それ本当にアンコール・ワット?
どちらがアンコール・ワット?
皆さん名前は聞いたことあるであろう、アンコール・ワット。
「カンボジアの世界遺産で石造の仏教寺院だよね。」
「私行ったことあります」
という人もいるかもしれません。
では、問題です。
次の写真を見てどっちがアンコール・ワットでしょうか?
難しい人もいると思います。いくらアンコール・ワットが有名といっても姿まで正確にわかる人は少ないと思います。
正解からいうと、下がアンコール・ワットの写真で、上はバイヨンという遺跡の写真です。
今日はアンコール・ワットの見分け方について話したいと思います。
どうして、この話題を選んだかというと、アンコール・ワットと検索すると上の写真、バイヨンの写真がでてくることがたまにあります。そこで、「その写真はバイヨンだよ。アンコール・ワットじゃないよ」ってことをお伝えしたいと思ってこの話題にしました。
アンコール・ワットとバイヨンを見比べる場合、バイヨンを見分けることが簡単です。
下バイヨン
バイヨンもカンボジアにある遺跡で、アンコール・ワットから車で5分くらいのすごく近くにあります。
バイヨンの特徴は塔の側面に顔があることです。
顔はこのバイヨンの設計を命じた、当時のアンコール朝の王様ジャヤヴァルマン7世の顔です。
顔は表情が一つ一つ違い、王様は自分の権威や慈愛心・親しみを表現するために、いろいろな表情を作ったと言われています。
続いて、アンコール・ワットです。
下アンコール・ワット
アンコール・ワットの写真で多いのは、水面に反射した逆さアンコール・ワットが印象的なこちらの写真だと思います。
これはアンコール・ワットの中でも人気の写真スポットです。
アンコール・ワットには塔の側面にはバイヨンのような顔はありません。
インターネットの誤情報
インスタグラムやインターネットで画像検索すると、なかなかの確率でバイヨンの写真があたかもアンコール・ワットかのようにでてきます。
これからはそんなときに、インターネットの誤情報に惑わされないですし、
「あ、これバイヨンの写真だ」
って言うと、カンボジアの遺跡に興味がある人には感心されると思います。
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Aika