笑い飛ばせる日まで

もういっそ、10年後の今日になって、
もっとあなたに手が届かなくなればいいのに。

まだ消せない連絡先、もし声を聞いたら、
ダメだとわかっていても繰り返してしまいそうだ。

未だになお溢れてくるこの気持ちは、
いつになったらあたしの中から出ていってくれる?

もういっそ、10年後の今日になって、
あなたとの全てが思い出になっていればいいのに。

毎晩眠る前に思い出すのは、優しい手のひら、    いつまでもいつまでも髪を撫でていて欲しかった。

もういっそ、10年後の今日になって…         もしも今と同じ気持ちでいるなら、
もうそれはそれで、救いようがないね。       もう、それはそれで、笑い飛ばせるのかな。