長期中断して分かった！僕たちからJリーグが無くなるとこうなる！！

お久しぶりです。

感覚的には１年ぶりくらいにnoteを書く気分なのですが、実際は2ヶ月ちょっとでしたか。

さて皆さんご存知の通り、現在コロナウイルスが蔓延してしまい感染予防のためにとJリーグは中断しています。いつ再開されるかは誰も分からない状況です。最後に行われた試合はあの悔しきH.G大阪戦（2月23日）。我々はAClがあったので他のクラブよりも数試合多く見ていますが、ほとんどのクラブは「やっとこさ冬のオフシーズン抜けたと思ったら1、2試合見ただけでまた試合無くなっちゃったよ」という状態じゃないでしょうか。

あぁ…凄い「密」だ…だけどこの日々が懐かしすぎる…

とにもかくにも皆さんサッカー不足であること間違い無しのはず。

でですね、僕の知る限り「Jリーグのサポーター」という生き物は狂ったように毎日毎日自分のクラブチームのことを考え、予定はチーム優先で立て、やれ新しいフォーメションを勝手に考えてはニヤニヤし、やれTwitterで自分のクラブが褒められてるのを探して勝手に喜び、やれFIFAで他のチームをボコボコにしては1人優越感に浸る生き物な訳じゃないですか。（ほぼ自分のこと）

そんな狂った人間から「Jリーグ」と言うものを長い間取り上げてみたら一体どうなってしまうのだろか！？
と言うのをテーマに今回noteを書いていこうと思います。

まぁ所謂人体実験みたいなもんですね。読んでいただく皆さんは自分の心境と照らし合わせながら僕のことを卑下したり更なる不幸自慢をして来たりしてくれればいいなと思います。（満面の笑顔）

それでは行ってみましょー

①予定がスッカスカになった

これは皆さんそうなはず。

正式に日程が発表されたその日のうちに全てを手帳に書き込み（僕はジョルテという手帳アプリを使っていてマリノスを登録しておくと日程が発表されてから少しすると自動的に自分のカレンダーに全ての試合を書き込んでくれます。ジョルテさん本当にお世話になってます）その日は絶対に予定を入れません。学校などはしょうがないですが、バイト、友達からの誘い、サークル活動など全て「ごめん…その日サッカーの試合あるから…」と言って断るわけです。

更に僕の場合、試合当日に予定を入れないのは勿論のことその次の日も「精神を安定させる日（実際はネットサーフィンしたりDAZNで試合見返したりする日）」と言う名目で予定を入れない事が多いです。つまりは単純計算で試合が無くなる＝その無くなった試合数の2倍の日が暇になる訳ですよ。そりゃあもう恐ろしい。
現時点で延期になったマリノスの試合は12試合です。ということはつまり…おっとここら辺で辞めておきましょうか。

単純にやる事が無くなった方は多いんじゃないかなと思います。

②何故か今まで全く興味の無かったものにハマり出した

やる事がなくなると、人は新たな趣味を探し始めます。そりゃ大量に時間があってマリノスのニュースは一切更新されないんですもん。されたとしてもいつJリーグが始まるかも分からない状況で「今のクラブチームの状況」を伝えられても興味がわかない訳です。
僕は「Jリーグが無くなった寂しさを埋められる何か」を必死に探しました。そして見つけたものが…

…はい。見事にハマりました。正直ポケモンはちっちゃかった頃にダイヤモンドパールを少しやったくらいだったので、思い出としてはそこまでだったんですが何故か急に「ポケモンやりたい！！！」となり、友達からswitchを借りamazonで中古のシールドを買い最近は狂ったようにやってます。（話題のあつ森には一切興味がありません）

3日で殿堂入りし、そこから4日でオンライン対戦環境を整え気付けば1週間で50時間やってたのはここだけの秘密にしてくださいね。

こうやって振り返ってみると分かるのが、これって普段はマリノスに注いでた「熱」を注ぐ先がなくなったから別のものに熱を注ぎ始めたって事ですよね。
もっと広い言い方をすれば僕らJリーグサポーターって常に何かに「熱を注ぐのが好きな人」なのかもしれないですね。

③サッカー関連のニュースを見ても開かなくなった

これは結構自分でも驚いた事。②でも少し触れていましたが、クラブチームは確かに少しづつ情報を公開してくれるんですけどその情報から妄想出来ることが大して無いんですよ。
それでニュースを開かなくなる行為を重ねていくと自分で「あれ…？マリノスに対する興味薄れてきてる…？？」って錯覚してくる訳ですよ。
あんなにも日常に当たり前にサッカーが存在していたからこそ、触れる量が減るだけで「飽きた」様に思えちゃうんだと思います。感情の落差ってヤツですね。

一番驚いたのが昨日のニュースで「破産したロケレンからあまじゅんが帰ってくるついでに小池龍太も帰ってくるかも！？」ってニュースが出たときに、いつもなら例えば「知ってる！？今日畠中だけ練習途中で辞めて引き上げちゃったらしいよ？怪我じゃ無いといいけど…」程度の話で盛り上がる我が家ですら、小池のニュースを振っても「あぁ、なんか来るらしいね。」程度でしたからね笑
（↓ちなみにそのニュース）

https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2020/04/23/kiji/20200423s00002179032000c.html

多分どんな情報を与えられても実感が湧かないんですよ。土台がしっかりしてないところに家は立たない、Jリーグがいつ再開されるか分からないところに選手獲得の噂があっても盛り上がらない。みたいなもんですかね。

④他のクラブチームに対する嫌悪感が薄れた

言ったら炎上するので今まで言いづらかったんですけど、僕宗教上の理由から水色が嫌いだったんですよ。それのせいで親グループのマンCもなんか好きになれなかったし、川崎とか湘南とか特に予定が無ければ行きたく無いなーってタイプの人間でした。
過去に「明日は絶対に川崎フロンターレを倒そう！」っていう記事書いて軽く炎上したりもしてますからね。
（↓その記事）

https://note.com/aikeoffmarinos/n/nfaad4b27bd83

いやまぁ、もともとJリーグを観るとき互いに憎しみあったり「コイツだけには勝ちたい！」みたいな気持ちこそが、より試合を面白くすると思っているタイプなので好きなものは好き、嫌いなものは嫌いとハッキリ言って行こうと思っていただけなんです。Jリーグが無くなっちゃうとそうやって気を張る必要が一切無くなるんですよね。

生きるのが大変そうとかそういう次元じゃなくて、そうやってJリーグを楽しんでいたんですよ。

最近は他のクラブチームのステッカーを貼った車を見ても「また…試合やろうな…」みたいな気分にしかならないので刺激が無くなっちゃいました…笑

⑤テンションの浮き沈みがなくなって情緒が安定しだした

数少ない良い目です。サッカーの試合って当たり前ですけど超体力使うじゃ無いですか。やる方も観る方も。点入ったら両手を上げて席から立ち上がり（その瞬間一度だけ手に持ってたグミの袋を開けたまま下に落としてブチまけたことがあります）点を決められたらとにかく項垂れて深いため息をつく生き物じゃ無いですか、僕ら。
勝っても負けても試合が終わる頃にはヘトヘトな訳ですよ。加えて、勝てばお祭り騒ぎし負ければこの世の終わりの様に落ち込むことを毎週の様にやる訳ですよ。
誰かが「フットボールのサポーターは幸せになれない」みたいなことを誰かが言ってましたが本当にその通りだと思います。

その「試合」が無くなるとテンションが安定するんですよ（なお生活リズムは崩れ出した）。
結果いざ勉強しようと思ったり、何かをやろうとする時の能率は格段上がった気がします。（証拠となるデータ一切はありません）

☆まとめ

以上です。
お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、このnoteを書くこと自体「自分がマリノスから離れない様にするための一つの方法」だったりします。

で、実際に書いてみると実はそんなに悪いことばっかじゃ無いんですよね。
新しい趣味が出来た？良いじゃないですか。
他の地域にも寛容になった？凄く良いじゃないですか。
テンションが安定し出した？めちゃくちゃ良いじゃないですか。

こんな感じでいざJリーグが無くなってもそれなりに日々を暮らせてる。なんなら良くなってるとすらも他人に思われるかもしれない。それでも僕たちは「Jリーグ早く再開してくれー」っていう訳じゃないですか。
なぜかって「日常がJリーグと共にあるのが当たり前になってた」からですよね。

「当たり前が当たり前じゃなくなった時、初めてその大切さに気付く」なんて誰かが言いましたが、もしかしたら今のこの期間は「それ」を気づかせてくれるための「非日常」なのかもしれませんね。
こうやって考えておけば他の趣味も楽しめるし、いざ再開された時誰よりもJリーグを楽しめるかもしれない。僕はそうやって再開の日を待ち続けたいと思います。

早くスタジアムにJリーグを観に行きたいですね。

皆さんはどんな風にこの長期中断期間を過ごしていますか？？