超絶かわいいVtuberフェス #超かわフェス 感想
3月17日に行われたオンラインライブイベント超絶かわいいVtuberフェス。略して#超かわフェス。
その名の通り超絶かわいいVtuberが集まり、それぞれに個性的なパフォーマンスを披露するという徹底的に「かわいい」にこだわったイベント。
自分はおりはること織姫はるか推しなのですが、他の出演者の皆さんはほぼほぼ初めましてです。
あまり深いことは書けませんが、個人的な視点で感想を書いていきたいと思います。
なお、推しであるおりはるのパートが他メンバーより長くなったりスクショが多かったりするかもしれませんがご容赦ください(ぺこり)。
♡ OP 全員コラボ
開幕いきなり飛び出したのは「すきっ! / 超ときめき♡宣伝部」。
超絶かわいいVtuber6人が並び順番に歌唱していく。
姿も声も可愛いけれど、まったく個性の違う6人がそれぞれの魅力を見せつけてくる。
vortexスタッフ渾身の超かわいいお城のステージに超かわいいお姫様6人が歌い踊る。
ここまですでに何度かわいいという言葉を使ったのかわからないくらいに冒頭からかわいいの大洪水。
曲終わりでカメラ目線を投げる白餅(しらもち)だんご。
まだ一曲目だが一番ステージ慣れしているような印象を受けた。
MCもその白餅だんごが担当。
台本があるのかないのかわちゃわちゃするメンバーが楽しい。
白餅だんごも言っていたが「上手くいってない感じがいい」。
ファーストフードの隣の席がJKのグループで聞くともなしに聞こえてきた会話がふわふわしていてなんだがまとまりのない話をしているんだけど本人達は楽しそうというあの感じ。
空気感がもう可愛く近くにいるだけでこちらも微笑ましくなるアレだ。
空気を構成する要素が「酸素」「窒素」「二酸化炭素」「可愛い」なのだ。
めいっぱい空気中の可愛いを吸い込んでいこう。
♡ 小悪魔系ちびっこわんこ Nanoha。
コラボパートが終わり転換の後、トップバッターはNanoha。
ちっちゃな等身とひらひらの衣装に犬耳と、見た目の可愛い要素もさることながらダンスも可愛らしい1曲目は「sweets parade / 花澤香菜」。
見た目からキャピキャピした感じかと思えば落ち着いた安定感のある歌唱で聞かせてくる。
どちらかというと低めの声がさらにその印象を強めている。
「わたしの一番かわいいところ / FRUITS ZIPPER」。
「プラチナ / 坂本真綾」。
続けて披露した2曲。共にダンスのクオリティが高い。
派手さはないが一つひとつを丁寧に踊っている印象があり、流れるような動きが相当な練習量を感じさせた。
話している時はファーストフードのJKのようだが、ステージの上ではプロのアイドルなのだと実感した。
この魅力はスクショだけでは到底伝わらない。
もしも超かわフェス未視聴でこのnoteを読んでいる方がいらしたら、いつか彼女のダンスを目撃してほしい。
最後はオリジナル曲「ゆめいろキャンパス」。
元気で可愛らしいだけじゃなく前向きな力強さを感じる一曲。
ステージのライティングやハートが浮かび上がる演出なども相まってボルテージは最高潮。
曲の最後「描いてみせるよ」でぴょんと跳ねる姿が夢に向かう決意を表しているようで印象に残った。
♡ 歌って踊る猫メイドアイドル 音琴かなみ
続いては、こちらも見た目がもうパーフェクトに可愛い猫耳メイドの音琴(ねこと)かなみ。
1曲目は「恋愛サーキュレーション / 花澤香菜」。
大きなラッパ袖を揺らして一生懸命に踊る姿がなんとも可愛らしい。
一曲終えた後、息を整えながらのMC。
水を飲むために向いた後ろ姿に揺れるしっぽがまたキュートだ。
レーザービームが飛び交う中、2曲目「ちゅ、多様性 / ano」。
歌った後いつもの一発芸をすると言う。
自分は初めて見たのだがなんだこれは。可愛いの種類にも色々あるが、これには形容しがたい可愛さがある。
一言で言うなら「かわいい」だ(語彙力消失)。
お正月のたびに音琴かなみを思い出すことになりそうだ。
3曲目にチョイスされたのはNanoha。も1曲目に歌った「sweets parade / 花澤香菜」。
Nanoha。がしっかりとした味わいのチョコレートだとしたら、音琴かなみは口いっぱいにその甘さが広がるチョコレートクリームだろうか。
あどけなさの残るとろけるような歌声と、間奏で無邪気に走り回る少女らしい姿が無垢な可愛らしさを感じさせる。
最後は「サインはB / B小町 アイ(CV:高橋李依)」。
若干息切れしつつもやはり最後まで手を抜かない一生懸命さが伝わってくる。
その息切れは頑張った証拠だよ。
どこか目が離せない、保護欲をそそられるような、人を惹きつける魅力を感じるステージだった。
♡ 前半3人コラボ
ここでNanoha。、音琴かなみ、み音(みのん)の3人が登場。
わちゃわちゃと始まったコラボパート。
歌うのは「可愛くてごめん / HoneyWorks」。
なんというか声の高さや声質がいいバランスで、それぞれが重なり合うことで生まれる可愛いのミルフィーユ。
ホント可愛くてごめんだよ? 反省して?
アイコンタクトで合わせる「それがわたし~♪」がてぇてぇだった。
♡ 雲の上からプカプカと み音
3人目はコラボパートに続いて再びみ音。
前の二人が可愛らしいフリフリの衣装だったのに対して、寝癖のような髪型と部屋着のような衣装が近い距離感を感じさせる。
むき出しの鎖骨とおへそが眩しい。
1曲目はオリジナル曲の「サイコ的♡ニャン子」。
やはり前の二人とは方向性の違う可愛いを見せてくる。
ヤンデレ風の歌詞と背後に飛び交う猫マークとのギャップよ。
間奏でリスナーに呼びかけ「I LOVE YOU」をおねだりする。
脱力感のある口調と雰囲気が可愛らしい。
2曲目「ダーリンダンス / かいりきベア」。
1曲目に続いてこの曲でもリスナーにコーラスを呼びかける。
チャット欄が「なーなーなーななーなー」で埋まったはずだがアーカイブではチャット欄が見れないので確認できない。ZAIKOさんなんとかしてください。
曲が終わりMCに入る。
スパチャシステムでリスナーから送られたお菓子が空から降ってくるたびに反応していく。
ここまでまだ2曲分の時間しか経っていないが、リスナーとのコミュニケーションを楽しみ、かつ大切にしているのがうかがえた。
衣装はこれしか持っていないとのことだが、フリフリだけが可愛いではない。十分魅力的だよと僕の中で誰かが叫んだ。
天使の羽根が降ってくるエフェクトの中、3曲目「ダダダダ天使 / ナナヲアカリ」。
何気にどの曲も体力のいるダンスのような気がするが、適度に脱力して余計な力が入っていない感じがいい。
「ンフー」
最後のドヤ顔がたまらなく可愛かった。
降ってくるお菓子に毎回律儀に反応しつつ、ラストはオリジナル曲の「未来道」。
最後に手拍子の音を聞かせてくださいとリスナーに呼びかける。
絵文字の手拍子は音を出さないが、リスナーのエールはみ音に届いたことだろう。
4回登場する「いくよっ!」という歌詞、その4回目の「いくよっ!」の前に不意に挿入される本来の歌詞にはない「とどけっ!」。
切なくも前向きな曲に込められたみ音の想いが、今度はリスナーの胸に届けられた。
♡ 涼やかで可憐 釣鐘ふうり
前半が終了し折り返し。
4人目に登場は釣鐘ふうり。清楚系お嬢様。
「言って。 / ヨルシカ」。
ふわふわゆれるスカートと同じようにふわふわした雰囲気を漂わせる。
柔軟剤のCMに出演できるレベルの爽やかさと清潔感。
これが現地ライブだったら絶対いい香りがしてる。
「可愛くなりたい / HoneyWorks」。
派手さはないがキャラクター性に合った控えめなダンス。
かといってアピールが足りないわけではなくおしとやかな魅力にくぎづけになる。
「staple stable / 戦場ヶ原ひたぎ(斎藤千和)」。
前の2曲は可愛い成分強めだったが、この曲ではどこか芯の強さのようなものを感じさせた。ホッチキスだけに(←)。
そのホッチキスを表しているだろう動きが可愛い。
振り返り配信によると、3曲共に振り付けはご自身で考えられたとのこと。セルフプロデュースもばっちりだ。
鮮やかに彩られたステージに、釣鐘ふうりの姿もまた輝いていた。
最後はオリジナル曲「憧憬のジョバンニ」。
残りの体力を注ぎ込んでラストスパート。これまでキャッチフレーズ通りの涼やかで可憐な歌声を響かせてきたが、最後はそこに元気が加わる。
何気にブレスが大変そうなラスサビ。肺活量の限界まで愛を込めて歌声を絞り出した。
命を燃やしたリスナーとの合唱で一体となり、釣鐘ふうりパートは締めくくられた。
♡ 後半3人コラボ
さあ残り二人。
次はどっちだと思っていたら、ここでコラボパートが挿入される。
織姫はるか、白餅だんご、釣鐘ふうりの3人だ。
後ろ姿で登場した3人。おりはるさんそのポーズはなんですか。
「グリズリーに襲われたら♡ / 神宿」。
これまた元気で可愛らしい曲をチョイス。
振り付けも可愛らしく、3人揃ってのイェイがこれまた可愛い。
白餅だんごと釣鐘ふうりは元々このダンスが踊れたのだそうですが、事前の打ち合わせではダンスをする段取りにはなっていなかったようで、おりはるはダンスまでは覚えてはこなかった。
当日二人が踊れると聞いたおりはる、リハの間の短時間でダンスを覚えたのだそう。
流石のプロ根性というのか負けず嫌いなのか、ともあれ本番で形にするのは素晴らしい。
若干テンポが遅れることがあるのはご愛敬。それもまた超かわフェスでは可愛いのエッセンスの一つとなる。
曲終わりにタイミング良く飛ばされるシューティングハート。スパチャシステムが3人をより可愛く彩った。
続いての曲は「はじめてのかくめい! / DIALOGUE+」。
前半3人のコラボが1曲だけだったので、こちらの3人も1曲なのかと思ったら2曲目を披露。
後で知ったがMCをなくして2曲歌うことにしたのだそう。
途中白餅だんご、おりはる共に歌詞を飛ばすシーンがあったが、その後の照れ笑いの可愛さで帳消し。なんならプラスまである。
前半3人をミルフィーユに例えたが、こちらの3人を例えるならフルーツポンチ。
混ざりあって調和しているが、一つひとつもしっかりとした味わいがあった。
♡ あなたと作る超virtualシンデレラ 白餅だんご
5人目はしっかり者のお姉さん白餅だんご。
1曲目は「北川謙二 / NMB48」。
キレのあるダンスが最高にアイドルしてる。
間髪入れずに2曲目「しゅきぴ / =LOVE」。
瞳にハートを浮かべて言う「好き」はやばい。
これまでの出演者の中で一番ステージ慣れしている気がする。
歌もダンスも完璧すぎて逆に感想が出てこない。
MCでも自己アピールやハッシュタグでの投稿もうながし無駄のないトークに隙がない。
MCを締めくくった「ずーっと見てて♡」の後の照れ笑いまで計算していたのなら天才すぎる。
そして3曲目はオリジナル曲「Bluemoon」。
夜のステージに切なくも甘い歌声が広がっていく。
その夜のステージに降りそそぐ流星群に照らされて、目の前に天使が現れた。
まさかの衣装チェンジに大興奮!
可憐に優雅に舞い踊る天使に高鳴る胸を抑えられなかった。
そして最後は「推し変なんて許さない! / 可憐なアイボリー」。
天使の衣装のままで今度は等身大の女の子の気持ちを表現する。
そう女の子は誰だって一人ひとりが可愛い天使なんだというメッセージが込められているのだろう(考えすぎ)。
こうして僕達に笑顔というプレゼントを残して、白餅だんごという天使のステージはその幕を降ろした。
♡ 物語を歌うVsinger 織姫はるか
そしてトリ。
待ちに待った僕の最推し織姫はるかの登場だ。
いつもの口上から始まったかと思えば唐突に挿入される天の声。
物語の開幕だ。
自分はおりはるのファンになってまだ日が浅いのだけど、ステージ上で物語を展開するこの「おりはる劇場」の噂は聞いている。
物語を歌うVsingerのキャッチフレーズの通り、歌で物語を彩っていくスタイル。
これこそが織姫はるかの真骨頂。
残業という忌々しい文化の残る世界を破滅する機関の博士によって閉じ込められたおりはる。
超かわいい歌声をエネルギーに変換して世界を破滅させるんだとか。
残業はなくしてほしいけど世界の破滅は困る~。
うっかり口を滑らした博士によると容量以上に回収すると機械が壊れてしまうそう。
ということでキュアボイスおりはる戦闘開始。
まずは手始め「超かわメドレー」。
超かわメドレーは超かわフェスの為に用意されたおりはるのオリジナル4曲からなるスペシャルメドレーだ。
最初のナンバーは「箱入りラプンツェル」。
箱入りラプンツェルは曲調自体が可愛らしいだけでなく振りつけもキュートで見た目的にも胸をくすぐる超かわフェスにはぴったりの楽曲。
最後のウインクで撃ち抜かれ自分の可愛いメーターはこれだけでレッドゾーン。
続くは「sweet & bitter」。
大人びたセクシーさの中に隠し味で潜む甘い可愛さに胸の奥のデリケートな部分が刺激される。
「アゲンストザライト」。
クールさを前面に押し出したおりはるの代表曲。
ほとばしるようなエネルギーに溢れたパフォーマンスと歌声を、レーザービームが彩っていく。
気高く美しい姿に胸が揺さぶられる。
メドレー最後は「小さなりんごの探検隊!」。
「あい! あい! あい! あい!」
元気なかけ声とともに先ほどまでとは打って変わって純度の高い可愛いさを見せつけてくる。
破壊力抜群の笑顔に胸を貫かれ、無事自分の可愛いメーターは振り切れた。
おりはるー! お前が一番かわいいぞー!
浮気なんてしてないからなー!
……………。
失礼。取り乱しました。
自分のメーターは振り切れたけど、装置の容量はまだ満たされていないよう。
その時回収装置の中から声援が聞こえてくる。
回収された声(特別出演vortexのスタッフさん)が意思を持ち、魔法のカードがおりはるに手渡された。
まさかの超展開にわくわくがとまらない!
そして発動される魔法のカード。謎の詠唱を唱えるおりはる。
月末合体エルフ?
エターナルシャークドラゴン?
最初何を言っているのかわからなかったんだけど、曲がかかって理解する。
「星詠みの唄 / エルセとさめのぽき」。
最強の助っ人を呼び出してキュアボイスおりはるが復活する!
「いくよー!」
もっともっと声を届けてくれますかと呼びかけるおりはる。
それに応えるリスナー達。
最高に盛り上がった瞬間。最高の一体感。
おりはるの熱の籠った歌声に、こちらの胸も熱くなる。
これでもかと歌唱力を見せつけ、最後の「ひとつになる」でアレンジを入れて自分らしく歌いあげると、可愛らしく「てんきゅー」とフィニッシュを決めた。
助っ人とリスナーの協力のおかげか、回収装置は破壊され、無事脱出に成功。
博士の企みは阻止され、残業のある世界は救われた。残業だけは破滅してくれても良かったのよ?
諦めの悪い博士は退場し、大団円のエンディング。
天の声が話している間にもちょこまかと可愛く動いてくれてニヤニヤが止まらない。
その天の声は事前に録音されたものが流されているのだが、ステージ上でのセリフはリアルタイムでおりはるが話している。
どちらもクオリティーの高いお芝居で、演技の点でも評価は高いと思えた。
お芝居を絡めた唯一無二のステージ演出。それをやってのける織姫はるかは素直にすごいと思うし強い魅力を感じる一つである。
盛り上がったそのままに最後の曲、おりはるのライブでは定番の、ファンの間では「しゃいなぷー」の愛称で親しまれる「Only my world」。
最後を締めくくるに相応しいおりはるの魅力全開の前向きで明るい元気な曲。
この超かわフェスの少し前からおりはるは体調を崩し、前日の配信でも時折咳き込んでいた。
心配していたが本番では特に不調は感じさせず、復調したのかなと思っていたのだが、振り返り配信によるとマイクに載らないところで咳き込んだりしていたのだそう。
視聴者にはそれとはまったく感じさせず最後までやりきったことは称賛に値するし、プロなのだと実感した。
ステージ上、立ち上るハートをバックに晴れやかな笑顔でキラキラと輝くおりはるを見て、これからも胸を張って推していこうと心に決めた。
♡ ED 全員コラボ
いよいよ超かわフェスも終わりが近づいてきた。
6人全員が登場し最後の1曲。
全員揃ってせーのでタイトルコール「ファンサ / mona【HoneyWorks】」。
それぞれが思い思いに動きながら歌う。
そしてまさかのポキビーム。
超かわフェス主催vortexプロデュースのポキさんにも感謝を贈る。
ステージの6人が笑顔でホントに楽しそうに歌っている。
その姿を見てるだけでこちらも笑顔になる。
空気中の可愛い濃度は上がる一方。
vortex渾身の超かわいいステージに超かわいいVtuberによる超かわフェス。
この上ない夢のような時間も終わりの時を迎える。
一緒に叫んだ約束を胸に、次に会える日に想いを馳せることにしよう。
素敵なステージをありがとう。
またね。
冒頭無料配信
ライブ本編ダイジェスト
Nanoha。振り返り配信
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