これまでの「金剛いろは」の話をしよう
これから、アイドル部所属「金剛いろは」の話をしたいと思う。
詳しい話や、エピソードなどについては非公式wikiがあるので、データなどはそちらを参照されたい。
そもそもシロちゃんが好きだったので、アイドル部のデビューは知っていた。しかし、一方でアイドル部が活動し始めた時(2018年4~5月)、私はすっかりにじさんじに染まっており、夕方夜間深夜問わず巻き起こるゲリラ配信にワクワクしていた。アイドル部のデビュー配信は見たが、なかなか本配信を見ることがいられずにいたのだ。
そんな時に、ニコニコにある音MADが投稿された。
なんだこれ。笑い声……なのか?
たしかにばあちゃるによるアイドル部紹介配信で、12人ともだいぶ濃いなあとは思っていたが、こんな声を出すメンバーがいるのか……?と疑惑の念で以てアーカイブを見ることになる。
私が初めて見た金剛いろはのアーカイブはこれになる。
Vtuber全体を通して、この後「神ゲー」として取り上げられることになるワイルドアニマルレーシング、おそらくVtuberとして初のプレイヤーなんじゃないだろうか。
ツッコミつつもきちんとプレイは続けるし、30分弱のプレイの後に「これはダレる」の判断で次のNeed for drinkに切り替えた(もちろんこっちも「神ゲー」だが)のは、最近月ノ美兎が見せたような、「自分も視聴者も飽きないようにする」という姿勢で、好感が持てた。
なによりも、ツッコミが上手い。笑い声は確かに特徴的……というか、本当に笑い声なのかそれ?と言いたくなる引き笑いだが、止まること無く喋り続けられること、そして個人的な好みとしては(のちに慢性鼻炎持ちだと明らかになったが)、鼻声というのはとてもかわいい。
こういった「神ゲー」で言えばやはり、Mother simulatorの立役者でもあるだろう。
(23分ごろから)
一通りプレイしたあとに試行錯誤して反省してスコアを伸ばそうとするストイックな姿勢に心打たれた視聴者は多いのではないだろうか。どれくらい真剣かと言えば、なかなか途切れる事がなかった彼女のトークが静かになるくらいに打ち込んでいた。
そしてシリーズ化し、この段階ですでにプレイの解説までし始める。その上ランキング入りまで果たし、最終的にはアイドル部全員がプレイする宿題ゲームという扱いまで発展した。
さらに、mother simulatorの波及はアイドル部にとどまらず、まさかのときのそらや、2019年に入るとにじさんじ・樋口楓、矢車りね、瀬戸美夜子など他のVtuberにまで長くプレイ実況の人気が高まっていく。壺に匹敵するその人気の下地となった彼女の真摯さに敬意を表したい。
ところで金剛いろはといえば、「味噌汁をタンブラーに入れてストローで飲む」という一風変わった風習を持っている。
(2分50秒あたり)
切り抜き↓
自身でプレゼンを立ててオススメし、「お味噌汁のエイムがズレない」「タンブラーなら倒しても零れにくい」という利点を説明してのけた。そういう一風変わっているけれど、その視点からすると合理的な行動というのはとても大好きである。「(コメント)配信中に味噌汁を飲むな」わかる。
そして、そういう一風変わった行動からもなんとなくつかめるように、パズルには弱い。しかし、諦めない根気を見せるし、何よりも煽りコメントですら自身のネタに持ち込んでしまう。
「Rusty Lake Paradise」シリーズはその頭ごんごん・ハーバード(幼稚園)卒業の金剛いろはを見る↑でも、そして何よりサムネイルの気持ち悪さにおいても金剛いろはの魅力のひとつとなっている。本当にサムネイルが気持ち悪い。
さて、さらに金剛いろはと言えば朝配信・映画好きという点がある。
(正直OPムービーの流し目ごんごんめちゃくちゃ不安定になってくる)
朝配信といえばこの当時、もうにじさんじ・伏見ガクのおはガクが始まっていた(朝6時45分~)。他に朝配信で有名なVといえば、ハニーストラップ・蒼月エリ(ニュース・雑談・天気枠)や個人・かみ(歌枠)がある。
ただ、朝からグリーンインフェルノとかファイナルデッドコースターをハイテンションで語る存在は彼女くらいだろう。爽やかな朝ってなんだ?更にこの時、Netflixの布教もつとめ、後々アイドル部にネトフリ勢が生まれていくことになる。
もちろん、そういったネタ的な側面もありながら、映画のネタバレを上手くかわして要点と、自分なりの見所をプレゼンできる能力が高い。これは、にじさんじ・月ノ美兎とも共通する能力の高さだが、先述した味噌汁にしてもそうだし、「他人に自分の好きなものをオススメする」という点に於いて彼女の魅力のひとつである。
さて、私のようなにじさんじの住人からすると、金剛いろはといえば2018年8月14日配信「月ノ美兎の放課後ラジオ #5 」(リンク埋め込みが出来なかったので直接月ノ美兎のチャンネルから探してください)でのゲスト出演があった。
にじさんじライバーとアイドル部部員のコラボはこれが初めてである。この前に月ノ美兎はRAGE summer 2018でシロと共演しているところでもある。
「月ノ美兎の放課後ラジオ」は、毎回ゲストを呼んでゲストにちなんだトーク・企画を繰り広げて行く配信である。その相手も、同じくにじさんじ
・樋口楓や鈴鹿詩子、個人・パゲ美、すーぱーそに子など多岐にわたるが、そのいずれでも月ノ美兎が趣向を凝らした演出でもってゲストを歓迎する攻勢になっている。
にじさんじを牽引してきた月ノ美兎と、アイドル部ネタ枠として代表されてきた金剛いろはとのコラボは、どちらのファンだった視聴者も、どちらのファンでもあった視聴者も多いに盛り上がった。盛り上がった内容はキー2つしか使わないという「神ゲー」であったが。
そしてこの「一風変わった」二人が出会った以上、視聴者置いてけぼりのトークが繰り広げられるのも当然である。
美兎「よくわからない写真撮りますよ、自分の指とか」
いろは「あるあるあるある」
あるか? 恐ろしいまでのシンパシーのやりとり。
真骨頂は60分ごろから始まる映画トークで、お互いに知らなかった映画を、お互いの持ち前の要点を説明する能力でプレゼンし合っていく。相槌もあって本当にテンポ良く会話のキャッチボールが進んでいくので、視聴者の立場としても見たくなってきてしまう。コミュニケーションのお手本にしていきたい箇所になっている。(ちなみに「高速ばあば」はびっくりするくらいドッキリカメラ集みたいでホラー苦手な人でも見られます。いや、面白いとは言ってませんが……)
このあと、よみうりランドイベントがある。
さて、アイドル部ライン(ばあちゃるの発表時登録者数=5万人)を超えたのが2018年9月3日になる。配信中に5万人越えをしたのだが……
確かこの時の同時接続がめちゃくちゃ多くて、1.3~4万くらいだった記憶がある(自分もリアルタイムで見たいた)、だいたいこの配信の56分頃に5万登録者を越えたのだが、その反応が見られるのが59分ちょっと前から。
5万超えて60分を越えてもワイスポを続ける姿勢、金剛いろはそのものだと思う。
そして3D化。
もとの巫女衣装を基調として、模様や装飾品をふんだんに取り入れ、彼女のポイントでもあるツインテールにリボンがかかった。同時に神社に来ていたのは、金剛いろはと同日に5万人越えをした北上双葉。ていうか最初がごんざぶろう視点から始まるのは面白すぎる。
第二の自己紹介動画と、アイドル部3D化イベント動画のツンデレ動画。想像されていた通り、動きはめちゃくちゃうるさい。
金剛いろはの3D化の特徴といえばひとつ、「メス顔」がある。なんでそれを名付けたのか……
(31分ごろ。切り抜き↓)
誕生日にひとりで1・2・switchという、二人向けゲームをプレイするというある意味前代未聞なことをしても心配されないのが金剛いろはという存在なのであろう。
「マドリカ不動産」実況では「5の次は……6?」という迷言を残す。
(20分あたり)
そのほか、Splatoon2配信ではオープニングトークをすっ飛ばしてプレイ始めたりもする。
この時はたしか寝起きで、終始やたらと高いテンションだった。とてもうるさい。
ここで彼女がX帯にいることからも分かるように、前述したようなパズル系とはうって変わって、PUBGなどFPS・アクションゲームはかなり得意なようである。練習することで実力が伸びるアクションゲームは、彼女のストイックな性格が反映されているんだろうなと思う。
そして、2019年5月6日。1周年。
初配信と見比べたい。
まあ、ある意味この1周年振り返り動画が彼女のかとめみたいなところがあるかもしれない。
明るくいつでも楽しい彼女をこれからも応援したい。
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