愛犬サンダーありがとう〔28〕

あとがき

サンダーが亡くなって、3、4ヶ月した頃に、こんな夢を見ました。
ふと空を見上げると、たくさんの犬が走っているのです。その中にサンダーを見つけて、「サンダー!」と声をかけると、気付いてくれて、「走れるようになったんやね」と言うと、いつもの優しい目でじっと見つめてくれました。そのあと、たくさんの犬達と共に走り去っていきました。
この夢以来、サンダーは一度も夢に出てきてくれませんが、あのサンダーの顔は頭にこびりついています。
最後に、サンダーの両親のことを、書いておきます。名前は、トラ子さん  トラ吉くん。以前、飼い主の元井さんから聞いた話です。裏山の木に、リードが巻きついて、動けなくなったトラ子さんの助けを求めて、トラ吉くんが、元井家の人達に、吠えて伝えたそうです。犬を飼ったことのない私が、この夫婦の子どもなら欲しい!と思った理由です。トラ子さんトラ吉くん、いい子を産んでくれてありがとうございます!サンダーに会えて、幸せな毎日でした。

“愛犬サンダーありがとう”を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。           
                                    あいこ

      

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