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偶然をつかむ勇気と覚悟

有休消化3日目。
とはいっても、複業をいくつか入れているし絶賛転職活動中だから、忙しさが変わるわけじゃないことに今更気づく。あれ、おかしいなぁ。カレンダーが埋まっているし、タスクが仕事があふれている。

時間ができたことによって、大好きな人たちと会って話せることが増えて嬉しい。ミルクティーも日本酒も、朝のソイラテも特別に感じる。仕事の話、これからの話、人生の話。決めるって難しいけれど、わたしはわたしにしたがって、迷いながらも決めている。決めたくないものは決めない。やってみたいものには手を伸ばしてみる。最後の後味が悪かった面接は、きっとうまくいかない。それがきちんと1時間で確かめられたなら、良いことだと思えるようになった。とにかく東京に出たかった何にも考えてなかった新卒時代から、なにもかも変わった。すべてにおいてフラットで在ることなんてありえないから、でこぼこのなかでもこれが大事ってものを守りたい。

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昨日で最終回だった文化人類学の内容は、なかなかに重かったけれど、大事に届けてくださっていることがすごく伝わってきた。今受けられてよかったと思えた。過去の選択が未来のわたしを救っている、と何度も思える人生は幸福だなぁ。

あなたはこういう人だからAを選ぶのではない。
あなたは「こういう人でありたい、こういう人になりたい」と願うからこそAを選ぶのである。
偶然を前にあなたが選べることは「私はどうありたいか」でしかない。(講座 他者とかかわる 磯野真穂さん最終回)
「自分で決める」ことについて、選ぶときに自分という存在は確定していない。選び、決めたことの先で「自分」という存在が生まれてくる。

どんな自分の人生なら引き受けられるか、どんな自分なら許されるのか、問うことしかできない。

わたしが、わたしたちみんなが今年1年、必然とは言えない社会を生きてきたはずだ。選びとってきたはずの日常が揺らぐ、でも、その揺らいだ先に見えたものやそのおかげで出会ったものを大事にしたい。誠実であり、勇気と覚悟を持てるように、つかみたい出会いを蔑ろにしない自分でありたい。

わたしは問い続けるひとでありたい、未来の自分に期待したい、想像力を働かせることができる範囲を増やしたい。そのために、損得を考えずに動けるように、足腰を鍛える数年にしたいんだ。わたしがほしいのは、やさしく在るための力、武器だ。そのためには自分の立ち位置をもっと把握して言語化しないとなぁ。(まじめになっちゃった、おしまい)

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こんな日記というか考えを書いているマガジンをつくってます。よかったらどうぞ。


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