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📚Kindleペヌパヌバックにチャレンゞ【本文ファむルの䜜成に぀いお】

本文の曞匏の蚭定で嫌になる人も

登録甚すなわち印刷甚の本文ファむルの䜜成に぀いおです。

登録するファむルはPDFファむルです。

PDFファむルずいっおも本圓はPDF-AずかPDF-Xずかいろいろあるのですが、KindleペヌパヌバックではWordで぀くれるPDFを「PDF/A 準拠」に蚭定すればよいだけです。
このファむルのWordでの䜜り方はKindleで詳しく説明されおいたす。

こうやっおみるずすぐ䜜れそうですが、䞭身を芋るず、最初から「刀型」「裁ち萜ずし」「内偎マヌゞン」「倖偎マヌゞン」ずかずいうものが次々ず出おきお、あげくの果おにペヌゞ数によっお「内偎マヌゞン」の寞法を倉えろ、ずくるので、曞籍の線集に携わったこずがない人は嫌になっおしたうこずでしょう。

「刀型」は簡単に蚀っお本の倧きさのこずです。

「裁ち萜ずし」ずは、絵柄が本の端たであるずきに端䞀杯で終わっおいるず断裁のずきにずれが生じた堎合に癜い郚分が出おしたうので、それを避けるために、絵柄を倖にはみ出させる郚分のこずです。断裁で切っお萜ずしおしたうので「裁ち萜ずし」ずいいたす。

「倖偎マヌゞン」ずいうのは、逆に断裁のずきに本の内偎を切っおしたっおも倧䞈倫なように本の端の方を空癜にしおおく郚分のこずです。

「内偎マヌゞン」ずいうのは、本の綎じおある方は、食い蟌んで䞀定の郚分が芋えなくなっおいるので、そこに文字やオブゞェクトが来るのを避けるためのものです。本が厚くなっおいくず食い蟌んでみえない郚分がどんどん倧きくなりたすので、このマヌゞンを広くする必芁があるわけです。

蚭定は印刷䌚瀟の組版をやるずいうこず

原皿手曞き原皿やデヌタを印刷䌚瀟に持ち蟌んで本を䜜るずきには、印刷䌚瀟で組版をしお原皿を曞籍のかたちに組み䞊げおくれたす。
そしおそれを印刷したす。

これたでの説明でわかるように、Kindleペヌパヌバックのファむルを䜜るずいこずは、この印刷䌚瀟がやっおいるこずを自分でやるずいうこずなのです。

Wordでファむルを䜜成するのはけっこう倧倉

さお、KindleはWordでの組み方をいろいろ説明しおくれおいたす。
しかしこれはけっこう倧倉なこずなのです。
テンプレヌトも甚意しおくれおいたすが、文字数ず行数しか蚭定されおいたせん。

印刷䌚瀟に原皿を持ち蟌んだ堎合、たいおいの印刷䌚瀟はWordで組版をするこずはしたせん。
InDesignなどのレむアりト専甚゜フトで組み䞊げるのが通垞です。
Wordを䜿うのはお客さんがWordで組んで䜜ったものを修正しお印刷する堎合くらいでしょう。
その分、料金は安くなりたすが、曞籍ずしおの䜓裁は苊しいものにならざるをえたせん。

皆さんが、InDesignなどのレむアりト゜フトを持っおいお、それを䞀定皋床䜿いこなせるのであれば、それを䜿っお組んでPDFファむルにした方がいいでしょう。
しかしこういう゜フトは高䟡なので、仕事で䜿甚しおいる人以倖はあたり持っおいないず思いたす。
そこでKindleは倚くの人が持っおいるWordでの䜜り方を説明しおいるわけです。

しかし、これで垂販されおいる曞籍のような䜓裁の本を䜜るのは、そう簡単なこずではありたせん。
雑誌のような耇雑なデザむンなものは蚀うたでもなく、䞀般曞籍小説などでも、それなりの組版の定型や垞道がありたす。
それを実珟するにはWordをかなり䜿い慣れおいなければなりたせん。

線集の仕事を行っおおられた方でも、Wordでの組版ができるずは限らないでしょう。
長幎にわたり組版の仕事に携わり、お客さたの入皿したWordのデヌタを仕䞊げお印刷に適したものにするこずに慣れおいる人でさえも、Wordでは芋開きで内偎のマヌゞンを倖偎マヌゞンより広くするこずができない党ペヌゞ右に寄るか、巊に寄るかにしかならないず思っおいた䟋もありたした。
普通は専甚のレむアりト゜フトを䜿っお組版をしおいるため、Wordではやったこずがないのです。
Kindleのペヌパヌバックできちんずした曞籍を぀くろうずする堎合、Wordでの組版がどこたでできるのかが、最倧の問題でしょう。

぀づく


いいなず思ったら応揎しよう