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共に歩んでいける仲間がいること

YouTubeを見ていて、「ぷろたん」さんの言葉が深く残った。

持病の皮膚疾患が再発してしまいボディビルダーの大会もやむなく断念する事になった。ストイックに身体を絞って磨きをかけている彼には外見の変化に適応できず悩みうつ状態に陥ったそう。都心での生活がままならなくなり静岡の実家で闘病生活を送った。現在は寛解に向かい元の皮膚に戻っている。

昨日投稿されていた動画の中で、悩みの渦中にいた当時のことを語っていた。
「友達と仲間は違うと分かった。友達って過去とか今の現状を確かめ合うもの。自分の悩みを相談しても埋められなかった。やっぱり同じものを挑戦し続けていく仲間が大事だと気づいた。時には競い合ったり、ライバルのような存在だけど」

友達は大事だけど仲間はちょっと違う、なんとなくわかるような気がする。

それはこのNOTEの仲間と似ていると思ったから。

理由は違えど、人生に挫折したり悩みの渦中に居たりと大きな傷をおっている人たちが多い。そのせいで人よりも高い感性で世界を見れるようになって、余計に傷つきやすくなってしまう。だから、どんなNOTEを読んでもその人らしさが滲み出ていて深く胸に突き刺さる。

”この人は今までどんなに傷ついてきたのだろう”

NOTEを超えて”あなた”を知りたくなり、近づきたいと思う。文章の先の人柄に惹かれていく。

友達とは違う感情。仲間は時に苦しく、妬ましいという感情も作り出す。追いかけたい背中はとても遠くて、高すぎる目標になってしまう。自分が表現したかったモノを優しく文章にしている仲間に「どうして自分には才能がないんだろう」と卑下してしまうわたしが居る。
読めば読むほどに私とあなたの距離が遠くなってしまいそうで、大好きな文章を読めなくなる日もあった。辛くて苦しくてどうしてこんな感情が出てくるのかと思うほどに。別にそこまで大変な思いをして続けなくてもいいだろうと多くの人は思うだろう。私はなぜか辞めることはできなかった。
文章が書けない日もあって、パソコンに向かえない時にもどうにか絞り出した思いを文字にして投稿した。私には難しい挑戦だったのかも・・・何度も思った。

苦しい中でも今日まで手を止めなかったのは、タイムラインに流れてくるNOTEの中に自分と同じ思いの文章にたくさん出会ったからだ。

”みんな同じ悩みを抱えている。模索して、あがいてどうにか今日を生きている”

そう思った。生まれたのも、育った環境もまるで違う人達が、自分と同じことに挑戦し、悩み、もがいている。仲間にはそういう共通点が多くあるから友達よりも身近な存在になっていくんだと思う。

妬んだり、辛くなったりと醜い感情が渦巻いている時間は、意地悪で汚い人間なんだろうと感じる。でも、それは人生をⅠつステップアップするためには必要な物。どんな感情になったとしても、私にはNOTEの仲間が唯一無二であり、手放せない存在になっている。

温かく、優しい血がこのNOTEの中には流れている。大好きな人達の言葉がたくさん溢れている。30代を半ばにして仲間なんて青臭い事言ってって思われるかもしれないけど、今更仲間の大事さに気づいた。

NOTEーつくる、つながる、とどける。

これからも、心を文字にして見えない誰かに届け、繋がっていたい。


最後まで記事を読んでくれてありがとうございました!