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萎えた傷を癒すのはあなた以外に考えられないね
今日は、今日こそはやりたいことしかしない。そうやって決めた週末の午後3時を、部屋着のまま、メイクもせずに普段は適当なスキンケアを丁寧にしながら過ごす。aikoが出ているラジオを聴いて、洗濯機を回して干す。お皿を洗って、ネイルを塗り直す。こまごました、いつかは片付けないといけない自分のことを一気にやっつけていく。ラジオからロージーが流れる。最近の曲じゃない選曲をしてくれるのが嬉しい。
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雨の金曜日は、何かに追われるように仕事をして、noteを書いて、蔦屋書店で本をまた衝動買いしていた。計6冊。積ん読本が溜まっていくので、ゆるゆるとでも読み進めたい。POPUPショップとして並んでいた“ONEME”というブランドのリフレッシュミストがどちらも好きな香りだった。1つじゃなくていくつかの匂いが合わさっているのがよくわかる、深さのある香りで、また近いうちに見に行こうと決める。(こういうときは買ってしまうときだって薄々は気付いている)
クーラーが効きすぎて寒い電車に乗って帰って、駅前にオープンした日高屋に初めて立ち寄る。ゴムみたいなラーメンが390円、全部美味しい。炒飯と餃子、唐揚げ、とうもろこし。お酒も一杯で満たされて、不思議と居心地の良い時間の流れる22時過ぎ。日常を愛している人たちの、1日を労う姿をこのまま透明人間になって見ていたくなる。日高屋飲みを愛していると話していた、綺麗な人の顔が浮かんだ。
店を出たら雨足が強くなっていた。お腹が膨れて、単純に眠い。この世でいちばん好きな時間は、夜のうだうだする時間と朝のまだ起きたくないと話している時間。昨日と今日は地続きで、少しずつ気持ちを変えれば見え方も変わるし、行動も変わるような気がする。(なんかこう書くと自己啓発本ぽくて嫌だけど、そう思う)ちょっとでも、目線をずらしたりマイナスから1mmでも動いてみたり、そういう些細なことでいい。頑張っているご褒美だよ、って祝福されるようなことが待っていてくれるから、無理はしないけど内向きになりすぎない、想像力を悪いほうに働かせすぎないように過ごしてみる。