海外駐在員妻ワーキングママの家庭とキャリア
今の時代は、海外駐在員の夫に付いて自分のキャリアを「犠牲」にしている妻もたくさんいると思います。ただ、金銭的にはかなり恩恵を受けられる立場なので、しっかりと家庭のことが出来るという意味においては、めちゃくちゃラッキーなポジションでもあります。
私の場合は、夫の海外就職についてきたというものの、駐在員としての地位ではない為、普通のサラリーマンの為、私も働かなければ家計が成り立たない状態です。今この主婦というのか無職という立場がいつまで続くのかとドキドキしております。
でも、仕事がなくなった為、子供たちの学校でのイベントに色々と参加できることが増えました。昨日会った授業参加にしても、子供に
「ママがお仕事していないから来てくれる。やったー」
と言われました。
私は、これまで海外長期出張なども多い職場にいた為、子供と離れることもしばしばあったのですが、その度に子供に
「さみしい?」
と聞いても、
「ママがいてもいなくてもどっちでもいいよ」
とスマートに返していたので、
「本当に私がいてもいなくてもどっちでもいいんだろうな。私が家にいるときは一緒にいるし、1週間位離れていても問題ないんだろう」
と思っていました。
でも、実際には出張から帰った日には必ず私のベッドに寝に来ていた息子。本当は、ママに家にいて欲しかったのかもしれません。
そう思うと、今度の仕事は責任が少なく、出張も少ない仕事にしようと思ったのです。ただ、そうなると私のお給料レベルも減るわけで、やりたい仕事とは違うかもしれず、ワーキングママとしては、節約も仕事もフルで頑張るという状況です。
必ずしも自分自身の仕事探しには有利には働かない都市に住んでいるものの、何とかしなければいけない。大都市まで通勤することを考えると、家庭の時間が持てなくなってしまう。海外での帯同ワーキングママは本当にどうやって生活しているのだろうか?と疑問です。
でも、今日の朝も娘が
「明日、ママが授業参観きてくれる。イエーイ」
と言っていたので、私にもここでの役割があるようです。
今日も朝から自分で就職の役に立ちそうな勉強をして、ジムに行って、ご飯を作ってみんなを笑顔で迎えるよう心掛ける、そういう日を送っています。
いつか私もパワハラや長時間労働のストレスをある程度抑えながら、家庭も守れる自分らしく働ける環境に出会える(あるいは作る)と良いなと思っています。