「Grok」でSNSの投稿がもっと身近に
お疲れ様です。
日々、ChatGPTをはじめとするLLMと対話を続けています。
私は、ChatGPT、Claude、Gemini、Perplexityを使っていますが、最近新たにX上で利用できる「Grok」を試し始めました。
Grokは、X上で動作するLLMで、通常の対話以外に、検索機能があり、ウェブページだけでなく、Xの投稿も含めて回答を生成できる点が特徴です。
ChatGPTなどのクローズドモデルに比べると、深い議論にはあまり向いていない印象ですが、Xの投稿の翻訳など、ちょっとした用途には便利だと感じています。
そんな中で、「Grok」という名前の意味が気になり、調べてみました。
その結果、Robert A. Heinleinが1961年に発表したSF小説「異星の客」で使われた造語であり「腑に落ちる」や「直感的に理解する」といった意味があることが分かりました。
XというSNSを利用していると、日々膨大な情報が流れてきます。その中には、正直なところ、難しくて理解できない投稿も少なくありません。
そんな時、Grokを使えば投稿者の意図を理解する助けになるため、「Grokというサービスは、その名前の通り、直感的に理解できる状態を提供することを目指しているのかもしれない」と感じました。
ただし、GrokはX上だけで使えるサービスではないため、必ずしもそういう意味に限定されているわけではないでしょう。
それでも、LLMの本質は、これまで理解できなかったことを、各ユーザーのレベルに合わせてサポートし、結果として「直感的に理解できる」状態を作ることにあると考えています。そのため、Grokという名前はLLMの本質をよく表しているのではないかと感じました。
なお、GorkではなくGroqという会社がありますが、これはLLMの推論に特化した半導体チップを開発するスタートアップであり、全くの別物です。
こちらのGroqもLLMの推論に特化した半導体チップの分野で注目されている企業であり、両社ともよく話題に挙がるので混乱しないように注意が必要です。
また少しAIについて詳しくなれたことが嬉しく思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。