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熱性けいれんとの付き合い方【3歳児の子育て

私の息子はこれまでに2回、熱性けいれんを起こしたことがあります。

  • 1回目:2歳8ヶ月

  • 2回目:2歳11ヶ月

初めての発作は本当に驚き、どう対応すればいいのかわからず、不安でいっぱいになりました。2回目を経験したことで、少しずつ心の準備ができるようになったものの、それでもやはり動揺するものです。

同じような経験をした方の参考になればと思い、記録として残しておこうと思います。


その日は突然やってきた

「熱性けいれん」という言葉は聞いたことがありましたが、まさか自分の子がなるとは思っていませんでした。

その日、息子は朝から少し発熱。とはいえ、それまでも同じような発熱は何度も経験しており、本人も元気だったため、気晴らしに公園へ。
※今思えば、最大の反省点です。本当はしんどかったのかもしれない、と今でも申し訳ない気持ちになります。

帰宅後、昼食をとってからお昼寝へ。
1時間ほど経ったころ、寝返りを打つ気配を感じて様子を見に行くと、熱性けいれんを起こしていました。

救急車を呼ぶべきか迷う

けいれんは約3分で収まりましたが、救急車を呼ぶべきかわからず、#7119(救急相談窓口)へ電話。

息子は焦点が合わず、呼びかけてもぼーっとしている状態。
そのことを伝えると、「すぐに救急車を手配します」と言われました。

しばらくすると、そのまま息子は入眠。

けいれんの最中は意外と冷静に観察できていましたが、意識が戻らないまま眠ってしまったときは本当に怖かったです。

救急車が到着すると、驚いたのか目を覚まし、そこで初めて「意識が戻った」と確信できました。

初回の診断結果

小児科へ搬送され、診断は「単純型熱性けいれん」とのことでした。

お医者さんによると、1回きりで済む子もいるし、何度も繰り返す子もいるそう。
今の時点ではどちらになるかわからないものの、「2回目も遠慮なく救急車を呼んでください」と言われました。

この一言で少し気持ちが楽になりました。

そして2回目のけいれん

それからの3ヶ月間、息子は元気に過ごしていました。

でもある日、インフルエンザで発熱。
夕方には38℃台に。

「またけいれんを起こすかも…」と警戒しつつも、あまり気にしすぎないように、普段通り息子の隣で就寝しました。

すると明け方、突然、苦しそうな声が…!
目を覚ますと、息子が再びけいれんを起こしていました。

これからのことを相談

救急で診てもらったお医者さんによると、熱性けいれんには「ダイアップ坐薬」という予防薬があると説明を受けました。

お医者さんによると、ダイアップ坐薬について考えるべきことは3つ。

  1.  投薬しても100%防げるわけではない

  2.  発熱37.5℃以上で毎回使うべきなのか難しいところ

  3.  薬のやめどきを決めるのも難しい

2・3については、多くの親が悩むポイントだそうです。

そのお医者さんの見解としては、「この薬は、親の安心のためのお守りのようなもの」であり、単純型熱性けいれんの場合は必須ではないとのこと。

確かに、納得です。

でも、息子の苦しそうな顔を何度も見るのはつらいし、救急車を呼ぶのも大変です。我が家には車がなく、ワンオペの夜もあります。

この不安を考えると、「お守り代わりでもいいから」と思い、ダイアップの処方をお願いしました。

熱性けいれんは小学校に上がる頃には収まる子が多いそうです。

それまでは「熱が出たらどうするか」を夫とも共有しながら、慌てず対応できるよう準備をしておこうと思います。

同じような経験をされた方の参考になれば幸いです。

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