Inclusion-インクルージョン- 感想
この作品は本当に読むだけでした。
人物を選択して読むだけ。ミステリーが強いのかと思うとそうではなく、人間模様を描くって言う感じ。
読み進めて、読み進めた先で事件の真相が暴かれる、みたいな感じなので、正直に言ってしまうとセールで買えてよかったなと思うような感じでした。
500円セール、文庫本一冊だとするととても楽しめたのではないかと思いました。
一人の物語を読むと次が読みたくなり、それを繰り返して犯人へとたどり着く構成。
そして、最後に読めるお話しで全てが完結します。
もっと余韻に浸りたい方はkindleで続編が無料配信しているので読むと良いと思います。
私は途中まで読みましたが面白いと思っておりますし、ライターさんの他作品が薄桜鬼と知って納得したよ。
文章が好きだったんだ。
ただそれだけなんだけども。
人の感情を書くのが上手い人だな、と思っていて、いろんな視点から同じ物語を書いているのであっぱれとしか言えませんでしたわね。
好きな作品の一つに上げたいくらいには好きな作品です。
ただ、声が出てしまうと犯人含めいろいろ分かってしまう気がするのでボイス無なのがよかったのかなとも思う。
これだけは言わせてほしい。
ドラマCDどこかで配信してください。
とても聞きたいです。キャストが豪華すぎて、そのままのキャストでリメイクなんてしてくれた暁には私が泣いて喜びます。
無いと思うけどね。
だっていくらかかっても回収できないくらいキャストが豪華だもの。