歌うVtuber①-2
続き。
【かしこまり】
upd8所属。相方はタンバリンのパンディ。力強く、ハスキーな歌声を特徴とし、ジャズやボサノバみたいな雰囲気の歌を得意にする。「やさしさに包まれたなら」など。
ヨルタマリなどの企画でがさつで気の大きいねーちゃんみたいな役回りを演じ、パンディをぞんざいに扱ったりする一面もある。往々にしてテンション高い、みんなを笑顔にする、楽しい一回りお姉さんがかしこまり(通称:ちゃんまり)の魅力だろう。
そんな彼女が作った歌が「ルーティン」。
何かあったとき、ふとこの曲を聴いて休もうかな。
【道明寺ここあ】
女子高生Vsingerとしてまさに彗星のようにデビューしたのが彼女。2010年代のラノベ原作アニメの女性ボーカルOPのかっこよさ(川田まみとかKOTOKOとかあの感じ)を真っ当に受け継いでいる感じがする。デビュー「Rising Hope」は原曲のスタイリッシュを反映しつつも彼女らしい”かっこよさ”が感じられる。
なんかあの辺の歌ってラ行の発音が独特な気がするんだけど気のせいかも知れない。
【天神子兎音】
そういう「かっこいい」系だと、天神子兎音も外せない。小柄な体からパワフルな、コブシの利いた歌声。「敗北の少年」はそういう魅力が詰まっている。
「天樂」はさらにパワーアップした力強さがとにかく盛り上がる。
ニコ超のライブで披露された(カバーもしてる)「千本桜」のテンションの高さもライブ映えする存在感の強さがある。
関西の神様ということで、バーチャル大阪出身の樋口楓と合わさるとノンストップトーキングが炸裂する。またどこかのイベントであのやり取りは見てみたい。
そして天神子兎音×樋口楓のコラボ「打上花火」ではふたりともしっとりと歌い上げている。
この2人に限らないが、Vは本当にいろんなスタイルの歌を身に付けており、このVといったらこんな歌い方!とはっきり言い切れないのが紹介で伝えきれない部分だと思う。
【KMNZ】
FictyとWright Flyer Live Entertainment(WFLE)がプロデュースする耳付きVのLITA・LIZのコンビ。金髪キャップがLITAでフード付きパーカーがLIZ。
ユニットでカバーのみならず、片方だけでのカバーが多いのも特徴的。自分はこういうファンクとかラップとか余り明るくないので雰囲気で好みを……
LITAは「水星」
LIZはけっこうかわいい・インターネットな選曲をする。「少女レイ」は飛び抜けてかわいい気がする。
ユニットでのオリジナル楽曲である「VR - Virtual Reality」はまさにVとRをライムに乗せた楽曲。
未来は明るい。
ツイ廃だからこういう目に遭ったりもする。有罪。
【MonsterZ MATE】
upd8参加。バルス所属のボーカル・アンジョー(狼男)とラッパ-・コーサカ(吸血鬼)のユニット。投稿動画はだいたいエロゲと下ネタの話してる。
ユニット曲の「hero_」。
ぶっちゃけMZMの曲めちゃくちゃ格好良くて言葉に出来ないんだよね。FLOWとか好きな人はハマるんじゃないかな……?
そして雨の日には聴きたい「ペトリコール」。
あと夏だし「トロピカ☆ナツオーレ」もどうですか?
こうやってYouTubeで聴くのも良いけど、ライブで聴くとガンガンにノれるテンションなのがとても好き。またステージでこのふたりを見たい。
【銀河アリス】
MZMと同じバルスに所属する侵略宇宙人。唐揚げ大使だったり、天然でボケ倒すキャラだが、歌となると雰囲気が一変する。
まず「Someday, Someday」を見て欲しい。
いわゆるコンテポラリー・ダンスと呼ばれるような、全身を使ったダンスを得意にする。
「Brand New Days」ではダンスがMV全体通して発揮されている。バレエを取り入れたダンスは息を呑むしかない。よく見てるとピルエットとかグラン・ジュテとかめっちゃすごいんですよね……
「LINK」もまたひと味違った銀河アリスなので1度は見て欲しい。
【花譜】
神椿レコード(カンザキイオリ主宰)所属。花譜については1度まとめてあるので時間があれば読んで欲しい。
ライブが決まってからめきめきと知名度が上がっている。花譜ワールドはまだま拡がっていく。「bin」のファンキーさ、「ハミングがきこえる」のポップ感も取り込み、自分の世界にしてしまう。
「フロントメモリー」は神聖かまってちゃんの曲だが、あの笑ってるんだか泣いてるんだかみたいな歌い方を見事に昇華している。
クラファン特典として「命に嫌われている」の音源が届いたが、これもまた凄かった。ライブが楽しみすぎる。
【AZKi】
upd8参加。ホロライブ所属・レーベルは「イナカノミュージック」。バラードからロックまで幅広くカバーするVitual Diva。2018年12月から8ヵ月連続11曲のオリジナルソングを投稿した。バラードやポップをメインにする"AZKi WHiTE"とロックをメインとする"AZKi BLaCK"で投稿し、KMNZ・オーイシマサヨシをMCとするREALITY番組”ぶいおん”にも出演(オーイシマサヨシ欠席・バーチャルゴリラ代役)。
AZKi WHiTEだと「Starry Regarets」が切なくて好き。
この箱の中で歌ってるMVの雰囲気、なんか懐かしさがある。
AZKi BLaCKだと「さよならヒーロー」が爽やかだけどどこか寂しさがあって好き。
「さよならヒーロー」はMVも大好き。ペンキをぶちまける映像はだいたい好き。
髪が長い初期モデルと、焦茶さんデザインのショートカット新デザインのどっちも動いてるところがめちゃくちゃ映える。
あと花譜が好き。
【星街すいせい】
同じくイナカノミュージック所属の星街すいせいもカッコイイので「天球、水星は夜を跨いで」を聴いて欲しい。めちゃくちゃにカッコイイので。
「メルティランドナイトメア」の、ウィスパーみたいな声もかき消えそうで夢見心地になる。
テトリスめっちゃうまい。
YuNiちゃん、すいちゃんあたりがめちゃくちゃ顕著なんだけど、歌が上手いVって雑談のときふにゃった声してるのに歌うとめちゃくちゃかっこいいっていうギャップがずるい。
【ロボ子さん】
ホロライブ所属。息が抜けたような、ボーイッシュでウィスパー気味の歌声で中毒性がある。
「あっかんべーだ」はロボ子さんの歌の魅力が詰まったcoverだと思う。
にじさんじ・樋口楓とのユニット「でろぼっこらぼ」ではカッコイイ系・樋口楓に対照して可愛いボイスを披露してくれる。
ときのそらとのコラボ「リモコン」coverではまたうって変わって少年みのある声で参加している。
【アズマリム】
かわいい。
えっかわいい……
とりあえず、ここら辺はVファンの多くが知っているVじゃないかなと思う。多大な偏見が含まれているけれど。