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「あいから」の物語を届ける: 動画と文章で織り成すプロモーション
『あいから』の挑戦: 「イシューからはじめよ」に学ぶプロモーション戦略
たまたま電車の広告で「イシューからはじめよ」を見かけ、仕事に活かせそうだと感じて購入しました。筆者の考え方や脳科学に基づく説明が私の関心を引きました。2023年1月4日に「あいから」という本と音源をリリースしましたが、リリース後の満足感に浸ってしまい、プロモーションを怠ったため、ほとんど売れていません(そりゃそう 笑)。この本を読んで、私はプロモーション戦略を再検討することにしました。「イシューからはじめよ」の詳細はこちらで説明しませんので、ぜひ本を手に取ってご覧ください。
イシューの定義は以下の通りです。
・2つ以上の集団の間で決着のついていない問題
・根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題
安宅氏が定義する「イシュー度」とは
自分のおかれた局面でこの問題に答えを出す必要性の高さ
また、「解の質」とは
そのイシューに対してどこまで明確に答えを出せているかの度合い
これら二つが満たされている場合、それを「価値のある仕事」と定義しています。さらに、イシュー度の高い仕事から手を付けるべきだとも述べています。
『あいから』のプロモーション革新: 「イシューからはじめよ」に学ぶ戦略
イシューの特定と仮説の構築
早速、ChatGPTとの壁打ちを通じて考えを深めました。まず、2つ以上の集団とは何か?それは筆者と読者です。では、白黒がはっきりしていない問題とは何か?それは読者が「あいから」を知らない、または内容を理解していないということです。本にあるように、「仮説」を立てることが重要です。そこで立てた仮説は以下の通りです。
SNSのフォロワー数が少ない
無名であること
受賞歴がないため面白い作品であるという保証がない
推しにくい(40代の男性著者)
常識を超えたプロモーション戦略
「イシューからはじめよ」にある「常識を疑う」という考え方を真に受け、ChatGPTに助言を求めました。数多くのアイデアの中から、特に重要と思われる3つを選び出しました。
著者のパーソナルブランドを活用する
中年男性という私の立場を逆手に取り、特有の視点や経験を活かします。私の特徴は、特殊な状況下での離婚後に2人の子供を育てるシングルファザーであることです。
コンテンツマーケティング
単なる本の宣伝にとどまらず、本のテーマに関連する価値あるコンテンツを提供します。ここでは、音楽と彼女との別れから生まれた出来事に焦点を当てます。
ソーシャルイシューとの連携:
「あいから」が扱うテーマが社会的な問題に関連している場合、それを強調し、社会貢献の一環としてプロモーションします。例えば、シングルファザーや喪失からの再生などです。
読者と筆者の共有する体験
「イシューからはじめよ」で触れられている「共通性」の概念を踏まえ、読者と筆者が共有する体験についてChatGPTに問い合わせました。
感情的な体験:
物語を通じて感情的な体験を求める点は、読者と筆者の共通の欲求です。感動や共感を呼ぶ内容は、読者にとって価値あるものです。「あいから」では、共に過ごした時間のストーリー、苦難の克服、そして失われた愛といったテーマがあります。
人生の普遍的なテーマ:
愛、喪失、再生といったテーマは、「あいから」が取り扱っている人生の普遍的な経験です。これらは読者と筆者が共有する感覚です。Noteなどで「あいから後の再生」について記述することで、これらのテーマを補完することができます。
知的好奇心:
物語やキャラクター、文化的背景への深い洞察は、読者と筆者が共有する知的好奇心です。解離性同一性障害(多重人格)は、まだ一般的でないテーマであり、これについての知的な探求は、読者に興味を持ってもらう要因となります。
エンターテイメントへの欲求:
読者は日常を離れて気晴らしを求めており、筆者はそのニーズに応えるために作品を書いています。「あいから」は実話に基づいていますが、多重人格を持つ彼女との非日常的な日常を描いており、エンターテインメントとしての価値があります。
休憩にいかがでしょうか?
読者との感情的絆の構築
筆者と読者の関係性を深く掘り下げると、ストーリーテリングへの共感が重要な要素となります。読者は物語を通じて自分自身の経験や感情を映し出し、筆者は共感を喚起するストーリーを提供することで、読者との絆を築きます。「あいから」では、共に過ごした時間、苦難の克服、そして失われた愛などのテーマがこれに当てはまります。
価値の提供
筆者は教育的、娯楽的、または感情的な価値を提供し、読者はこれを認識し、購入や支持によって応えます。
「あいから」は愛、喪失、再生といったテーマは、特に価値あるものとして捉えられます。
知的探求
物語やそのテーマに対する深い洞察は、読者と筆者の知的な探求を共有する点です。
「あいから」は解離性同一性障害(多重人格)は一般的でないテーマであり、これについての探求は読者の興味を引きます。
感情的投資
読者は物語やキャラクターに感情的に投資し、筆者はその感情的投資を理解し、感じられる作品を作り出します。
「あいから」では、彼女だけでなく、交代人格が特に魅力的なキャラクターとして読者の関心を引きます。
読者層のターゲット化とその戦略
本から学んだ通り、読者を効果的にグルーピングしました。
アニメファンコミュニティ
「進撃の巨人」や「攻殻機動隊」のような人気アニメのファンは、類似のジャンルやテーマに興味を持つ傾向があります。
私のnoteにおけるアニメ感想文が小規模ながら話題になったことから、親和性が高いと感じています。多重人格を扱った映画やアニメも多いため、これは一つの有望な方向性です。
文学・書評コミュニティ
物語の深みや文学的な価値を求める読者は、新しい作家や発見されていない作品に興味を示すことが多いです。
これは私にとって新しい発見であり、このコミュニティへのアプローチが重要です。
メンタルヘルスコミュニティ
愛と喪失、個人の成長といったテーマは、自己発見やメンタルヘルスに関心を持つ人々に共感を呼ぶ可能性があります。
特に喪失後のメンタルヘルスに関する内容は、読者の支援になり得ると思います。
中年層・シングルファザーコミュニティ
中年の男性著者としての視点やシングルファザーとしての経験は、似たような経験を持つ読者層との共感を生むでしょう。
ChatGPTが提案した再婚コミュニティのアイデアを、シングルファザーに焦点を当てて再構築してみました。
複合メディアで高める「あいから」の魅力: 文章から動画への創造的アプローチ
以前、ChatGPTとの対話でTEDプレゼンテーションが18分であることを知り、話すことが得意なため、書いた記事から動画コンテンツを作成することにしました。しかし、知名度が低い状況で18分の動画は視聴されにくいため、まずはショート動画をティザーとして使用し、長尺動画への誘導を試みます。Noteでは、アニメ感想文やプロモーションの葛藤、まだ書いていないものの、喪失から再生に至るプロセス(シングルファザー、大切な人を失う喪失感)について記載します。これらの記事を定期的に投稿することで、徐々にプロモーションを進めます。実際に、小規模ながらショート動画は三桁の視聴数を達成し、少しずつ手応えを感じています。また、音楽や格闘技などの個人的な趣味も何らかの形で関連付け、コンテンツ化したいと考えています。
計画としては、週に1回記事を書き、動画を投稿することに加えて、プロモーション用のショート動画を毎日アップロードする予定です。YouTube Shortでは毎日の投稿がレスポンスを向上させるため、これを施策の中心に据え、アナリティクスを参考にしながら新しいコンテンツを考案します。また、「イシューからはじめよ」の実践はまだ2章までしか進んでいないため、これも継続していきます。ChatGPTをフル活用していることから、その使用方法に関するコンテンツも作成するのも良いアイデアかもしれません。
最後に: 「あいから」との出会いへ
最後に、このような形で「あいから」のプロモーション活動を行っています。これは導入に過ぎませんが、「あいから」の魅力が皆さんに伝わり、興味を引くことができれば、大変嬉しいです。実は、この記事自体もプロモーションの一環です(笑)。興味がわいたら、ぜひ「あいから」をチェックしてみてください。また、ご意見があれば是非お聞かせください。