マルタってどこ?
実体験
こんにちは、皆さん昨今は言うまでもなくグローバル社会ですね。海外旅行は普通の人が普通に行く時代ですし、海外留学やワーキングホリデーで海外へ行ったことがある人も少なくないです。
そんな中友達からこう言われたらどうしますか?
「マルタへ留学するんだ。」
「大学生の時にマルタに留学してたんだ。」
マルタ?…マルタ…どこだっけ?
なんとなくヨーロッパっぽい響きだな、マルタ島って聞いたことあるけど、国なの?地域なの?
まぁ、これは私の実体験です。
多くの人はマルタのことをあまり知らないはず。今日は、一緒にマルタのことを学んで、マルタへ留学へ行く、地中海が似合う人と仲良くなれるチャンスを作りましょう。
マルタ共和国
まずは、マルタの場所から見ていきましょう。
イタリア半島の南に位置し、チュニジアなどアフリカにも近いです。ゴゾ島とマルタ島から成ります。
マルタとは…
通称マルタ、南ヨーロッパの共和制国家。欧州連合(EU)の加盟国でもあり、公用語はマルタ語と英語、通貨はユーロ、首都はバレッタである。地中海中心部の小さな島国で、人口は約40万人。いわゆるミニ国家の一つ。
イタリアのシチリア島の南に位置し、面積は316km2で、東京23区の面積622.99km2の約半分の大きさである。
地中海のほぼ中央にあり、アフリカ大陸にも近い。このためカルタゴ、共和政ローマ時代に既に地中海貿易で繁栄し、その後一時イスラム帝国の支配に入ったこともある。それに抵抗して戦ったマルタ騎士団がこの地の名前を有名にした。
小型犬のマルチーズの発祥の地であり、マルチーズの名はマルタに由来する。
(出典:Wikipedia)
なるほど、そもそもですが、マルタは島国で共和制の独立国家ですね。
東京の人口が1400万人くらいなので、マルタの人口は国全体で東京の30分の1ほどです。
マルチーズの由来にもなっていますね。
マルタ共和国の国旗
マルタ共和国国旗
国旗の意味
白と赤の縦分割旗…相当古い時代から使われていたとされています。
左上に描かれている十字…ジョージ十字と呼ばれています。第二次大戦中ナチス・ドイツの攻撃に抵抗したマルタ市民の名誉に対して、1942年に当時の英国王ジョージ6世にちなむジョージ十字勲章が与えられ、それを旗に表示する勅許を受けたことから、国旗に描かれています。
観光名所
コミノ島 ブルーラグーン
コミノ島 ブルーラグーン
マルタのビーチと言えばコミノ島。
透明度が高く、船が浮いて見える「ブルーラグーン」が見られます!マルタ島からは船で20分程のため、ぜひ足を延ばして欲しいところです。島は小さいため、半日しか時間がなくても楽しめます。
ぜひ昼間にはブルーラグーンを見て泳いで遊んで、夕方から夜にかけては、古代から多くの民族が商売や戦争で行き来した地中海を眺めながらのんびりしたい。
それでは次の観光地を紹介します。
聖ヨハネ大聖堂
聖ヨハネ大聖堂
「聖ヨハネ大聖堂」は、聖ヨハネに捧げるために騎士団によって建てられた建物で、外観からは想像できない程の豪華な内装が特徴となっています。
また、よく見ると壁にはマルティーズクロス(マルタ十字)があしらわれています。加えて、付属している美術館には画家カラヴァッジオの作品も展示されています。
カラヴァッジョ好きの私にはたまらない。マルタ共和国でカラヴァッジョの作品に出会えるなんて運命的です。
カラヴァッジョについて詳しく知りたい方は、マガジン【美術】にもある、私の記事「カラヴァッジョの斬首の絵」をご覧ください。
皆さんいかがだったでしょうか?
マルタについて少し詳しくなったのではないでしょうか?
これで、友達とマルタの話になったら、
「地中海の島国だよね。コミノ島は海がとてもきれいで、聖ヨハネ大聖堂っていうすごくきれいな教会があるよね。地中海の歴史を感じながら、マルタでのんびりしたいな~」
って言えますね。
P.S.
海外旅行行きたい。マルタもすごく素敵だ。観光地も紹介しきれなかったけど、素敵なところがたくさんあった。
聖ヨハネ大聖堂もすごく素敵だった。今、美術編で西洋の美術中世美術まではまとめて、イタリア・ゴシックの様式に似てるって思った。
ロマネスク様式に丸いアーチと小さな窓が似てるけど、レンガ造りってところが違うね。
ロマネスク様式は石柱・石壁・石造天井でキリスト教や教会の永遠性を表現してるもんね。
外見は、比較的規模が大きいつくりと、屋根が塔になっていることが、ゴシック様式に近い感じだね。
入口の石柱は、上部が武骨な四角いシンプルな装飾なところが、古代ギリシアの神殿建築の柱のドーリア式に近い感じ。
内装は、壁や柱の細密画に似てるデザインがイスラム美術も感じさせる。
聖ヨハネ大聖堂はヨーロッパの様式もありながら、ギリシャ美術とか、イスラム美術とか多文化を感じさせるところが、イタリア・ゴシックって感じかするな。
天井とかに描かれる絵は、ルネサンス盛期以降の書き方に感じる。イタリア・ゴシックの頃はまだあんなに人物をリアルに描いてなかったよね。
…調べたら、聖ヨハネ大聖堂は1565年に建設開始されたので、美術史的には盛期ルネサンスが終わったころだね。
ロマネスク様式とは少し違う。側面の円形の窓も初めて見た。半円とか四角い窓はヨーロッパ教会に多いけど、マルタには円形の窓がついてるんだね。
丸い窓って四角い窓よりなんかロマンチックだよね。
最後まで読んでくれてありがとう(*ノωノ)
今日も記事書くのたのしかった。
最近美術が多かっから、美術は美術で楽しいけど、マイナー国シリーズも好きだな。
Aika