アフリカ在住9年めのアフリカ駐在妻です
はじめまして。
ブルキナファソに暮らすてんやわんやママです。
「noteを始めたい」とずっと思っていて、ようやく1ページ目(初投稿?)を書くことができました。
うーん、どんなことを書こうかなぁ。
まずは苦手な自己紹介で、私について書いていこうと思います。
てんやわんやママって、どんな人?
ブルキナファソで、駐在妻として暮らしています。
え、ブルキナファソを知らない?
ブルキナファソは、西アフリカにある内陸の国。もしお時間あれば、Google Mapで調べてみてくださいね。濁点がいっぱい入っている首都の名前を覚えるのは、国名以上に難易度が高いかもしれません。
実はアフリカに暮らして9年め。
まさか、
こんなにアフリカで暮らす人生になるとは(苦笑)
はじめてアフリカの地を踏んだのは、10年前。
JICAの青年海外協力隊として、日本人がだれもいないザンビアの小さな町に2年間暮らしていました。
(毎日通った通学路)
協力隊としての2年間の任期が終わったあと、なぜか航空会社で客室乗務員に。
ザンビアの田舎で、裸足で子どもたちと駆け回り、茶色い井戸水を飲んで、羽アリやバッタを食べていた生活から一転。
自分には不釣り合いなほど、華やかできらびやかな世界が待っていました。
ほんと、人生って何があるかわかりませんね。
CAとして世界中を飛び回っていたときに、海外転勤族の夫と結婚。
仕事を辞めてわずか2週間後に、ベナンという小さな国で、波乱万丈の新婚生活が始まりました。
え、ベナンを知らない?
ベナンは西アフリカの海に面した国で、ナイジェリアのお隣です。もしお時間あれば、Google Mapで調べてみてくださいね(←しつこい)。
ゾマホンの出身国というと、ピンとくる人がいるでしょうか。
ベナンで2年暮らしたあと、ブルキナファソへ。
ここブルキナファソでの生活は、5年めを迎えます。
アフリカ育ちの3歳と5歳の娘たちと、毎日何かしらのハプニングが起こるジェットコースターのような日々を送っています。
(娘たちは生後3カ月からベナン、ブルキナファソで暮らしている生粋のアフリカ育ち)
「アフリカに8年住んでいる」というと、屈強でたくましい鋼鉄の女というイメージを持たれがちですが、全然そんなんじゃないんです。
停電、断水が頻発する不安定な生活インフラ、公用語のフランス語がうまく話せなくて苦労する日々、虫もヤモリもわんさかいて、家も車も壊れてばかり。
日本人が少なくて、日本人の駐在家族はほとんどいない。私も娘たちも友達が少なくて、孤独。
スタバのホワイトモカも、マクドナルドのフィレオフィッシュも、コンビニのシュークリームも、お寿司もラーメンも焼肉も美容院もファッション雑誌も、驚くほど丁寧に対応してくれる店員さん、時間通りにくる電車やバス、日本のすべてが恋しいです。
メンタル弱小でスーパーウルトラミラクルネガティブな私は、そんな生活に疲れて、泣いて落ち込む日もいっぱいあります(特に生理前は、メンタルが制御不能)。
ここでのいちばんの友達は、日本から持ってきた「命の母ホワイト」です。
でも、これまで駐在妻としてベナン、ブルキナファソで暮らした6年という年月をかけて、ようやく「落ち込んでばかりいては、自分にとって何のプラスにならないし、自分以外に自分を助けてくれる人はいない」ということを理解しました。
ええ、だいぶ時間がかかりました。
アフリカで暮らすって、なかなかできる経験じゃないから、「ここに来たから出会えた人たち」、「ここに来たからできた経験」に目を向けるようにしています(ホルモンバランスが安定しているときは)。
そうすると、ブルキナファソのいいところ、ブルキナベのいいところがたくさん見えてくるような気がします。
今は、声を大にして「大変なことはあるけど、ブルキナファソでの暮らしが大好き」と言えます。
10年前のアフリカ(ザンビアの田舎)生活と比べると、日本にいる友達や家族と簡単にビデオ通話ができるようになったり、オンライン飲み会ができたり、インターネットが普及して、便利な世の中になったというのもあると思います。
そんなこんなで、涙にぬれたティッシュの山をいくつも越えて、アフリカでの生活が9年めを迎えました。
noteを始めた理由
noteを始めたのは、もちろん書くのが好きだから。
ブログというか、日記を書きはじめたのは、当時大学生のころに流行っていたmixiの日記だったと思います。
当時から明るくおもしろく書くことが大好きで、そこは今書いているブログもあまり変わっていないかも。
アフリカ育児の様子を、こちらのブログに綴っています。
でも面白おかしく書くのには、それなりにエネルギーが必要で。
ブログでは、ブルキナファソの情報やアフリカ育児の様子を明るく発信しているけど、自分の気持ちを素直に書ける場所がほしくて。
ブルキナファソに暮らして感じたこと、駐在妻として、母として、「私」としての思いを、ありのまま記せる場所がほしくて。
noteがそんな場所だと聞いたので、noteに住民登録(アカウント作成)してみることにしました。
noteでの、皆さんとの出会いがたのしみでなりません。
「noteをはじめたから出会えた人たち」、「 noteでのつながり」を大切にしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。