満点ランチ、持ち物ゼロで時間もかなり融通がきくのが魅力だったのに加え、子どものためという免罪符と、とにかく3歳までが勝負!もう腹を括って頑張って働こうという開き直りで入園申し込み書にサインしました。
入園後は優しい先生に恵まれ、最年少だったこともあり、年上のお兄さんお姉さんに可愛がられ、楽しく過ごしていた娘。(当時0歳だったので親の解釈ですが)
そんな中、たまたま子どもをインターナショナルスクールに通わせている友人に会う機会があり、それがインターナショナルスクールのカリキュラムや進路を聞き、最終進路から逆算した進学先について考えるきっかけとなります。
友人が通っていたのはいわゆる老舗インターナショナルスクール。日本の学校にはないユニークな授業や大学以降の進路の幅広さに感銘を受け、そこからインターナショナルスクールについて調べまくりました。
インターナショナルスクールの存在自体は知っていましたが、「選択肢に入れるとしても小学校くらいから?日本の私立も含めて色々検討したいし」なんて思っていましたが、その友人から日本人家庭が小学校からインターに入ることの難しさを聞き、更に幼稚園であっても低学年クラスからでないと入れる可能性がかなり低いという事情を知り驚きました。
「インターナショナルスクールの受験対策は0歳から(何なら生まれる前から)始まっている」という友人の言葉に衝撃を受けました。
※あくまで我が家が目指したインターの場合であり、各ご家庭の状況により異なります。
そこから連日の家族会議。
なぜインターが良いのか?日本の学校じゃダメな理由は?逆にインターのデメリットは?学費は?
あらゆる議題について旦那と議論しました。
なんとなくインターが良いんじゃないかと思っていた私。でも自分が知らなかった世界だから良く見えるのでは?と何度も考えました。
自身が大人になってから英語を習得した(まだまだ勉強中ですが)こともあり、英語が話せるようになるだけならわざわざインターに行く必要ないと思っていましたが、私自身、日本の公立校に全く良い思い出がなく、ハイコンテクスト文化で組織を重んじる日本人の特性、悪く言うと人と同じであることを求められ、詰め込み型でアウトプットが弱い勉強スタイル、そして出る杭は引っ込むどころか地中深くに埋まるまで打たれる文化。
※個人の印象と感想です。
3歳までが勝負と言われていた非認知能力を養うにはインターの環境が良いのではないか?
そしてその能力を活かして、日本だけに留まらず活躍できる場を広げてほしい。
やりたいこと、自分がやるべきことを見つけるために広い視野を持って広い世界を実感してほしい。
私たち夫婦が至った結論は「子どもの可能性と選択肢を少しでも広げるために最終進路で海外も選びやすくなるインターを目指そう」でした。
そこから老舗インターお受験の道が始まります。
続きはまた次回!