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武道教室のキャッシュレス導入にはSquareが向いている可能性大
小銭を取り巻く環境が悪化している今日このごろ、これまで月謝袋やチケットの販売などで運用していた武道教室でもキャッシュレス決済を導入することを検討しなければならないな…ということで、いろいろな方法を検討してきたのですが、とりあえず直近ではSquareを利用したメール請求書をベースにしたクレジットカード決済(Square請求書)を導入することにしました。
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この記事ではまず、子供の割合が高い武道教室にキャッシュレス決済を導入するにあたって、なぜ「Square請求書」を選んだかを中心に記載します。
導入のための条件
今回対象としている武道教室の重要な特性をいくつかあげます。キャッシュレス決済を導入する場合、下記の条件を満たしていないといけません。
生徒さんは子供(小学生が多い)が多いため、スマートフォンの利用を前提とするQRコード決済は利用できないケースが多い
今回対象としている教室は、裾野を広げることをミッションとして非常に低コストで運用していて、月々の売上が非常に小さいため、固定費、および初期費用ができるだけ小さいものが望ましい(※売上は数千円のオーダーのときもあります)
生徒さん、および親御さんの一定割合はあまりIT関連に詳しくないため、専用のアプリをインストールする必要があるシステムは利用されない(これについては別途記事を書く可能性があります)
「Square請求書」選定のポイント
今回は「Square請求書」の定期送信機能(自動継続課金機能を含む)を利用することにしました。選定理由は以下のとおりです。
子ども自身が決済手段を持っていなくても導入できる。
固定費が無料。必要経費は、決済金額に一定割合でかかる手数料のみ
初期費用無料なしで導入できる(※請求書の場合)
顧客側の操作は、受け取った請求書に記載されたリンク先のウェブサイトでクレジットカード番号等を入力するだけで利用できる=導入の際、生徒さん側でのアプリケーションのインストールなどが不要
決済手数料は比較的安価(2022年時点で4%以下)
参考:Square > カード決済手数料割引や払い戻しが可能。ただし、割引が不要な場合は手数料が低いサブスクリプション機能を使うほうが良いかもしれません
参考:Square > リピーターを増やすサブスクを始めるには?決済方式や導入方法も詳しく解説
月謝の場合の運用
入会時
下記の処理は、パソコン・スマートフォンなどで実施可能なので、導入に際してクレジットカード読み込み端末などを用意する必要がありません。
ユーザーには入会の際に請求書送付先(メールアドレスないし携帯電話番号)の情報を登録してもらいます
教室はSquareの定期請求書を登録してもらった送付先に送付します
ユーザーは請求書に記載された情報に従い、SquareのWebサイトでクレジットカードの情報を登録します
請求開始日を起点として、設定した周期でクレジットカードから月謝が引き落とされます
ここで重要なのは、クレジットカード情報などを保管しているのはSquareであって、教室側ではないため、クレジットカード番号等のセンシティブな情報を教室側は全く触らなくても良いということです。
退会・中断時
ユーザーからの連絡に従い、ダッシュボードから定期請求を停止します。
必要な導入手続き
個人事業主、ないし法人としてSquareアカウントを登録します
登録後の審査に通ると、クレジットカードによる決済が可能になります
商品として、月謝を登録します
追加でできそうなこと(未確認)
店頭でのクレジットカード決済を導入するのであれば、Squareリーダーを購入することで対応可能なようです。
サブスクリプションという方法も可能です。こちらの場合、ユーザ側での契約の終了処理が可能になります