2022年 今年の10曲
はじめに
最近記事を書きまくっている気がする411です。
楽曲派年末恒例らしいアレをやります。"今年の10曲"
(今年の年末はやりたいことが多くて他の人の10曲を全然見れていないんですが、年明けの現実逃避にとっておこうと思います)
今年は波に遅れてやっとVtuberを聴き始めたり、クラブよりのアニソンを本格的に聞き始めたりして、曲の趣味はかなりガラッと変わった一年でした。
そんな2022年の終わりに、僕が特にお気に入りの10曲を発表したいと思います。
これは今年聴いた10曲なので、リリース年は問わないものとします。
ちなみにSpotifyで再生回数Top 5はこんな感じでした。
ということで、貼るだけ貼って一切これに触れずに、今年の10曲を紹介したいと思います。
今年の10曲
今回、1アーティスト1曲までというレギュレーションを設けてみました。
そうでないと半分Fellsius、半分▽▲TRiNITY▲▽みたいなことになりかねないですからね。
それと、一応念のために言っておくと、見やすいように1~10の番号を振りますが、これは私が思いついた順なのであんまり気にしないでください。
楽曲解説みたいなことをしていますが、知識はなければ語彙もない人間の早口の文字起こしみたいなものなので、あまり気にしないでいただければ幸いです。曲はめちゃくちゃ良いので、曲だけは必ず聞いてください。
1. Fellsius - Mist
間違いなく今年聴いて一番驚いた曲です。
どこかなつかしく、不思議なメロディーラインもさることながら、様々なサンプルが噛み合い、統一感をもって鳴らされるこの曲は、なんとも言えない浮遊感があります。
ミックスが少し違っただけで、あるいはトラックが一つ減っただけで、この曲ではなくなってしまうような、そんな不安定さと必然性も持ち合わせるMistを、是非一度聞いていただきたいです。
Fellsiusは今年、このMistも収録される自身初のアルバム「MONOEYE」をリリースしました。「ダンスミュージック × アブストラクト」というテーマをもとに製作されたこのアルバムは、国内外を問わず高い評価を受けています。収録曲の並びも最高なので買ってください。
2. NEW FRONTIER!
2022年の頭に出た電音部の新曲です。
当方石濱翔オタク兼アイカツ!オタクですが、これはそういったことを除いても本当にいい曲です。ありがとうございました。
イントロの掴みからアウトロまで、隙のない神曲さに定評のある石濱さん(411調べ)ですが、今回も紛れもなく最高の神曲を作ってくださいました。本当にありがとうございます。
石濱翔さんには感謝してもしきれないので、こっそり銀行口座とか教えてくれないですかね…?借金してでも毎月2000万円くらい払わせてください。
石濱翔さんについては改めて布教のための記事を書くかもしれません。
3. Glitch
KWON EUN BI(クォン・ウンビ)のアルバム「Color」から「Glitch」です。
普段K-POPを聴くことがあんまりないので、KWON EUN BIがどんな人だとか、NEWTYPEがどんな団体なのか全然知らないんですが、とにかく音に惹かれてこの曲をずっと聞いていたような気がします。
落ち着いた入りから急激に音数を増やしたビルドアップ、そしてボーカルと聴かせるために不要なものを全てそぎ落としたドロップ。強い曲すぎる。
こういう曲、教えてください(他力本願)
4. Highway
Midnight Grand Orchestraから1曲。
1アーティスト1曲という縛りを設けたために、流星群とどちらを選ぶかかなり迷ったんですが、今回はHighwayにしました。
イントロから始まる落ち着いたリフを基調とした統一感のあるオケに、星街すいせいさんの力強いボーカルと、ミドグラの一つのテーマでもあるストリングスが乗ることで、幻想的な雰囲気を出しています。
個人的にこの曲はメロディーや世界観が "昔の" 世界の終わりと似ていると感じていて、ひたすらにAKBと世界の終わりを聴いていた10年前の自分を思い出して懐かしくなったりします。
5. 君に贈るAngel Yell
全くもって今年じゃない、というか6年も前なんですね。
実は僕がアニソンオタクをやっているのはここ3年くらいの話で、ひと昔前の曲を全然知らなかったりします。まあ、そういう曲ばっか探して聞き込んでるので最近のアニメまで手が回らなかったりするんですが…
なんというか、"良曲"のお手本みたいな曲ですね。構成が本当に美しくて、サビへの持っていきかたが自然で、聞きやすい曲です。
リステはいい曲が多くて助かります。特に伊藤翼さんには頭が上がらないです。これからもよろしくお願いします。
6. あやふわアスタリスク
田淵さんってこういう曲書けるんか…
落ち着いた1番と打って変わってギターを中心にバンド隊が荒ぶる2番以降。
編曲の広川さんの功績もとても大きく、「俺ってこういう曲好きなんだな」と自覚させられた一曲でした。
7. KING of SPADE
ライブからKING of SPADEです。私はアイマスのサブスク解禁反対派ですが(まだ言ってる)、こういう時に非常に便利なのは助かります。
スペードのQが注目されがちですが、個人的には超かっこいいこちらのほうが好きかもしれません。
金属感が強く、ガバガバなハットに、籠り気味のピアノ、サビから加わる主張強めのシンセと、ボカロっぽくていい感じです。ボカロ全然知らないけど。
クラブで聞きたい曲の一つです。ハイがキンキンしてる箱とかがいいかもしれません。
8. ストリート・ランウェイ
非常にカッコいい曲です(語彙力)
ボカロっぽくて(作詞はボカロPだし)かっこいいということで、個人的には7で挙げたKING of SPADEと似たような立ち位置の曲です。
KING of SPADEとは対照的に、商業音楽的な、粒の揃ったそれぞれの音がまとめられた、そんな印象を受けます。
これは個人の勝手な主観ですが、ボカロ(ミリしら411イメージ)の持つ様々な特徴を、ひとつひとつそれぞれに振り分けたような、そんな2曲だと思っています。
9. Hydrocity
メロが印象的な、爽やかなSunajiroさんのハードコアです。
あまりうまく説明できないんですが、この人の曲全部好きですね。
僕はSunajiroさんの曲を聞くまで、ハードコアは重めの曲、という勝手なイメージを持っていたりして、そういった偏見を取り払ってくれた意味でも大事な曲です。
10. Luminous
にじさんじの3人組ユニット▽▲TRiNITY▲▽から「Luminous」です。
正直言って全曲めちゃくちゃ好きで、なんならこれよりXOXOとかRosy futureとかのほうが聞いてた気がしますが、ユニット曲から1曲を人に薦めるとしたらこれかTrickStarかな、と思います。特に書かなかったんですけど、布教のためだけに記事書いてるので。
豪華な楽曲提供陣、普段の彼女たちのイメージとは真逆とも言える楽曲に加え、ニュアンスの細部に至るまで突き詰められたボーカルディレクションが、TRiNITY曲のかっこよさを一段上のものにしていると思います。
Luminousの話に戻ると、Aメロでは凶悪なベースに比較的低めのボーカルが乗り、全体的に重心が低いのに対し、Bメロからサビにかけてボーカルやオケの重心が高くなり、キャッチーでスピード感のある歌詞も相まって最高の盛り上がりを見せます。間奏から落ちサビにストンと落ちるところもすごく好きですね。
まとめ
上手い区切りが見つからなかったので唐突にまとめに入ります。
書いていて一つ気付いたのは、意外と自分の好みが偏っていることです。
もちろん記事として書きやすく、人に薦めやすい曲にはなってしまうんですが、イントロは落ち着いた曲調でサビでめちゃくちゃ盛り上がる、そんな曲が多かった気がします。ゆえに乏しい語彙でだいたい中身が同じ話を散々書いた記憶もありますが…
というわけでこの記事はこの辺で終わりにしようと思うんですが、ついでに思い付きで作った「今年の50曲」というリストを置いておくので、暇で暇で仕方のない人は覗いてみてください。
それでは、良いお年を~