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ChatGPT音声対話機能がもたらす可能性:高齢者の話し相手から若者の支援まで

お疲れ様です。

日々、ChatGPTをはじめとするLLMと対話を続けています。

最近、年配の方にChatGPTのリアルタイム音声対話機能(Advanced voice mode)を試していただく機会がありました。

「最近、音声でなんでも聞けるんですよ」とご紹介したところ、戦時中の話や戦後の法改正について楽しそうに質問されていました。

その様子を見て、ChatGPTの音声対話機能は、ご高齢の方の話し相手として有用だと感じました。高齢になると人付き合いが減りますし、スーパーでの「レジ袋いりますか?」という会話が一日の唯一の会話になる、という話も聞いたことがあります。

会話の機会が減ることで、気が滅入ってしまい、結果として健康寿命を損なう可能性もあります。

そうした方々へのサポートとして、ChatGPTの音声対話機能は十分に役立つのではないでしょうか。

一方で、子どもへの利用については私は慎重に考えるべきだと思います。人格形成の重要な時期に、人との対話ではなくAIとの対話に依存することには少し懸念を覚えます。

ただし、中学生や高校生で学校に馴染めず引きこもっている方々にとっては、話し相手として非常に有用ではないかと感じます。

私は学生時代、学校に馴染めなかった方なので、こういった音声対話機能があって、悩みを聞いてもらえたら、どれだけ救われただろうと真剣に思います。

この音声対話機能が、今後どのような形で私たちの生活に浸透するのか楽しみですし、将来的にはAIが、話し相手という役割を超えた新たな価値を提供する日が来るかもしれないなと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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