湾岸戦争は帝国主義戦争ではない
『百年』の湾岸戦争の部分。
とあるがその論文の内容の記述がない。
『七十年』では
ストレートに言うと次のようになるようだ(共産党の見解ではありません)。
9条を将来にわたって守り生かす政策への転換
『百年』の第20回党大会(1994年)の部分。
従来の中立自衛路線を改め、「9条を将来にわたって守り生かす」政策への転換をする。侵略にたいしては警察や自警組織で対応するとした。
従来の「中立自衛政策」は次のとおり。
『百年』では続けて次の記述がある。
「道筋」とは自衛隊解消に向けての3段階のことだろう。
なお、『八十年』(2003.1刊行)には、第20回党大会での「9条を将来にわたって守り生かす」政策についての記述はなかった。
「総与党化体制の崩れ」の記述が見当たらない
『百年』に「98年参院選での歴史的躍進と『総与党化』体制の崩れ」という項がある(p42s5)が、本文中に"総与党化体制の崩れ"に関する記述がない。
『八十年』には「十数年つづいてきた『日本共産党をのぞく』という異常な体制がくずれはじめ」たとの記述があった(p299)。
日本共産党の政権論
『百年』。日本共産党の政権論について。
安保条約への立場の違いは連合政権の障害にはならない、と不破委員長が表明。
『八十年』では数行だった(p299)が、『百年』では数倍の分量の記述になった。それだけ今日的に重要視されているということか。
「政権論」を、不破委員長のインタビューから引用する。
要点は、
・民主連合政府の前の段階で、
・安保条約を凍結したうえで、
・緊急課題での一致点での政策協定を結び、
・重要な点で自民党政治の転換をする、
「よりまし」な暫定政権を積極的に追求する、ということである。
そして、そのような暫定政権の提唱を70年代から行ってきた、ということである。
つづく
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